2015年09月18日

〈プレビュー〉SPERIO城北vsアローレはちおうじ 「昇格」できるチームは1つだけ

 東京都2部リーグ(J8)は「優勝」しか昇格の道はない厳しいリーグである。「2位」では自動残留だ。

 昨年に続き首位決戦となったが、再来年以降は、もっと上のカテゴリーで、このカードが実現するだろう。

 
 昨年の首位決戦と違う点はいくつかある。その試合の動画は、「sperio アローレ」でyoutube検索してほしい。


RIMG4436.JPG


RIMG4437.JPG


 まず何と言っても、両チームとも残り2試合の時点ながら、「全勝」でこの決戦を迎えたことである。しかし、一方的な試合ばかりではない。
 後半ロスタイムに勝ち越しゴールが決まった試合は、アローレは1試合、スペリオは2試合である。


 おれは、アローレにもスペリオにも知り合いがいるので、今年は両方の試合を観戦しているが、後半ロスタイム決着の試合を1試合ずつ観戦している。


 まず、アローレの試合から。
 6月のむさしのFC戦である。


 同点で迎えた試合終盤、アローレが圧倒的にボールを保持する展開になったが、監督は守備の指示ばかり出している。ボールを保持しているときは、ほとんど指示を出さない。

 しかし後半ロスタイム突入直前、カウンターのチャンスで、「裏へ抜ける動き」を大声で伝えた。このチャンスは活かせなかったが、次のチャンスで、「裏へ抜ける動き」につられたむさしの守備陣がラインをずるずる下がった。

 結果、見事なパス回しで劇的な決勝ゴールを奪った。
 蒸し暑い中、ずっと声援を送り続けていたアローレサポは歓喜の輪をつくっていた。


 見事なコーチングでアローレを勝利に導いた指揮官は、J1リーグ1試合の最多ゴール記録を持つ野口幸司監督である。

 
 攻撃の引き出しは数多く持っているはずだ。



 対するスペリオ城北の試合
 アローレの劇的な勝利から、3時間後にキックオフとなった第一三共戦である。


・ロングボールの対応を誤ってPKを取られる
・同点に追いついた後、ポスト直撃とバー直撃のシュートが1回ずつ

 
 引き分けで終わりそうな最低の内容だったが、「そこに満城」としかいいようがない試合だった。

 もう1試合危なかった試合もあるが、全勝という成績を残している指揮官は、吉見監督だ。
2007年には、ユニバーシアードの監督も務めた(率いたメンバーが凄すぎる)

 さらに、5年越しのオファーが叶い松本陽介まで加入させており、こちらも攻撃の引き出しはたくさんあるはずだ。


 両チームとも昨年より、戦力が上積みされているのは明らかだ。
「アローレのストライカー橋場さえ抑えれば…」「スペリオのキング成岡を自由にさせなえれば…」なんて考えたら、大量失点は免れない。


 監督選手もそうだが、サポーターも昨年とは違う。
(以下、サポーターの数や弾幕のクオリティが、カテゴリーは3つ上の関東1部優勝チームよりも凄い!!というツッコミは無しでお願いしたい)


 特にアローレは若いサポーターが多く、声量でスペリオに勝ることも考えられる。立派な横断幕も作成している。
 昨年の対決で、スペリオ原田知明の決勝ゴールに悔しい思いをさせられたことから、意気込みの高さが伝わってくる。
 しかも、



バスツアーでこんな大人数は東京都リーグどころか、関東リーグでも聞いたことが無い。



 片やスペリオのサポーターは、
 昨年の最終戦に8-0で勝利して、優勝チームと勝ち点・得失点差で並びながら、「総得点」で順位をつける規則に負けて昇格を逃した。

 おれは、J2への降格、土壇場でJ1優勝を逃す、ACLであと1点が取れずラウンド16進出を逃す、といった修羅場をサポーター席で応援したことがあるが、それらを凌駕する虚しさを覚えた。

 あのとき観客席にいた(声出しサポ以外も含めた)ファンと選手が一体となって、得点を奪い続けるシーンはずっと忘れないことだろう。
 スペリオの選手・サポーター・スタッフがこの1戦に賭ける想いは、想像に難くない。

 
 ちなみに、昨年最多の観客動員はvs青梅FCの観衆は600人である。Jリーグと比較したら少ないが、4つ上のカテゴリーJFLと変わらないことを考えれば驚異的な動員だ。
 そのときも球技専用スタジアムの赤スポで、好勝負が繰り広げられたが、今年の場合600人を上回るのは確実だ。


 今回の首位決戦は、9月20日(日)19時に赤スポで開催される。

 これだけ盛り上がる要素があっても、当然入場無料だ。


RIMG4439.JPG


 是非とも、この1戦を見に来てほしい!
赤羽スポーツの森競技場へのアクセス



 この試合の前に、他のサッカーも観たい人には、以下の2試合を勧める。

入場無料の関東1部の中でも、1番盛り上がるカード「江戸川クラシコ」
東京23FCvsブリオベッカ浦安@浦安市陸(舞浜)14時


J2で上昇気流に乗る東京のクラブ
東京ヴェルディvsVファーレン長崎@西が丘16時



posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 20:00| Comment(0) | スペリオ城北(東京都1部) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月16日

日光アイスバックス初観戦&MCオレンジ初対面

 今年1月のことである。

 サッカーファンの集会で、アイスホッケーリーグの話題になった。


 「日光アイスバックス」というチームの存在は知ってたが、どんなリーグに所属しているのか分からなかった。


 アイスバックスが所属しているリーグは、「アジアリーグ」であることが、その時に分かった。
 アジアリーグというのは、日本・韓国・中国・ロシアの4か国が参加するクラブチームの国際リーグ戦である。


 …おれ個人の話になるが、ひいきのチームがAFCチャンピオンズリーグに参戦したとき、6試合中5試合、ひとり現地で応援したことがある。(アウェイは韓国&タイ)



 そんなおれが、このリーグに興味を持ったのは言うまでもない。



 …諸事情により、アジアリーグの初観戦は9月となった。


 場所は、アイスバックスのホーム・日光霧降アイスアリーナである。


 東武日光駅からシャトルバス(10分200円)も出ているが、宇都宮駅(50分500円)からもシャトルバスが出ている。

 首都圏からのアクセスも悪くない。(ちなみに、東武鉄道株主優待券を金券ショップで買うと、浅草・北千住から片道1,000円弱で日光へ行ける)

 
 おれは、宇都宮駅からシャトルバスで向かったが、観光バス仕様で快適に移動ができた。

 アリーナの外観は、シンプルな体育館みたいだ。

IMG_0429.JPG

 浦安市総合体育館のように豪華な外観ではない。


 入口では、スタッフやボランティアの方が、温かく迎えてくれる。
 なんとも嬉しいことだ。

IMG_0434.JPG



 中に入ると…

 寒い

 よく見ると、おれ以外みんな半袖だ。

 観戦の素人感が丸出しで、恥ずかしい。


 アリーナは、アイスホッケーを観るのに適した設計で、臨場感がありそうだ。


 客席の出入口では、「MCオレンジ」という胡散臭い人が、グッズ販売の手伝いを行っていた。

IMG_0435.JPG

 そんな場所はさておき、おれはグルメを楽しんだ。豚汁が上手かった…


 体が温まったところで、試合開始が近づいてきた。場内アナウンスでは、一時的に照明が暗くなるために注意を促していた。

 照明が暗くなると、一人の男がリンクに降り立った。あの「MCオレンジ」である。

IMG_0447.JPG


 この男がコールを煽ることで、アリーナに一体感が生まれる。指定席に座るファンも手拍子をしていた。


 照明や音響をフルに使って、コンサートのような雰囲気の中、選手入場。国内スポーツで、ここまで派手な演出はそうそうない。

 アウェイのチームは、アリーナが明るくなってから、アナウンスの紹介もなくリンクに入ってきた…強烈なホーム&アウェイである。

IMG_0438.JPG

 試合開始前に国歌斉唱が行われた。

 相手が「デミョンサンム」という韓国のチームなので、韓日両方の国家が演奏される。

IMG_0444.JPG

 
 おれのアドレナリンが湧いてきたところで試合開始。


 「氷上の格闘技」と呼ばれるだけあって、タックルの迫力が想像以上だった。

 アメフトやラグビーよりも、ずっと近いところでプレーを観られるので、面白い。


 スティックを振り上げるなどのファウルがあった場合、その選手は2分間の退場。2分間だけフィールドプレーヤーは4vs5になる。(試合時間は20分×3。ファウル等があれば、その瞬間に時計は止まる)


 アイスバックスにも声出しサポーターはいる。声を張り上げて飛び跳ねるというより、雰囲気つくりに徹しているようだ。ぬるいかもしれないが、使命感はなく誰でも応援の輪に入れそうだ。


 それでも、ゴールが決まった時の歓声は、サッカーに似ている。狭い屋内なので、よく響く


 結果として、終了間際に勝ち越しゴールを決めたアイスバックスが勝利。

 (別に嫌いじゃないけど)韓国のチームに勝つのは本当にうれしい!


 試合自体も面白かったし、アイスホッケーならではの「演出」「プレーの迫力」は一見の価値があるだろう。

 特に、ゴール裏立見がよかった!(おれのサッカー脳のせいだが)
IMG_0439.JPG

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:34| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月08日

アメフト・Xリーグ初観戦(オービックシーガルズ)

 千葉県習志野市をホームタウンにするアメフトのチームがある。

 
 オービックシーガルズというチームで、2010年〜2013年の間、日本選手権を4連覇した強豪である。

 
 ただ、日本にはアメフトのプロチームはない。

 日本選手権も、大学リーグと社会人リーグ(Xリーグ)の上位がトーナメント方式で対戦する大会である。(決勝のライスボウルは大いに盛り上がる)


 これくらいの知識しかなかったおれが、アメフトの初観戦に行ってきた。


 場所は川崎球場である。

IMG_0398.JPG 


 個人的には「パリーグの1番長い日」こと「10.19」の印象が強い。(YouTubeにもダイジェストがアップされているが、今でもたまに観る)

 今は、富士通スタジアム川崎として、アメフトに利用されることが多い。


 しかし、クソ野郎もいた



IMG_0400.JPG

 
 地域のつながりも、富士通つながりも連想させる。


 スタジアムの中に入ると、フィールドとの距離感がいい。

IMG_0403.JPG


 臨場感は期待できそうだ。しかし、細かいルールはわからない。

 ちなみに、オービックシーガルズのHPでは、ルールを分かりやすく説明しているので、大変役に立った。



 試合開始前にはコイントスが行われた。サッカー等と同じである。ここで気付いたことは、主審がインカムを使え、客席にアナウンスできることだ。


 アメフトでは当たり前のことかもしれないが、インカムを使えると、1つ1つのファウルに対して主審が即座に説明できる。観客は疑問を持たずにプレーを観れるだろう。


 選手が主審に罵声を浴びせるときも、スイッチをonにすれば(以下略)



 試合が始まったが、俗にいう「サポーター」はいなかった。観客はみんな、じっくり試合を観戦している。


 それでも、シーガルズの選手がタッチダウンしたとき、チアリーダーが選手の幕を掲げる。顔写真つきで、初心者にもわかりやすい!

IMG_0415.JPG




 スタジアムDJのTDK(タッチダウン金子)氏も、チームコールの扇動をするなど、スタジアムの盛り上げに一役買っていた。

IMG_0417.JPG

 インプレー中は、最前列の通路で、しゃがんで観戦している。

 ・プレーが途切れたときには、ルールの解説もしてくれる。

 ・プレーが再開するときには、見どころ(この場面は、○○選手に注目してください!さぁ、魅せてくれ!○○etc)

 ・相手のチャンス時には、ブーイングを扇動したが、「身近な気に食わないことを大声で叫んでも大丈夫です!」の一言は強烈だった。



 試合中は決して感情的にはならず、観客の子どもが、なついているシーンが印象的だった。
 
IMG_0418.JPG



 アメリカで最も人気があるスポーツだけあって、演出次第で、凄く面白くなるというのが率直な感想だ。試合自体も、そこそこ楽しめた。

 

 しかし、Jリーグで同じことをやったら、サポーターの邪魔とか、DJの感想はいらないetcといった苦情は必至だ。

 
 サッカーの場合、選手以外で会場を盛り上げられるのは、サポーターしかいない。スタジアムDJが扇動しすぎると、どっちらけになるからだ(そういうクラブは幾つも知っている。)。


 
 会場を盛り上げるには、敷居を少し低くすることも大事! と認識した。


posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 20:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月06日

今年最後の「乾杯」?

 最近の冷夏とは打って変わって強い日差しが残る中、浦安市陸でブリオベッカのホームゲームが行われた。流経大FCを迎える一戦だ。

 ここでの試合は1か月半ぶり。その間、「天王山」vsVONDS市原 「勝てば天皇杯」vs順大 といったしびれる戦いを経験してきた。


 そんな浦安市陸では、選手ダンマクやチームダンマクが増えてきた。
 
 ヴェルディサポを参考に「ようこそ」ダンマクを声出しゾーンの前に出した。応援したことがない人でも、歓迎する意思表示だ。
 
 そのファンとは別のファンがゲーフラを横に出した。結果、

IMG_0383.JPG

 おれは大爆笑。マジメにやっても、肩の力が抜けてクスッと笑えるのが浦安らしい!?


 久しぶりのホームゲームで、たくさんのファンで溢れかえる…ということはなかった。
イクスピアリ様の協賛ジェイコム千葉様のスポンサー契約など明るいニュースもあるが、(Jリーグを目指すのであれば)地域密着しているとは到底言い難い。

 まばらな観客の中で、スタメン紹介が行われた。

 今回から、名前の前に(100円で買えるトレカに書いてある)「キャッチフレーズ」を付けていた。JFLみたいだと思ったら、背番号順の紹介だった。これだと、センターバックが最後から2番目で、キーパーが1番最後になる。
 
 ブリオベッカの初心者には分かりづらいことこの上ない…(アナウンスする時間が早いことも含めて)何とかならないのか

 
 しかし、試合開始直前から観客が増え始め、公式発表では1,000人が集まった。ありがたい限りだ。


 スタメンはいつも通り。俊哉さまのスマイルがまぶしい

IMG_0423.JPG

 前半から浦安がゲームを支配する。

 流れの中から、上松が決定機を迎えシュートを打つも、キーパーが何とか防ぐ。そのこぼれ球に坂谷がいち早く反応した。

 こうなると流経大FCは何もできない。ブリオベッカ浦安が先制。観客はエレクトリカルパレードで盛り上がる。


 給水タイムでは、恒例となりつつある「サポの乾杯タイム」も行われ、和やかな雰囲気のまま時間が進んでいく。


 そんな中、遠方から駆け付けた方から「アナ雪」が聞きたい!とのリクエストがあったので、「アナ雪」を歌った。(試合の流れにもよるが)浦安の声出しファンは、応援リクエストを受け付けている。
 ちなみに、ブリオベッカのベンチにも、アナ雪を好きな人がいる。

 都並敏史テクニカルディレクターだ。


 「ミスターサイトー」「ピンクが似合う男前」こと齋藤芳行監督はA級ライセンスの講習があり不在だったため、浦安市陸では初のベンチ入りとなった。

 前半はこのまま終了。



 後半立ち上がり、村田翔が魅せる。

 今日はセットプレーではない。絶妙なロングパスだ。

 裏に抜け出す男を察知すると、キーパーが飛び出せないところに長いボールを落とした。


 それを見事に左足でゴールに突き刺したのは、



 #11 竹中公基


 リーグ戦では6試合連続のゴール


 浦安市陸は大盛り上がり!!


 さらに、秋葉のクロスからまたゴール!


 …褒め言葉が見つからない(^_^;)


 この日はVONDS戦と同様にキレキレで、上松へのスルーパスは、ゴールと同じくらい痺れた。
「エレクトリカルパレードをもたらす男」として、これからも活躍してくれるだろう。





 しかし、その流れが徐々に変わっていく。

 おれみたいな素人には、竹中にゴールを取らせるサッカーに見えた。

 結果、中盤が少しずつ間延びしてきて、流経大FCがボールを支配しだす。

 北埜監督代行は悪い流れを修正すべく、テクニカルエリアから必死に指示を送る。その後ろからも大きい声が聞こえてくる。

 ミスターサイトーはもちろんいない。声出しファンは(いつも通り)雑談ばっかり!!



 大きい声の主は、都並敏史テクニカルディレクターだ。

 最初はチーム全体への指示だったが、1点取られてからは、選手への具体的な指示が増えてくる。齋藤監督以上の怒声も聞こえてくる。




 ピリッとした空気に選手が奮い立ったか、2点差を守り抜き、そのままタイムアップ。


 試合後、上松選手は神妙な表情だったので、次戦以降の爆発に期待しよう。


 得点した選手のヒーローインタビューに続き、北埜監督代行のインタビューも行われた。
まだ若いGKコーチでありながら、永井らを育て上げる実績は素晴らしい。

IMG_0391.JPG


 しかし、重鎮ほどの威圧感はなく、初々しい受け答えに終始した。(GIANT KILLINGの達海ほど個性を出せとは言わないが)


 これでは、ミスターサイトーが退席処分を喰らった事態になったときが思いやられる



 スタジアム前では、選手のお見送りが行われ、みんなファンサービスを行っていた。遠方から駆け付けた方も、賑やかな雰囲気に圧倒されていた。悔しそうな表情を見せていた上松選手も満面の笑みで写真撮影に応じていた。






 この勝利をもって、次戦のvs FC KOREA戦に 勝ちor引分け で、関東1部の頂点に立つ。(9月7日修正)


 次戦の浦安市陸も楽しんでいきましょう(おれは行けないけど)
posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 01:13| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(関東リーグ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする