2017年09月25日

ヒーローは逆境のときにしか現れない

平成21年11月8日

 この日は、おれにとって、印象深い1日。
 
 各地でJリーグのデーゲームが行われ、その結果、ベガルタ仙台がJ1昇格を決めた日だから。


 それ以上に、全国のサッカーファンの注目を集めたのは、ジェフ千葉。

 アウェイ川崎戦で、2-3の敗北を喫して、J2降格が決まった(ちなみに、決勝点はレナチーニョ)。

 川崎vs千葉 試合結果(川崎公式HP)


 ジェフの降格が決まった直後、ナイトゲームで柏レイソルの試合が行われた。

 当時のレイソルは、前節のホームゲームで、残留争いのライバルだった山形に完封負け。
 2009Jリーグ ディビジョン1 第30節第1日 柏vs山形
 山形兼浦安サポは、この日のGK清水健太のプレーを、今でも「カミケン」と言い続けている。それくらい素晴らしかった。

 結果として柏レイソルは、残り4節で残留圏へ勝ち点差9という絶望的な状況でこの日を迎えた。結果次第では、ジェフと同日の降格決定もあり得る。

 しかも、対戦相手は来季のACL出場を狙う清水エスパルス。中盤は伊東テル・本田拓也・枝村・藤本淳吾、さらにFWは岡崎・ヨンセン。豪華な布陣だった。
 一方の柏レイソルは、山形戦から先発を大きく変更。Jリーグ公式戦初出場の選手を2人も抜擢した。


 その結果、柏が勝利を挙げた。それも5-0の大勝。おれは、予想外の結果に驚きを隠せなかった。

 2009Jリーグ ディビジョン1 第31節第1日 柏vs清水


 これで勢いに乗った柏は、次節で6位の新潟にも勝利。残り2節で残留圏へ勝ち点差4に追い上げた。

 そして、残留圏ギリギリの大宮との直接対決で、フランサが3試合連続のゴールを決める。しかし、1-1のドローに終わり、レイソルはJ2降格となった。




 この例は極端かもしれないが、弱いチームがV字回復で結果を出すには、いくつかの条件を満たす必要がある。

 まずは、出番の少ない(なかった)選手が大活躍すること。

 次に、攻撃的な選手が覚醒すること。これは、今月の青森戦以降の幡野が当てはまるかもしれない(先月のホンダロック戦とは別人に見えた)。 ただ、他にも活躍してほしい若手選手は何人か思い浮かぶ。

 最後に、連戦の前のインターバルで「できる限り」最高の準備をすること。
 (当時の柏レイソルの場合、インターバル中に行われた天皇杯vs神戸で敗北。その直後、監督のネルシーニョが「戦いに勝利するための心構え」を選手に厳しく説いた。結果、チームの意思統一ができた)




 
 現状に戻ると、ブリオベッカは、考えられないほど怪我人が多発。一時は残留圏内に浮上したものの、ここ5試合は1分け4敗。スタメンで使われる選手の底上げにも限界がある。第三者から見れば、「23歳以下のJリーガーの育成型期限付き移籍」でもしない限り、残留は極めて厳しい。(tonanみたいな補強が理想)
 しかし、昨日の練習試合(東農大vsBチーム)を見る限り、期待できそうな選手はいる。
 その選手がチャンスを生かして、チームに変化をもたらせば「残留への悪あがき」が面白くなるだろう。
posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 20:40| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月23日

リーグ戦に「順当」という単語は存在する?

本日、JFL ブリオベッカ浦安vsHonda FC の試合が行われた。



場所はなぜか「千葉県総合スポーツセンター東総運動場」

千葉県の東端近くに立地している。


ホームチームの状態は悪い。しかも悪天候。

JFL昇格後の観客数ワーストを更新してしまう…と思ったら、そこはHonda様。柏の葉開催とさほど変わらない動員だった。


特に、地元出身の宮内選手を応援する子どもたちの応援は、Honda FCの応援に大きなアクセントを加えていた(Hondaの声出しが、子どもたちの応援しやすいコールに特化したのはさすが)。


試合のほうは、戦前の予想通りHonda FCが圧倒的にボールを支配する。浦安は守ることに徹する。

それでも、幡野がボールを持つと、少しワクワクした。

浦安はエンドを替えて風下に向かって攻めていたこともあり、セットプレーで「何か」が起こりそうな予感は感じた。
起こった出来事は「子どもと相撲力士のふれあい相撲」みたいなプレーだった。


得点の匂いもゼロではなかったが、前半のラストプレーで、CKのピンチからHondaに先制点を決められる。



後半になると、選手間での声掛けに「精神論」的な内容が増えた。4月の今治戦ほど「最悪の内容」ではなく、サッカーの試合として成立するレベルなのだから、細部を詰める指示・要求をしてほしいと思ったが。


そんな中でも、秋葉の「悪いクセ」は治らず、警告2枚で退場。したのに、浦安のパス回しが機能し始める。
開き直りが功を奏した時間帯もあった。1トップは「Jリーグデビューしたてのムァキ」状態だったけど。

パス回しの調子が悪くなったとき、Honda・古橋のFKが炸裂。点差を2点に広げられる。


この後は、特に覚えていない。「セットプレー失点病」を再発したことは覚えているが、


そして試合終了。結論だけ書けば、Hondaの貫禄勝ちだった。東総の近くにホームタウンがある「赤いチーム」のように(赤いチームがJリーグに加盟したころ、HondaのOBが数多くいた歴史もある)


試合後の選手たちは、少し悲壮感があった。しかし、決して下を向かなかったからこそ、浦安の声出しはずっと応援を続けた。

本当は、今後の展望も書きたかったけど、今日はここまで。
posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 23:51| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月17日

「集中しろ」と言うけれど

昨日、JFLの残留争いの行方を大きく左右する一戦が行われた。

FCマルヤス岡崎vsブリオベッカ浦安 の一戦だ。

試合会場は、名古屋港サッカー場。

メインスタンドの大きさは比較にならないが、フロンティアサッカーフィールド(秋津サッカー場)を思い出させる。

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この日は、日立台以来となる「使命感モード」で応援したため、試合の細部までは覚えていない。


覚えていることは両チームとも、リスクを取る攻撃は少なかったこと。それと、審判にジャッジの説明を求めるシーンが、いつもより多く普段とは違う様子が伺えた。

浦安の守備陣は、自分に課せられた役割をこなしていたが、攻撃陣は「自分の能力以上の役割」をしようとしている点が気になった。気持ちが空回りするシーンもあった。


幡野を投入以降は、浦安のチャンスが増える。8月とは違い、シュートを打つべき場面では、シュートを打っている。

先週ほど良くもないが、悪くもない内容だ。しかし、「自分の役割をこなす」マルヤス守備陣を完全に崩すことはできない。


スコアレスドローが濃厚な後半40分過ぎ、マルヤスはCKのチャンスから押し込み、浦安は致命的な失点を喫する。

浦安は反撃しようとするも、このまま試合終了…



試合後、明らかにショックを受けている選手もいた。おれは、かすれた声で「やるしかねーだろ!」と叫ぶことしかできなかった。
はっきり書くと、ブリオベッカ浦安がJFLに残留できる可能性は、かなり低くなった。

7月以降は、サッカーの試合として観ていられるレベルにはなっている。それでも、謎の怪我人多発の影響もあり、結果には結びついていない。


「上手な攻撃」は散見するが、「相手にとって怖い攻撃」は、ほどんど見られないのが現状。


来週以降の対戦相手は、「最下位相手に勝ち点3」を狙ってくることは明白。相手が焦り、浦安が冷静に状況を見極めれば、チャンスが生まれるだろう。しかし、浦安だけが焦った場合は、間違いなく「酷い結果」が待っている。


先日のブログで、「個人技ではどうにもできない」と書いた。個人的な意見だが、相手が疲れているetc.状況を見極めれば、「個人技が効きそうな選手」は何名かいる。






残留に向けた「悪あがき」は、開き直りから始まる。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 17:06| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月11日

(1年ぶり)あと「一歩」されど「一歩」

今年は「強豪」に成り上がったラインメール青森とのアウェイゲーム。

そのラインメールが、リーグ戦で最後に負けたのは、シーズン開幕戦のHonda FC戦(都田)



苦戦が予想された。それでも、浦安の声出しは、数名現地に乗り込んだ。


試合会場は、新青森県総合運動公園球技場。昨年と違い、郊外の広大な公園の中にあるスタジアムだ。

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浦安の応援席は、いつもの声出しだけではなく、八戸ファンも数名駆け付けていた。
(八戸のアウェイゲームでは、青森ファンが数名駆け付けたらしいけど)


とにかく、その試合で純粋に「浦安を応援したい気持ち」があれば歓迎するのみ。



浦安ファンの気勢は上がったが、ピッチ上まで波及することはなかった。

前半立ち上がりの早い時間に失点してしまう。

その後も、取り返せる雰囲気はあまり感じなかったが、応援は続く。

先のブログでも書いたが、天皇杯vs柏レイソル 以降は、試合中の応援で「本気モード」になるケースも増えた。


結局、前半は0-1でラインメールがリードしたままで終える。


後半になっても、雰囲気が大きく変わることはなかった。浦安が2枚替えをするまでは。

俊哉様が入って、ラインメールDFラインの裏を突破できるようになった。それ以上に幡野が良かった。セカンドボールを取る動き、相手のバイタルラインでのボール捌き…
つられるように、矢部まさ・上松の両ボランチが攻勢を強める。


それを受けて、ラインメールも交代枠を使う。カウンター要員でスピードのある高瀬を投入。

高瀬は交代早々、浦安DFラインでのパス回しをカットする狙いで、スライディングする。

スライディングして、ボールは奪えず、浦安の選手と接触もせず、荒れた芝に足を取られて負傷した。


浦安は、プレーオンで攻めても構わない状況だったが、一旦後方にボールを戻す。

おれは、「こういうときなら」割り切って、ゴールを狙って攻撃してもよかったのに…とため息をつく。

浦安の選手たちは「勝負師としては」いい人すぎる。



しかし、浦安の攻勢は変わらず。待望の同点弾が生まれたのは、後半25分過ぎ。
いい位置でFKを得ると、幡野→南部ヘッドで浦安が同点に追いつく。

(vsラインメール戦の5試合目にして初ゴール!)
そのとき、すぐさまボールを拾い上げた富塚が、センターサークルにボールを戻す動きを見せる。

選手が勝ちに行く姿勢は、十分に伝わってくる。

同点ゴール以降、浦安がさらに攻勢を強める。

柴田監督就任以降、ここまで「攻めダルマ」になったことはない!というくらいの攻勢だった。
シュートを打てるポジションまで、選手はよく走っていた。
勇気をもって、シュートを打っていた。

しかし、得点だけを決めることができない。


両チームとも「勝ち点3」を取るべく、攻撃的な選手交代をするが、スコアを動かしたのはラインメール。
カウンターからゴールを奪った。
浦安からすれば、失点しても、仰向けになったり、大ショックを受けている選手がいなかったのは収穫。

浦安も「何とかしようとする気持ち」は見えたが、このまま試合終了。
スコアだけみれば、痛い敗戦となった。

試合後の選手たちは、あいさつに来てくれたが、悔しい表情がありありと見て取れた。ショックを受けた様子ではなかったので、おれは特に言葉を掛けなかった。




「内容はよかった」

浦安を応援する者なら、試合後のレポートで何回も聞かされたであろう言葉。
個人的には、「敗戦の言い訳」「守備ができない現実逃避」と思わせる試合もいくつかあった。

しかし、この日だけは違った。

ラインメールのゴールに襲い掛かる姿は、素晴らしかった。


おれは、選手たちを信じ、今週末も遠征に行く。
posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:18| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする