その道中は、ファジアーノの幟が多く設置され、賑やかだ。
スタジアムで試合観戦した後、岡山駅まで戻る途中に
「スポーツファンにとって、楽しい場所」や「安く入れる銭湯」
があれば嬉しいところだが、
それを両方満たす場所がある。
その名は清心温泉
「岡山駅」と「シティライトスタジアム」の中間地点近くにある。
大通りから30秒ほど歩いたところにある銭湯は、いかにも古そうな外観だ。
靴を脱いで、中に入ると
(10.19の頃の)近鉄の帽子を被ったおっちゃんが迎えてくれた。
少し面を食らいながら、入湯料400円を支払い脱衣所に入る。
その脱衣所は
見事に野球一色。もちろん、ファジアーノのグッズも多いけど。
中には、
南海ホークスの門田・香川、ヤクルトの荒木 など「個人的には」たまらないサインもあった。巨人のサインもある。
果ては、こんなポスターまで
…野球ファンには、このポスターの価値が分かるだろう。
「近鉄の帽子を被ったおっちゃん(番頭さん)」が、ただ者ではないことだけは分かった。
その後は風呂に入って、ゆっくりリフレッシュ。
温泉が湧き出ているという訳ではないが、ボディソープやシャンプーは備え付けてある心遣いが嬉しい。
さっぱりして体を拭いていると、「何か飲みませんか?」と声が掛かる。
壁に掛かった「お品書き」に目を向けると
利益度外視の価格設定だ。
早速注文したが、
焼き鳥は、外で炭火焼きしている。
頼んだものは、軒先で食べてもいいし、脱衣所で食べてもいい。
まだ寒かったので、おれは脱衣所の中で食べたが、
これで400円。安い。
脱衣所のテレビでは、タイガースの中継を映していたので、
番頭さん や 常連さん と野球話で大いに盛り上がった。
番頭さんに聞くと、サッカーはファジアーノを応援している店だけど、ビジターファンも大歓迎とのこと。
ちなみに、ブリオベッカ浦安のJFL初勝利も祝ってくれた。
この銭湯が包む空気は、立川の居酒屋 Kiten!や池袋の居酒屋 バッカスに似ていた。
特にスポーツファンにとっては、初めてでも、居心地のいい空間だ。
おれは、シティライトスタジアムで観戦した後に、この銭湯へ寄ることを強く勧める!
でも、この銭湯は毎日営業しているわけではない。番頭さんは、別に仕事があるので不定期営業なのだ。
それでも、ファジアーノのホームゲームがあるときは営業している。
詳しくは、清心温泉公式ホームページ
等で確認を。
参考・
清心温泉の成り立ち
清心温泉の紹介(別のファンが作ったページ)
おまけ:
とある日の番頭さんの出来事…