2016年10月24日

Honda FCのプライド@仙台

ちょっと前の話になるが、9月22日(祝) 年中「ハロウィン状態な」中年の車に、LB-BRBファンと同乗させてもらい、仙台へ日帰りで行ってきた。

目的地はユアテックスタジアム仙台(以下、ユアスタ)
おれは「12日ぶりに来た」が、そのときは試合後に酷いものを見た。

片や中年は、「大塚製薬を見に来たとき以来」らしい。

スタジアムに着くと、屋根を支える梁の曲がり具合に関心していて、その部分をアップにして写真を撮っていた。


意気揚々とスタジアムに入場しようとしたところで、ハプニング発生。




上のツイートの写真奥にいるのが、おれ。このとき、目が点になっている。ユアスタには少なくとも30回以上来場しているが、こんな出来事は初めて。

キックオフ40分前にスタジアム内へ入ると、観客がまばらだった。ソニー仙台のホームゲーム開催時よりも少ない。このカードを「天皇杯料金」で観たい人が多いほど、仙台にサッカー文化は根付いていない…
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それでも、グルージャ側もHonda FC側もゴール裏はそこそこ人数がいる。

本拠地が仙台から遠いHonda FCもファン・サポーターが少なからず駆け付けていた。それ以外には「JFL連合」の姿も。




おれも「浦安ファン」として軽くあいさつ。近くにいた八戸ファンを意識して「奈良・沼津・八戸のように腰掛けのつもりはないです。よろしくお願いします。」とちょっぴり挑発的なことを言っておいた。

その後、両チームの選手紹介。
Honda FC の選手がオーロラヴィジョンに映るのは斬新だ
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(栗本選手と鈴木選手が浦安に来れば、年間勝ち点60はいけるだろう)


盛岡の選手紹介も終わり、トイレに向かおうとしたところで、審判紹介があった。
「家本政明」と聞こえた瞬間、大声で「えっ!」を叫んでしまった。


とはいえ、サッカーは審判がやるものではない。

選手入場時にHonda FCファンは「日曜日よりの使者」を歌うが、おれは宗教上の理由で歌わず。

試合が始まると、Honda FCの立ち上がりがいい。JFL連合も、いい雰囲気の応援で選手を後押しする。

前半10分ころ、グルージャがファールを与える。そのジャッジに対し、グルージャのゴール裏から審判に対する野次が多く飛ぶ。

おれは、野次が多すぎると思った。もちろん、そういったシーン以外は、Honda FCより大きな応援だったけど。

片や、Honda FCの応援はネタに走り始める。若いコールリーダーが「アッコちゃんやります!」と叫ぶと…









「若者が中年をいじめている光景」が見られた。


ピッチ上では、グルージャの左サイド・安楽がキレキレ。サイドを崩した、いい攻撃も散見された。

それ以上にキレていたのが、Honda FC 細貝竜太。中盤から前線へ絶妙なスルーパス。

左サイドへ上手く抜けた久野が、大町にラストパス。コースを見極めてシュート。ネットを揺らす。

Honda FC先制
もちろん、ゴール裏は大盛り上がり! ピッチもスタンドも一体感があり、このまま前半終了。


ハーフタイムの客席はくだらない話で盛り上がる(特にJFL連合)。


後半もHonda FCが優位に試合を進めていたが、ワンプレーで流れが激変する。




グルージャがロングボールを蹴る。それに反応したFWとHonda FCの選手が競り合う。

ここで笛が鳴り、グルージャにセットプレーが与えられた。

楽しく応援していたHonda FCの応援席も、さすがに凍り付く。

ここで、両チームの選手がヒートアップ。
GK清水谷は抱えたボールを放そうとしない。場合によっては警告が出てもおかしくない。
ここで、盛岡の選手がボールをむしり取ろうとして、清水谷を倒してしまう。


この行動を副審が見ており、盛岡の選手が一発レッド。
清水谷が「家本は確変モードに入った状態」であることを察してボールを放さなかったのだろう…



盛岡の視点から考えると、FKならボールをむしり取る気持ちも分かる。
有名な例を挙げれば、今年のJ1リーグFC東京vsアルビレックス新潟のシーンだ。(37秒以降)



でも、与えられたのはPK。なぜヒートアップしたのか…

このPKはグルージャ・梅内が決めて同点。

とはいえ、グルージャは1人少ない。その直後にも、MF牛之Mが退場。

この一連の流れで言えることは、審判に合わせたサッカーなら、Honda FCが上手。グルージャも神川監督を率いて魅力的なサッカーをしているが…


これで、グルージャは「決定的なシュートを打たせない」守備を徹底するしかなくなった。

そうなると、いくらHonda FCでも勝ち越しゴールを決めるのは難しい。

ピッチ内の閉塞感が、Honda FC応援席にも伝わってくる。となると、


若いコールリーダーが「アッコちゃんやります!」



中年のアゴが上がっている。まさに魂の走り。


延長戦も想定されるが、Honda FCは75分に交代枠を全て使い切り、勝負に出る。


目の前のゴールネットを揺らすために、一体感ある応援を続けるHonda FCファン&JFL連合

ずっとピッチの向こう側で試合をしていても、声を枯らして応援するグルージャ盛岡ファン

観客数が1,075人しかいないとは思えないほど、ユアスタの緊迫感が増す。

ネットを揺らすことはできないまま、後半ロスタイムに入る。

スタンドにいた観客のほとんどが、延長戦を想定していたであろう。


しかし、Honda FCの選手は90分で決める「強い心」を持っていた。

右サイドを実効支配していた細貝竜太がファーに速いボールを蹴る。グルージャの選手の頭上を越えたボールは、走りこんでいた早大卒の中川裕平にドンピシャ。右足を振りぬいたボールは、豪快にネットを揺らした。


Honda FCついに勝ち越し

この瞬間、Honda FC応援席は、長年のファンだろうが、ユースっ子だろうが、JFL連合だろうが、そんなの関係なかった。みんなで目の前のゴールに熱狂し、喜びを分かち合うのみ。

このまま試合終了。ダイジェスト映像は以下のとおり




試合後には応援席近くまで、Honda FCの選手があいさつに来てくれた。みんな清々しい表情に見えた。中年は選手に力水を渡せず、残念な表情だったが。


その後、相手に敬意を表するため「グルージャ盛岡」コールが行われた。

すると、グルージャ盛岡の監督・スタッフ・選手があいさつに来てくれ、その行動には感動した。

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でも、おれが1番感動したのは、この後の出来事だ。


両チームの選手がピッチから去り、Honda FCの若いコールリーダーの音頭でJFLコールが起こる。



通常だと、リーグの名前をコールするパターンは2つ。

1つは、自分たちが昇格を目指しているリーグをコールするパターン(達成したときにコールすることもあるけど)。

もう1つは、相手チームを「はやし立てる」ときに使うパターン。


自分の所属しているリーグをコールするパターンは、初めて体験した。Honda FCのファンはJFLに誇りを持っていることが伺えた。


さらに、JFL連合(他チームファン向け)へプレゼントが。

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話を聞くと、チームが用意してくれたものだった。Honda FCの心意気には感服するばかり。
(もしも、浦安がこんな状況になったら、お礼状くらいは作っておきたい)


先ほど書いたとおり、ユアスタには何十回も足を運んでいるが、この遠征は、本当にいい思い出になった。





追記・中川裕平の劇的ゴールから74時間後。リーグ戦で浦安は、後半ロスタイムに笠松亮太が劇的ゴールを挙げて、JFL残留が確定。参考→リーグ得点王がいないなら…

これからも、みなさんにはお世話になります。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:11| Comment(0) | J3 その他JFL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月15日

天気はスッキリ。気分は…

今日のサッカーの話題は、ルヴァンカップ決勝戦で持ち切りだ。

そんな中、千葉県銚子市にほど近い旭市で、ひっそりとJFLが行われた。


浦安ファンにはお馴染み、東総(同義語:田舎)での開催。対戦相手は栃木ウーヴァFC

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朝は寒かったのに、昼間は暑い。雲ひとつない空。

ピクニックにはこの上ない環境の中

オルハのブリオベッカスペシャル肉盛りを食す。

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おいしいに決まっている。


気分は上々だった。でも、気になることがあった。

左ひざ半月板を損傷しているはずの竹中が、試合出場組と一緒に行動していたことだ。
竹中 公基選手 負傷ならびに国体辞退のお知らせ(公式ホームページより)

当然ベンチ外だと思っていたが、アップ開始時のあいさつにも姿があった。

まさか(No.15ではない)と思いつつ、選手紹介のアナウンスを聞く。

スタメンではなかったけど、ベンチ入りではないか!!

試合前日に車いすに乗ったこともある、元イラン代表コダダド・アジジのような作戦だ(東総へ向かう車中でも話題になった)。


浦安の声出し隊は苦笑い。その後、くだらない話に終始した。気候も相まって、まったりした中で選手入場。声出し隊はミッキー吉野「ゴダイゴ」を歌い選手を迎える。

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西郡は、産まれた赤ちゃんを抱いている。

試合開始。今シーズンの失点数が1番多い栃木ウーヴァと4番目に多いブリオベッカの対戦なので、打ち合いになるかな。
と思ったら、

1分10秒で浦安先制

田中貴大の崩しから、池田晃太の低空ヘッド炸裂!

お決まりのエレクトリカルパレードを歌ったのち、得点者のアナウンス。

リーダーは池田の応援歌を歌いだすところで、南部健造の歌を1小節歌ってしまう。

すぐ間違いに気づき事なきを得たが、今日のスタンドはいつもと少し違っていた。


サッカー少年の来場は柏の葉同様に多かったが、それは都並TDのサッカー教室が開催された影響だ。アントラーズのタオマフも見えたので、地元の子どもたちだと推測できる。

一部からブリオベッカコールも起きたが、かなり散発的。それでも、普段行かない層から自然発生的な応援が起こるとは…

その流れはピッチに影響したか、田中貴大のシュート性のボールをウーヴァGKがファンブル。詰めていた池田がゴールを決める。2−0


エレクトリカルパレードを歌っている最中は、もっと得点を決められそうな雰囲気だった。

それでも、ウーヴァサポーターは必死に声援を送る。ウーヴァのいい崩しも散見。

浦安は、ミスターサイトーが懸命に大声で指示を出す。

浦安声出し隊は、くだらない話で盛り上がる。

特に、北埜GKコーチの本を購入したおれは、声出し隊の中で質問攻めにあう。




ミスターサイトーが「ろぅがぁー!」と叫べば、「廊下は載っている?」と質問され、

ミスターサイトーが「折りたため!」と叫べば、「(折りたため)なんて載っている?」と質問され、

ミスタ(以下略)このまま前半終了。


ハーフタイムの練習中には、竹中がボール回しに参加していた。そのときにアナウンスが入る。先制点の得点者は池田晃太のはずだったが、俊哉様に訂正されたとのこと。池田がヘディングしたボールを押し込んだらしい。

このアナウンスが効いたか、後半が始まっても池田は十分機能していた。裏に抜けるプレーにポストプレー。
竹中の不在を感じさせなかった。

しかし、段々とウーヴァの攻撃時間が目立つ。声出し隊の一部は「山形病」を発症する(かなり重症化した場合、スタンドの雰囲気が悪くなる)。


それは、1枚目の交代で竹中を投入しても変わらない。竹中もドリブルからシュートを1本放つも、明らかに本調子ではない。

当然、ますますウーヴァの攻撃時間が長くなる。選手入場時にミッキー吉野「ゴダイゴ」を歌ったからといって、試合内容まで前節と似せなくてもいいのに。
参考:リーグ得点王がいないなら…

試合を観に来た子どもたちは、よく飽きなかったと思う。おれが子どもの立場だったら、「ポケモンGO」をプレイしていただろう。

とはいえ、DFの働きは特段悪くない。その証拠に(FK、CKのピンチを迎えると)テクニカルエリアで指示を送る北埜GKコーチの出番は少なかった。前後半1回ずつの計2回のみ。


この流れは変わることなく試合終了。2−0で浦安が勝利を収めたが、前半立ち上がりの出来を考えれば、内容に不満が残る。今年初めて、ミスターサイトーが勝利監督インタビューを拒否したことからも、それは明らか。


それでも、イケメン2トップ&新しい家族を授かった西郡 計3名のインタビューは行われた。
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(写真は池田晃太)


インタビュー後はいつも通り、選手が観客を見送っていた。観客も選手も笑顔だったことは救い。


でも、残り4試合の対戦相手の実力を考えると、悲観的になる。

おれは、スタジアムから車で数分のところにある「アイス工房ドルチェ」のジェラートを食べたら幸せになった。
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posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:19| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする