2017年07月31日

「我慢比べ」の90分

高校野球やJ1リーグのスターが、スポーツマスコミを賑わせている中、JFLでは残留争いを占う上で大事な一戦が行われた。

おれは大阪から当日移動し、栃木市総合運動公園陸上競技場に到着したのがキックオフ10分前。


既に、浦安の声出しファンは集まっていた。いつもの雰囲気と比べると、若干ではあるけど緊張感が漂う。

間もなく選手入場となり、いつもの歌で出迎える。


先日の大阪と比べると涼しく感じるが、今にも雨が振り出しそうな曇り空。7月の過去3戦と比べると、走りやすい環境だ。

と思ったが、両チームともかなり慎重な立ち上がりだった。

栃木ウーヴァは、攻撃に転じるとき、ほとんどの確率でFW若林をターゲットにロングボールを蹴ってきた。
そのセカンドボール奪取率は五分五分といったところ。傍から見れば、単調なペースで時計の針が進む。
声出しファンは、低調にならずに応援を繰り返す。天皇杯vs柏レイソル 以降は、楽しく応援する空気が「少しだけ」無くなっている。選手を励ますことに集中。

一方の攻撃は上松や田中貴大が、視野が広いプレーを展開するも、大きなチャンスは作れず。
前半はスコアレスで折り返す。


後半は、「浦安よりも勝ち点3を欲しいであろう」栃木ウーヴァの攻勢が強まる。カウンターのキレが増しているように感じた。
浦安がボールを奪っても、いい形で攻撃できない。

ロングボールの対応ミスから、「やられた!」と思う場面もあったが、本吉のスーパーセーブで事なきを得る(劇場型キーパーと思っていたが、今年は安定感も出てきた)。


浦安も攻撃的ポジションの選手を替えて、チャンスを作るも得点はできず。

このまま時間は経っていくが、両軍とも「リスクを大きく冒して攻撃」することはなかった。少ない手数でチャンスを作る場面があった以上は、守備陣形を崩してまで…という思惑が働いたのだろう。



両チームの選手は、できることを全うしたように思えたが、このまま試合終了。個人的に「満足はしていないけど、納得できる」結果に終わった。



試合後の応援席は、喜びもせず哀しむこともなく淡々としていた。

僅かだが、応援に疲れた空気はあった。



「残留争いから簡単に抜け出そう」と思わないほうがいい。と考えながら、帰路についた。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:19| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月30日

第三者から見た「大阪ダービー」※但し、声出し目線

明治安田生命Jリーグには、有名なダービーがいくつかある。

おれの住んでいる関東では、「さいたまダービー」がサッカーファンの間で知られている。

特に、大宮公園サッカー場(NACK5スタジアム)での試合は臨場感があり、TVで観ていても雰囲気は素晴らしい。


関東以外で有名なダービーといえば、静岡ダービーだろう。どちらの本拠地も球技場だが、熱狂的なサポーターが陣取るエリアは、ピッチから少し高さが離れている。

他に有名なのは、「大阪ダービー」だ。

特に吹田スタジアムは、1F席であればピッチが近く、なおかつ屋根もある。


このスタジアムで、両チームの応援を勉強したくなり、カテゴリー2のチケットを購入。(セレッソには悪いけど、試合中はずっとガンバを応援していた)



そして、キックオフ90分前にスタジアムへ到着。

両サイドの自由席へ入るゲートには長蛇の列。フラッグやタイコを持つサポーターもいて、選手のスタジアム入りに合わせて応援していたことが分かる。


スタジアムに入場した後は、両チームのサポーターをじっくり観察した。
昨年の vs浦和 以来となる吹田スタジアムで、テンションも上がった。

昨年の観戦記:吹田スタジアムには魔物が棲んでいる


ガンバは、公式グッズ以外の掲示物・フラッグが使用禁止となっている。
IMG_4002.JPG

対するセレッソはフラッグを大量に振って、ビジュアルでも後押ししようとする気概は感じられた。
IMG_4001.JPG



ただ、セレッソの応援が、試合前から飛ばし過ぎでは?と疑問に思った。ガンバ以上に声援が大きかった。

一方、ガンバの応援は、試合前から飛ばし過ぎなんて思わなかった。


その後、選手紹介のアナウンスで、ずば抜けた実力のある選手には、相手チームのサポーターから大ブーイングが飛ぶ。
お互いに、わかってらっしゃる。

IMG_4017.JPG

ここで、ガンバのコールリーダーが、メイン・バックのガンバサポに向かって、声&手拍子で選手を後押しするようトラメガで伝える。「スタジアム全体で一体感を持った応援をしたい」考えが分かる。

いい雰囲気になったところで、選手入場。

両チームサポーターのテンションが急上昇する。

IMG_4024.JPG

IMG_4025.JPG


ガンバは、公式グッズ以外の掲示物・フラッグがない分、声援と手拍子が凄かった。

そして、キックオフ。

ダービーの雰囲気もあり、両チームとも出足が早い。球際の攻防が激しい。

昨年の vs浦和 を思い出させる。



前半はセレッソが優勢に進めていた。しかし、両チームの守備が光り、どちらも大きなチャンスはほとんどなし。スコアレスでハーフタイムに入る。


後半立ち上がり、ガンバ守備陣のミスもあり、セレッソの杉本が先制点をゲット。ガンバサポは10秒近く声が出ない。ショックの大きさが伝わる。

得点を取った杉本は、バック側のコーナーフラッグ近くで喜びを爆発させる。個人的に、この杉本の行動は「少しもったいない」と感じた。ビジター自由席の中心部へ駆け寄れば、セレッソサポのテンションはもっと上がったはず。


その後は五分五分の展開。ガンバのベンチは、アデミウソンを準備させていた。そのとき、追加点を狙った杉本のヘッドがバーを直撃。しかし、吹田スタジアムに「悲鳴や、変などよめき」は大して起きなかった。

昨年の観戦記にも書いたが、ガンバサポは「選手を後押しする」意味を分かっている。

そう思った直後。

サイドを走りまくっていた藤春のクロスから、ファンウィジョのヘッド炸裂。ガンバが同点に追いつく。

吹田スタジアムが大歓声に包まれる。ガンバサポのテンションが急上昇。


そして、アデミウソンを投入。ガンバは勝ち越しを狙う。

後半30分過ぎ、ガンバがCKのチャンスを得る。ガンバサポは、声援と手拍子の嵐で選手を後押しする。このとき、ホーム寄りのバックスタンドにいたが、おれの周りにも声援や手拍子を送る人が多い。セレッソの応援は、タイコの音がかすかに聞こえる程度だった。

何か起こる予感はあったが、三浦弦太がニアでドンピシャヘッド。GKのキム・ジンヒョンが反応できない完璧なゴールでガンバが勝ち越し。

このときの一体感は、おれの文章力では表現できない…


こうなると、ガンバの応援は「押せ押せ」モード。一方のセレッソの応援は、少しテンションが下がっているように思えた。

そんな空気の中、アデミウソンが決定的な追加点。セレッソサポは明らかに意気消沈。

ガンバのコールリーダーは、それに気づいていたか定かではないが、この場面で初めて↓のチャントを出す。



俺たちが 大阪さ 黒 俺らだけ


ガンバサポが、「誇らしげに」「堂々と」歌う様子が、この試合で1番印象に残ったシーンだ。


結局、このまま試合終了。吹田スタジアムで初開催となる大阪ダービーは、ガンバの勝利に終わった。


セレッソの応援が決して悪いとは思わなかったが、この日はガンバの応援が素晴らしかった。

「90分間、一体感を持って応援する」大切さを、改めて感じさせた一戦だった。

IMG_4047.JPG


posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:42| Comment(0) | その他J1J2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月23日

浦安SCのOBが大集合

JFLは、盛夏が続く中で連戦が続いている。

降格する可能性が高いブリオベッカ浦安が柏の葉に迎え撃つ相手は、空母ことFC大阪。勝ち点を取るカギは、「昨年のリーグ得点王」川西誠をはじめとする破壊力抜群の攻撃陣をいかに抑えるか。この1点だった。



両チームのファンが掲出したダンマクは以下のとおり。

FC大阪
IMG_3836.JPG

浦安(拡大)
IMG_3835.JPG

新監督就任3週間後、「柴田浦安」の横断幕が今日から登場。新監督に対する期待の高さが伺える。前監督の横断幕は…6年半で1回も作られなかった。つまり、そういうことだ。

試合前のアップ時や選手入場前に声出し隊は、(珍しく)応援の話や、試合で想定される展開について忌憚のない意見が交わされる。その意見で出た案は、試合中に実施されることになる。

声出し以外の客席を見ると、いつも以上に子どもたちが多い。夏休みに入ったからだろう。
他に、浦安SC(ブリオベッカ浦安)のOBが何人もスタンドにいた(おれが確認できただけで4人)。

そして、選手入場。

IMG_3838.JPG

浦安のスタメンは前節と変わらず。対するFC大阪のGKは永井文也
2011年の浦安JSC当時から昨年まで、浦安のGKだった選手。そして今年(金持ちの)FC大阪へ移籍。現在は正GKだ。

コイントスで勝った浦安は、前半で追い風になるようにエンドチェンジを要求する。

となると、GK永井は、声出し隊の近くのゴールを守ることになる。声出しは先ほど出た意見をもとに、永井を温かく出迎える。(誹謗中傷以外の)いろいろなことを言った気がするけど、派手なユニフォームにかけて「ピンクが似合う男前」という声援が飛んだときは、声出し隊の全員が笑った。そのキャッチフレーズは、現強化部長のはず…
そんな声援(?)に対して、永井は会釈してくれた。


そして、キックオフ。

相変わらず永井は浦安ファンに大人気。バックパスでボールを貰う度に、ブーイングではなく「危ない!」の大合唱(苦笑)を受けていた。

ピッチ全体に目を移すと、FC大阪は浦安の人数を掛けた守備に少し手を焼いている印象だった。秋葉、上松の前でFC大阪の選手がボールを受けても、その後をいい形で繋がせない。特に、川西誠は左ウィングから1列下がったところでプレーすることも多かった。

風上にエンドをとったこともあり浦安の守備はうまくハマっていたが、攻撃ではあまりいい形を作れない。ただ、FC大阪が浦安にロングスローを投げさせたくない守備をしていた。FC大阪から見てスローインに逃げたほうがいい場面も、無理に前線へロングボールを蹴るシーンが散見された。

どちらのチームも閉塞感が漂う中、浦安のウィングバック田中貴大がサイドを駆け上がる。マッチアップするのはFC大阪の舘野。「親友」のマッチアップだったが、田中貴大はマイナスの角度にパスを出す。PA内で南部が倒されてPK獲得。100%PKかといえば、そうではないが、いい形でボールが入ったのは事実。
個人的には、南部に蹴ってほしかったけど、キッカーは清水。浦安JSC時代からの主力同士がこんな形で対峙するとは…当時から浦安に携わっている方々の心中は察するに余り有る。

PK阻止率が異常なほど高い永井だったが、清水はボールを浮かせてキーパーの手が届きづらいところに蹴り込んだ。豪快にネットを揺らし浦安が先制。

エレクトリカルパレードが柏の葉で流れる。その直後、またも田中貴大がサイドを駆け上がり、ゴールライン近くからマイナスの角度にパスを出す。南部がボールを受けたが、角度はほとんどない。GK永井も間合いを詰めに来ている。と思ったら、右足ヒールでボールを転がす。永井は完全に裏をかかれ、再びゴールネットが揺れる。


大阪相手に2点リードを奪ったことで、客席のテンションは急上昇。エレクトリカルパレードも盛り上がる。声出し隊は意気上がったけど、おれは違うことを考えていた。「FC大阪が嫌がることを徹底してほしい。相手に攻撃するスペースを与えないでほしい」

2点目以降の前半は、浦安のウィングバックが高い位置を取ることも多かったが、スコアは2-0のまま前半終了。

ハーフタイムの応援席は、浮かれた気分が全く無かった。いつもよりは緊張感があった。
後半開始直前、ロッカーアウトが遅れた浦安の選手たちを見て、リーダーが一言

「ピッチにいる選手の中で、ブリオベッカ時代しか知らない選手は何人だろう?」
リーダーの頭の中で、いろいろな出来事が交錯していることを伺わせた。


後半からエンドが代わり、FC大阪が風上にエンドを取る。当然、攻撃の圧力は高まる。

浦安は守りに集中する。ボールを奪ったら、少ない人数で攻める(そういう指示があったかもしれない)。

しかし、バックパスのパスミスもあり、いい形にはならない。浦安は1枚目の交代で清水→坂谷のカードを切ったが、坂谷がカウンターできる機会は、かなり少なかった。

GK本吉が何とかセーブする場面も目立ち始めたが、浦安は攻撃する機会を伺っていた。

そんな中、大阪が自陣からのフリーキックを得る。浦安はいささか攻撃のことを考えているように感じた。そんな中、ボールを繋がれて、PA外から川西が豪快なミドル。角度はやや左で20m以上あったが、本吉でも止められない。大阪が1点を返す。川西のシュートは素晴らしかった。J2チームのエースストライカーでも、決められない選手がいるだろう。とはいえ、浦安に油断があったのは事実。


このゴール以降、ますますFC大阪の攻勢が強まる。浦安の柴田監督は、後半20分過ぎに交代枠を使い切る。前線3枚をすべて代えた。

前線の3人はチェイスをかけ続けていたが、FC大阪からボールを奪えない。とにかく必死に守る。その中でも、富塚が特によかった。流れの中から川西に決定機を与えなかった。

FC大阪もフィジカルが非常に強い塚田を投入するなど猛反撃を見せる。CKは何本与えたか分からないくらい多かったが、浦安はなんとか凌ぐ。
試合が終盤に差し掛かるころ、本吉がキレキレの動きを見せる。浦安時代の永井の過去最高を上回ると言っても大げさではない。絶好調だったときの中島級の活躍ぶりだ。


浦安は意思統一してとにかく守る。

ピンチは何回あったか分からない。「やられた!」と思ったことも1回や2回ではない。
それでも、1点リードで後半ロスタイムを迎える。

ロスタイムの3分は、全員が最後の力を出して走り切り、決定機を与えない。


このまま試合終了。

IMG_3839.JPG

ブリオベッカ浦安が久しぶりの勝利を挙げた。ホイッスルが鳴ったとき、柴田監督を注視していたが、右手で力強く拳を握ったのみ。トップチームの監督として、大きな初勝利でも、子どものようにはしゃぐことはなかった。

以下、浦安ファンの試合レポート(リンク)

歓喜と追憶の90分(ベか舟と矢切の渡しとサッカーと)

5回目の出撃にして空母初撃破 浦安 VS 大阪(青白サポの観戦日記)



当然、浦安ファンはハイテンション。声出し隊は、ハイテンションの中に、少しだけ安堵感があった。

そして、ラインダンス(柏の葉では初めて)。みんないい笑顔だ。


柴田監督へのインタビューが行われたあと、清水と南部のヒーローインタビュー。苦しいチーム状況でも、悲壮感がなかったところは心強い。




この直後、非常に残念な出来事が起こる。

引き上げていた選手にインタビューするため、チーム関係者が「場内のマイクで選手を呼び捨て」にしたこと。

さすがのおれも「選手を呼び捨てにするんじゃねーよ!」と客席から叫んだ。

現場が結果を出しても、チーム関係者が「選手や関係者、ファンに対して失礼な行動・言動」をすれば、観客は増えないだろう。まして、ジュニアチームが原点で「規律や礼儀に厳しい」チーム方針なのに…

いっそのこと、ヒーローインタビューはスクール生が行うことも1つの手だろう。



勝利した試合なので、下のツイートでごまかしてみる。






この試合は、数年前の浦安オールスターの様相だった。活躍した選手、ベンチ入りした選手、相手の選手、客席から見届けた選手etc.

こういった選手たちの活躍があったからこそ、JFLで試合することができる。
個人的に残留したい思いが強まったところで、選手によるお見送りタイムの前に柏の葉を離れ、




流経大ドラゴンズ龍ケ崎vsヴァンラーレ八戸の試合が行われている、
龍ケ崎へ。

IMG_3844.JPG


高速道路を使って、後半開始前に到着。

キックオフ直前の円陣が解かれたところで、八戸応援席に乱入!
(台本は全くなかったけど)八戸サポに温かく迎え入れてもらう。八戸にとっては、昇格に向けて絶大なるアシストをしてくれた認識があるのだろう(うち1人は、土下座をするフリまでしてくれた)。


おれは、残留に向けて必死になっているだけ。ピッチ上では、浦安で大活躍した選手もいる。ドラゴンズには悪いが、おれは八戸を応援した。
ドラゴンズもヴァンラーレも決定機はいくつもあったが、結局はスコアレスドロー。


八戸応援席は、何とも言えない空気が漂っていた。
それでも、おれたち(2人だけど)が八戸サポにあいさつして客席を離れるとき、




「ブリオ ベッカ ウ ラ ヤ ス!!!」の大合唱が自然発生した。さすがのおれも戸惑った。




…いろいろな感情が湧き出た1日だった。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 15:59| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月16日

ムサリクにヒーローは来なかった

セカンドステージ開幕戦で八戸に負けたとはいえ、試合内容は改善しつつあるブリオベッカ浦安。


昨日は、武蔵野市立武蔵野陸上競技場(以下、ムサリク)に乗り込んで東京武蔵野シティFCとの一戦だった。


ムサリクは三鷹駅から徒歩でも20分ちょっとで到着するが、昨日の昼間は迷わずバスに乗り込んだ。それほど暑かった。


IMG_3805.JPG

開門後、大量に持ち込んだおいしい炭酸水(福岡県朝倉産)で、のどを潤す。(日本酒が見えるのは気のせい)
アウェイサポ観戦エリアは、樹木の木陰に覆われ涼しく感じる。

IMG_3806.JPG


しかし、ピッチ上は無風状態で、2週続けての灼熱状態。選手のピッチ内アップが行われる。その間柴田監督が、選手に指示する場面も散見された。


ピッチ内アップが終わり、両チームの選手紹介が行われる。
浦安は、濱田宙が今季初出場。他には、富塚が復帰。新体制になってから2週間しか経っておらず、試行錯誤であることを感じさせられる。

一方の武蔵野は、前回対戦時と比べ大幅な変更はなし。スタメン選手の実力が高いからだろう。


試合開始直前になっても、浦安ファンは昨年のムサリクと比べて出足が少し悪い。いいサッカーが期待できるだけにちょっと残念だったが、浦安ファン以外で、応援席へ遊びに来てくれた方もいた。感謝。


ピッチ内アップ以降、応援席の中でくだらない話をしていた。その後、選手入場のときを迎え、応援のボルテージが上がり始める。キックオフ以降も、ややテンションの高い状態で応援が続く。
(ただし、おれは炭酸水etc.を応援席の中で配る時間帯もあった)


過去3試合の武蔵野戦は、浦安がサンドバック状態となり、ほぼハーフコートでの試合が多かった。しかし、今日は違った。武蔵野の攻撃を跳ね返した後のセカンドボールが拾える。攻撃もロングボールを多用しながら、シュート一歩手前まで持っていけるシーンも多かった。
過去と比較すると、浦安のユニフォームを着たレオシルバがいるのかと錯覚するほど内容が改善している。
猛暑の影響もあり、濱田や田中貴大がオーバーラップする回数は少なく、出足を抑えているように感じた。


セットプレーのピンチで、笠松がライン上でなんとかクリアする危ないシーンもあったが、前半はスコアレスで折り返す。(得点機会でもないのに、相手に危険すぎるタックルをかました選手には猛省を促す)


勝負の後半。
今までの浦安だと、「前半と後半で全く別のチームになる」という特徴があったが、この日は違った。安定した守備でゲームを進める。

この日の主審はやや不安定だったが、特にひどかったのは、第4審判の御厨さん。数年前までザスパで現役選手だった。浦安が選手交代するため、アウトになる選手の背番号を表示する際、何を勘違いしたかベンチ外の背番号を表示してしまう。(落ち着け、落ち着け、御厨コールをすればよかったかも…)

このように「空気がぬるっとする」場面もあったが、無失点で切り抜ける。

武蔵野にやや押される展開だったが、本吉のナイスセーブもあり、切り抜ける。自陣でボールを回して、スルーパスから完全に抜け出すシーンもあった。しかし、チャンスは少なかった。ロングスローの場面は多かったけど。


それでも、前半の出足を抑えたこともあり、試合終盤になるとチャンスも増える。その度に応援席の熱気は上昇したが、得点はできず。守備を固めるという前提条件はあるにせよ、「ここぞ」というときはピッチにいる選手が意思統一して、ギアを上げてもらいたい。


そういうときに現れてほしいのが「ヒーロー」。次節以降は、「おれがヒーローになる」という気持ちをもってほしい。


結局、このまま試合終了。
今季リーグ戦2回目の無失点試合で引き分けとなった。


試合後に、選手が応援席からやや離れたところであいさつしてくれた。90分間やりきった表情の中に「残念」というオーラが出ているように感じた。

浦安ファン以外で応援席へ遊びに来てくれた方は、試合内容を褒めてくれる人が多かった(逆を言うと、今までの内容が…)。


おれは、この後小石川運動場へ関東リーグの試合を観に行った。ファンとしては、たくさんサッカーを観れる時期だけど、浦安の選手たちにとっては盛夏の中でのハードなリーグ戦が続く。


次節の相手はFC大阪。今までの浦安であれば、玉砕覚悟のサッカーだったが、今は違う。6年間浦安のキーパーだった「FC大阪の守護神」を迎え撃つことが、今から楽しみで仕方ない。
posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 12:45| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月08日

最下位のチームは間違いなく「弱い」

柴田峡氏が新監督に就任したブリオベッカ浦安。

監督の初陣となる今日は、セカンドステージの初戦。スタジアムへ向かう その前に、



なぜか汐留へ。










(具体的な説明は省くが、八戸側は年1回くらいやるらしい。浦安側は初めて)





選手より有名な八戸サポは、明らかに浦安ファンを見下している(汗)


汐留を朝8時過ぎに出発したが、少し暑い。スタジアムへ着く前に、モーニングサービスがある喫茶店へ寄る(おれの場合、ロングアウェイではよく行く)

今回は、スタジアムから500m西にある「サフランズカフェ」に立ち寄った。浦安ファンも八戸ファンも長居する。


10時過ぎに、スタジアムへ到着。既に八戸ファン数人がいた。
11時前に「ピンクが似合う不審者(に見える男)」が、関係者入口に入った後、横断幕の先行掲出が行われる。掲出が終わり、





千葉ロッテの交流戦応援歌に合わせて、「我らJFL 素敵なリーグ 倒せJリーグ がんばれ八戸」とエールを送った。(今朝まで、一部の浦安ファンは「倒せJ1」と歌おうとしていた)


そして、開門。

IMG_3776.JPG

ホーム側のグッズ売り場と同じくらいかそれ以上に、アウェイグッズ売り場は人だかりが。

IMG_3775.JPG


大事なセカンドステージ初戦ということもあり、通常の柏の葉開催よりも人出があった。Jリーグのグッズを身に着ける方もいて、少し嬉しかった。

キックオフ30分前には両チームのファンが、「マジメな茶番」を行う(茶番にご協力いただいたみなさんに感謝)。


この間、ピッチ上では両チームの選手がアップを行っている。

このスタジアムは、客席が屋根で覆われているので比較的涼しいが、ピッチ上は灼熱。

選手にとっては、過酷なコンディションだ。


運営ボランティアの方やスタジアムDJのアナウンスで、水分をこまめに摂るよう注意が繰り返される。


ピッチ内アップが終了してから、浦安ファンは「くだらない話」をする。おれは、その時間でひたすらスタグルを食べる。フランクフルトもチキンゲバブも美味!


そして、いよいよ選手入場。いつもの後援会ソングで送り出す。

新監督の初陣ということで、布陣をよく確認しているうちに、キックオフ!


…守備時は5バックで攻撃時は3バック。それでいて、統率はとれている。

アタッキングサード(ピッチを縦に3分割して、1番相手ゴールに近いエリア)でスローインを投げるときは、100%ロングスロー。


新監督が前にいたチームのサッカーとうり二つだ。

そして、前半最初のコーナーキックのチャンスを得る。

ここでおれは、「もし山雅だったら、ここで先制点が入る」と独り言を言った。
柴田コーチ(当時)がいたころの山雅は、節目の試合でそういう傾向があるからだ。
パッと思いつくのは2つ。


1つは、山雅ホームゲームで初のチケット完売となったvsガンバ大阪(2013)



もう1つはJ1昇格後、最初のゲームであるアウェイ名古屋戦(2015)



今日の試合でも、という思いの中でコーナーキックが蹴られて、


笠松ヘッドで浦安先制!!


もちろん嬉しい気持ちが大きかった(みんなとハイタッチできた)が、柴田監督のスカウティング能力の高さにも驚いた。セットプレーのスカウティングなら、日本屈指といっても大げさではないだろう。


この後は、浦安の布陣が急造とは思えない完成度を見せる。攻撃はロングボール多用だったが、ワントップ気味の菊島がよく動けていた。
おかげで、スタンドの雰囲気も、最下位とは思えない感じだった。

逆に、八戸が攻撃しているときのセカンドボールはよく拾える。ボランチと5バックの距離感がよい。
八戸のファールが多かったこともあり、(この日の酒井達矢主審は、ファールを多くとる傾向があったとはいえ)。前半はシュート1本に抑え、無失点で前半を折り返す。


ハーフタイム中に、チアリーダーのみなさんとべか彦は、灼熱のピッチ中央でキレキレのダンスを踊っていた。

おれは、それに対抗して?コンコースで踊ってみたが、キレの悪いタコ踊りになってしまった。
学生さんに「ピッチを見ずに後ろ姿だけ見ると、変質者に見える」と言われてしまい、恥ずかしい思いをした。


そんな余興をはさみ、勝負の後半。

八戸の攻め方が変わった。サイドで数的優位をつくり…… どこかで見たサッカーだと思ったが、浦安がPA内でファールをしてPKを与えてしまう…
(ボールホルダーへの寄せがはっきりしなかったり、最後まで粘り強くくっつけないとか、審判に合ったプレーができないとかetc)

細部での甘さまでは治っておらず、PKを決められて同点に追いつかれる。その直後、またPKを与えてとうとう逆転される。

しかし、浦安の選手たちの目は死んでいなかった。


柴田監督も矢継ぎ早に交代を行い、勝負の姿勢を見せる。

(気温31℃以上のため)3分間のブレイクタイム中には、選手に長時間指導する姿も見受けられた。


その直後、八戸に追加点を取られる。
選手の意思統一の差を感じた…

それでも、浦安はいい展開からシュートを打つシーンは作った。客席からは「アッー!」という声も聞こえる惜しいシュートもあった。(個人的に「もったいない」とか「残念」といった空気を選手に伝えたくないので、そういった声は出していないけど)


スコアは変わらず、このまま試合終了。
ブリオベッカ浦安は1−3で敗戦となった。


大勢来場していた八戸サポ・ファンが大喜びする傍らで、柴田監督だけにはインタビューが行われた(新監督の初陣のため)。「90分間あきらめない」と言ったとき、ファンにお辞儀するときのギラギラした眼が印象に残った。


試合後は、いつものように選手による来場者へのお見送りが行われていた。意外と悲壮感はあまり感じなかった。笑顔の中にも、「悔しい」という思いはにじみ出ていたように感じる。





試合終了から数時間経って、この日の出来事を振り返ると

スタンドから悲壮感は、さほど感じなかった。vs今治・vsマルヤス岡崎のほうが最悪の空気だった。子どもたちも、90分間ピッチに声援を送っていた。


それでも、順位は最下位。厳しいことを書くと、残留するより降格する可能性のほうが高い。

それだけ「弱い」ならばどうすればよいか?
大前提として、柴田監督の元で意思統一すること。90分間で全力を出すこと。相手より走ること。
特に、2013〜2014年の山雅は、それができていたように思える。


来場者は、華麗なプレー「だけ」を見に来ているわけではない。天皇杯@日立台のように「全員が全てを出し切る」姿にこそ感動するはず。この信念は、おれが浦安を応援する前から変わらない。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:18| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする