(浦安は中止試合もあったが)後期第1節に迎え撃つ相手は、流通経済大学FC。実質3番目にあたるチーム。
失礼な書き方だが、観客動員が見込める相手ではない。
なおかつ、この日はJリーグが行われない。
そうした事情もあり、おれの(ほぼ)独断で「他サポデー」と銘打った仕掛けをした。
以下、ツイッターに書き込んだ内容。
他サポデー実施について
ブリオベッカ浦安の声出しは、他チームのサポーターの来場を、いつでも歓迎しています。
次節7月15日(祝)はJリーグが開催されません。より多く他チームのファン・サポーターに来てもらえるよう、声出しファンとしては「ブルーデー」以外にも「他サポデー」を実施します。
通常は、ブリオベッカのユニを着て声だし応援するファンも、この日は他チームのユニフォームを着る予定です。
サッカーに限らず、野球・バスケetc.他競技のユニフォームでも歓迎します。
子どもたちや他の来場者の迷惑とならない程度に、スタグル&べか彦とのグリーティングを楽しんでください。
7月15日(祝)のスタジアムグルメとしては、acona coffeeさんが出店予定です。
行列がないときは、特別リクエストにも応じてくれます。
例として、スマホの画像を見せただけで、かわいいベガッ太さんを描いてくれました。
皆さんも、好きなマスコットを描いてもらってください!
(ついでに、サッカー観戦も楽しみましょう)
「他サポデー」の主なイベントはスタジアムグルメと
#べか彦かわいい です。
というわけで、浦安市陸についたおれは、(本日限定の)スプレー弾幕を設置。
(次節以降に向けて)「他サポデー」を行った目的は、
・みんな楽しむこと
・他に好きなチームのあるサッカーファンにとって、敷居を下げること の2点だ。
舞浜で東北ダービー pic.twitter.com/ZbJM5sBRfa
— ヤマ (@YAMARISTA4) 2019年7月15日
舞浜で出羽ダービー pic.twitter.com/GKx9W8PG37
— ヤマ (@YAMARISTA4) 2019年7月15日
本日のスタグル。
大正義の「ジャマイカキッチン オルハ」は来ていなかったが、充実していた。
acona coffee
開門前に行ったので、この日も特別リクエストに応じてもらえた。
Jリーグ屈指のかわいいマスコット、ヴィヴィくん。
LLP
注文したのは、イタリアンサバサンド。
元祖たこ壱
スタグルを売っている広場には、VOLVOブースがあった。この日は、ボルボ 東邦オート株式会社のスペシャルデー。
選手たちは、羨望のまなざしを向けていた。しかし、おれは「小さいべか彦人形を5,000個売れば…」なんて計算をしていた。
一部のベンチ外の選手は、「勝手にDJブース」へ遊びに来てくれた。嬉しい。
スタジアム前でDJをする川島征爾選手#ブリオベッカ浦安 pic.twitter.com/J5ydMFJqp9
— nagi@サッカー・バスケ垢 (@nagi_football23) 2019年7月15日
素敵な休日をありがとう!
— いっぺい (@ichiichi1116) 2019年7月15日
さぁ今日も勝とうぜ!#須原拓海#川島征爾#ブリオベッカ浦安 pic.twitter.com/RG3vqtLZYe
なかなかフリーダムだ。
もっとフリーダムだったのは、べか彦。精力的に動き回っていた。
はぁー(*´艸`*)癒し#べか彦かわいい pic.twitter.com/y9DH6FAUNz
— さるり (@saruri7053) 2019年7月15日
べか彦さんかわいい#べか彦かわいい pic.twitter.com/yftCoOVStx
— らびもそ(カモシカ㌠) (@kimo971rabimoso) 2019年7月15日
そんなこんなで、競技場内はスタメンが発表された。
アウェイ・流通経済大学FCの選手紹介は、龍ヶ崎でJFLの場内アナウンスを務める方が出張して行っていた。野球の横浜スタジアムに似たウグイス嬢の声で、とても良い。
浦安は、男性が担当。盛り上げたい気持ちは伝わってくる。
イベントが、ほとんど終わったところで、最後に試合が始まる。
おれは、メインスタンドに来ている観客向けに演説を行っているが、少しずつ慣れてきた(自己評価)。今後は、他の声出し応援しているサポにも、演説してもらいたい。
選手入場。
浦安のスタメン
試合は、ブリオベッカが主導権を握る。
小島や幡野が好機を演出。いいシーンや惜しいシーンでは、観客から拍手や手拍子が、選手に送られる。いい傾向だ。
好循環になり、浦安が先制点をあげる。富塚のクロスに、植田が合わせた。ナイスゴール。
前半は、ほぼ一方的だったが、終了間際に不用意すぎるファールを「ディフェンディングサード」で与えてしまう。
試合巧者の流経大FCがこのチャンスを逃すはずもなく、難なく同点ゴールをゲット。
スタンドがアゼンボーゼンとする中で、前半が終了する。
ハーフタイムショーで、べか彦やブルーキャッツのダンスショーが行われるも、微妙な空気だった。
後半開始前の演説では、「相手にプレゼントしたような失点をして、おれの眉間にシワができています…」と自虐ネタを披露。
勝負の後半。
浦安は攻め急ぐことなく、落ち着いた試合運びを見せる。
声出しエリア周辺では、子どもたちが太鼓を叩き、跳ねて、歌っていた。
こういったぬるい空気の試合では、応援をさせるのではなく、
「悲壮感を出さず」「楽しそうに」応援をする子どもたちの声援が頼もしい。
しかし、小島や幡野が疲れを見せたころから、流経大FCが流れを取り戻す。
ブリオベッカがピンチになり、浦安市陸の雰囲気に合わない悲鳴が聞こえるシーンが目立ち始める。
試合終了間際は、チャンスもピンチも増える。両チームともゴールを奪いにいくサッカーで、「第三者として観ているサッカーファン」にとっては、楽しい時間だったはず。
しかし、スコアは動かず試合終了。1−1で痛み分けとなった。
この日一番の収穫は、いつも以上に子どもたちが楽しそうに応援したことだ。メインでも、声出しエリアでも。
試合後の演説では、「応援席の雰囲気はとても良かったと思います」という内容を話した。
浦安の選手は、時間帯によって好不調のあるサッカーをしていたが、流経大FCの選手は、安定したプレーだった。運動量も豊富。
特に、茂木・金子の両センターバックは、90分間通じて好プレー。ラインの上げ下げ・チャレンジ&カバー、球際の粘り強さが光った。
この後、流経大のユニを着ていたサッカーファンを少し話をした。お互いに「応援しているチームは、こんなもんです」という内容。栃木シティに完封勝ちしたのに、かなり謙遜していた。流経大FCが好きなファンは、もっと増えて然るべき。
お互いの健闘を祈って、その場を離れた。
試合後の選手によるお見送りは盛況だった。引き分けだったが、ホームチームを応援していた観客は、いい笑顔をしている。
しかし、5日後の江戸川区陸上競技場は、話が別だ。
ホームチームのサポが、悔しがる光景を見たい。