2017年05月14日

エンターテインメント性は抜群

おれが観戦していない間に、リーグ戦最下位になっていたブリオベッカ浦安。


今日の仕事が無くなり、急きょ駆け付けたスタジアムはフクダ電子アリーナ

小雨模様だが、1か月前のことを思えば縁起はいいだろう。


雨の止んだキックオフ1時間半前に開門となったが、柏の葉開催と同じくらいの人出だった。

アクセス&国内屈指のサッカー専用スタジアムであることを考慮すれば、何とも残念。


やはり、最下位というのは観客を遠ざけてしまうのか…


声出し隊は(だいたい)いつもの面子が揃う中、GK練習が始まったときに異変を感じた。

今年は全試合フル出場である本吉の姿が、ない。

すぐにスマホでスタメンを確認すると、スタメンは大野敬介。国士館大卒のルーキーだ。


GK以外のスタメンで変更があったのは、篠原に代えて矢部純也、コキョンテに代えて上松。

本吉はアクシデントも予想されるが、とにかく調子のいい選手を使うメッセージは伝わる。



Jリーグのようなビジョンを使ったスタメン選手紹介も行われ、フクアリの観客席のテンションは上がる。だた、最後にミスターサイトーの顔が大映しになり、声出し隊は全員爆笑…


試合中も、ビジョンにミスターサイトーの顔を映し続けてほしいと思ったが(誰か、コラージュ画像つくってください)

(参考)
金日成スタジアム.jpg


…そんな冗談を言っているうちに、選手入場。


秋葉と清水康矢はお子さんを抱えていたが、それよりも大野敬介のスタイルの良さが際立つ。俊哉様と並んだら、女性ファン必見だろう。


試合が始まった。けど、両チームとも慎重な入りだった。

開始して数分はどちらも攻撃の形を見せるが、それ以降は全くリスクを冒そうとしなかった。

いい形でサイドを崩せそうなときも、PA内に入る選手が少ない。

このまま0-0で試合が推移することを考えたとき、どうしても昨年6月の対戦が頭をよぎる。
今日も武蔵野ベンチにはNo.11永露大輔が控えており、どうしても気になる存在だ。



試合は意外な形で動いた。

浦安のDFがゴール前でボールを奪われて、そのまま失点。

声出し隊は、信じられない展開にフリーズしたが、すぐにチームコールで選手を鼓舞する。

それ以降、ピッチにいる選手たちの消極的なプレーが目立ってしまう。

チームの調子が悪いときにありがちな展開だ。(ミスターサイトーは、テクニカルエリアに姿を見せることがほとんどなかった。その代わり、柳澤コーチがずっと立っていた)

FWもダイヤゴナルランを時折見せるが、全くいい展開にならず、このまま前半終了。
公式シュート数は、浦安2本、武蔵野4本。第三者から見れば凡戦だろう。


ハーフタイムは「べか彦ショー」が行われ、応援席の近くで、チームコールの手拍子もしてくれた。



ベンチは、矢部純也を下げて丸山晃生を投入。(矢部純也は普通のプレーをしているように見えたが…)観客席のよい雰囲気で、後半は反撃できると思った。

…大間違いだった。

浦安は、前半よりも防戦一方。

ボールをクリアした後のセカンドボールが全く拾えない、(浦安から見て)低い位置でボールを奪われる。


ピンチの連続、シュートをたくさん打たれたが、相手の選手には「柳沢魂」が宿っていたようで、難を逃れる。(大野のポジショニングが良かったこともある)




悪い流れを断ち切るべく、浦安は清水康矢に代えて菊島卓を投入。

その頃から、武蔵野の猛攻は影を潜める。

浦安は「少し」攻撃の形を作れるようになる。FWに入った相馬と菊島の「ボールを受けようとする動き」がよい。そうなると、声出しのテンションも上がる。シュートまで持っていける場面は少ないが、雰囲気は悪くない。おれは「チャンスを逃し続けたチームは、その後どうなるか」ということを頭に置きながら応援する。


浦安は3枚目の交代。南部に代えて後藤準弥。

いい動き出しをする選手が増えて、後ろの選手は「決定的なパス」の選択肢が増える。

その直後、パスを受けて、サイドを完全に抜け出した菊島が、PA中央にパス。走り込んでいた丸山が豪快にゴールへぶち込んで、浦安が同点に追いつく。

スタンドは大いに盛り上がる。おれは「ッシャー!!」と叫んだ(と思うが)。でも、ネットを揺らしたボールを拾った相馬が、すぐに試合を再開させようとしなかったことに、少し不満。
武蔵野の選手が「やっちまった」感を発していたからだ。おれも、二言目には「いそげ!!」と叫んだ。(ミスターサイトーばりに)


浦安応援席は、エレクトリカルパレード→丸山の応援歌(広島カープの丸コールそのもの)から
「スタンディングウラヤス」を続ける。
スタンディングウラヤスのとき、おれは一切歌っていない。ずっと、2011年6月のナビスコカップ(日立台)がフラッシュバックしていた。







スタンディングウラヤスで盛り上がる中、キレキレの菊島がいい形で持ち込み、PA内に侵入。絶妙なパスをPA中央で受けたのは後藤。数分前のリプレーを観ているかのような展開で、ゴールにぶち込む。


J.GOTO.JPG
本日のマッチデープログラムより。(肝心なところを誤植しやがって)

浦安が逆転。

当然、声出し隊はお祭り騒ぎ。それどころか、スタンド全体のボルテージがメーターを振り切っていた。

(ミスターサイトーには珍しく)抜擢した若手選手が満点回答を出す、素晴らしい采配で逆転に成功。


でも、武蔵野には「あの」選手がいる。すかさず、最後の交代枠で永露を投入。

ただ、浦安DFラインで本職がCBなのは笠松だけなので、武蔵野はロングボールを使った攻撃を多用。

浦安は大きく跳ね返せないが、必死に耐える。ミスターサイトーは、この時間帯からテクニカルエリアに出てきて、必死に吠える。武蔵野にシュートを打たれても、GK大野がナイスセーブを見せる。


そして、このまま試合終了。ブリオベッカ浦安、ホームゲーム今季初勝利。


劇的な試合展開も手伝って、勝利のラインダンスは異様な盛り上がり。2か月前の串間を思い出させた。

ラインダンスのとき、選手も笑顔だったが、1人だけ浮かない表情の選手がいた。次節以降の活躍に期待しよう。



スタンドの外に出ると、ホームゲームではいつも行われる「選手によるファンのお見送り」。

ホームゲーム初勝利なので、当然ながら大盛況。選手もファンも最高の笑顔だ。


お見送りも終わりに差し掛かる頃、その横をスタイルのよい1人の男性が通りかかる。

スーツを着て、モデルみないな体型。スキンヘッドの髪型…間違いなく

東京武蔵野シティFCのGK飯塚選手だ。今日は逆転負けを喫してしまったが、2失点ともキーパーにとって、ほぼノーチャンスだった。

おれはずっと目で追っていたが、「幸せ溢れる光景」を観ながら、悔しさをかみしめるように、前を向いてかっこよく立ち去っていった。勝者と敗者のコントラストは、とても印象深かった………





追記:今日時点で、ブリオベッカ浦安はリーグ戦30試合中、9試合を消化。
唯一の引き分けは、後半35分以降に追いつかれた試合だ。それを除く8試合中5試合は、後半35分以降に決勝点が生まれている。

エンターテインメント性溢れる試合は面白いかもしれないが、6月21日に向けてチーム状態を上げてほしい。求む、新たなラッキーボーイ。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 21:50| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする