2016年04月29日

ブリオベッカ浦安、ミッションコンプリート

快晴だが、強風が吹き荒れた「昭和の日」

ブリオベッカ浦安は、柏の葉で奈良クラブと対戦した。



キックオフ2時間前に到着したが、奈良サポは既に数十人もいる。

この時点で、ホームジャックされることは覚悟した。


開門となり、奈良サポはアウェイ応援エリアに大挙入って来る。


ところでアクシデント発生。

IMG_20160429_115329.jpg


手前タッチライン・アウェイ側のスプリンクラーが暴走!
(写真を見ると、スプリンクラーが1台しか稼働していない)


メインスタンドの上段から撮影したが、たまに水しぶきがかかる。


ピッチ管理者が、スプリンクラーを足で踏み、無理矢理角度を変えていた。


足で踏みながら電話連絡する等バタバタだったが、しばらくして無事にスプリンクラーが止まった。
(おれを含む、10人近くがピッチ管理者に拍手を送る)


浦安ファンから見れば、奈良クラブのストロングポイントである右サイドから野本のアーリークロスの精度を下げる姑息な手段に思えたが

IMG_20160429_115606.jpg


奈良ベンチを大人数で拭いていたので、そんなことはないようだ。


センターポールに掲げたブリオベッカ球団旗の紐の一部が外れ、慌てて下に降ろすハプニングもあったが、


キックオフ40分前に選手紹介が行われた。



浦安のスタメンが大きく変わっている。

DFラインは右から富塚、秋葉、笠松、田中(貴) 中盤は板倉、村田、坂谷、田宮


前節の武蔵野シティ戦の出来がめちゃくちゃ酷く、、さらに怪我人が増えたとはいえ、ここまで大ナタを振るうとは…


試合が始まる。

浦安のフォーメーションはいつもと変わらない。

それでも、前半立ち上がりに失点する。エンドを風上に取っているのに

PA近くのセットプレーから、奈良クラブの早いリスタートに対応できなかった。


(今シーズン、試合の立ち上がりは、素晴らしいor最悪の2択しかない気がする)



このままズルズル行くとまずいなー。と思ったが、


浦安の中盤はボールがよく回る。風下に向かって攻めていても、ショートパスを繋ぐ。

正直に書くと、「浦安がいい」のではなく、「奈良のプレスの掛け方が変」だと思った。

ラインメール青森や流経大ドラゴンズのような一体感がないというか…



奈良のボランチの回りでもパスが通るようになる。


この日のレフェリーは、かなり不安定だったが、選手・監督は異議を唱えることなく、試合が進む。

そして、右サイドからのクロスが上がり、混戦の中ゴール!

アナウンスも絶叫!


したけど、ハンドの判定。

浦安は、2週続けてぬか喜びだ。残念。


結果、ボール保持率は「ほぼ五分五分」のまま前半終了。




後半は、風下にエンドを取った浦安。


ロングボールへの対応がまずく、奈良の猛攻を受ける。ポスト直撃のシュートが少なくとも2回。GK中島は、ポストと友達になれたようだ。(強い追い風で、奈良のシュートはコントロールが難しかったおかげもある)



その直後、浦安がPKを獲得。

田宮がPA内で突破を試みたところ、奈良のDFがつっかけてしまった。

このPKは、俊哉様が決めて同点。



ここでミスターサイトーが動く。

ボランチで機能していた板倉に代え、矢部を投入。

矢部の「リーグ戦連続フル出場」は途切れたが「リーグ戦連続試合出場」は継続中。


結果として、この采配が当たるから恐ろしい…


同点ゴール以降、パスがよく回るようになった浦安。奈良はショートパスで崩されないように守る。


そんなとき、矢部がロングボールを出す。

無風状態ならゴールラインを割っただろうが、「この日はボールが押し戻され」裏に抜けた竹中に通る。


左足でシュート。ネットを揺らす。副審はゴールを認める判定。



ブリオベッカ浦安逆転! 竹中は4試合連続ゴール!!(竹中は、このまま大活躍して、J2中位以上のチームに移籍してほしい)


柏の葉に「エレクトリカルパレード」が響く。


相手がショートパスへで崩されないように守る

竹中が抜けだし、ドンピシャのロングボールを送る

このゴールへの流れは、前のホームゲームと同じだ。




となると、次に待っているのは、


相手の猛攻


奈良は、どんどんPAまで侵入してくる。

浦安は体を張って何とか守る。



ミスターサイトーは、絶叫しっぱなし。手を使ったアクションも大きい。

それでも、86分まで2枚目のカードを切らない。

田宮を下げたが、こんな遅い時間までサイドハーフを全く代えないのは初めてのことだ。



結局、このままスコアは動かず 2−1 でブリオベッカ浦安が「逆転勝利」


嫌な形で先制点を取られ、大勢の奈良サポの歌声が鳴り響き、レフェリーも不安定。

そんな展開でも、選手は任務を全うし、浦安ファンは「悲観的にならず、雰囲気を悪くする」こともなかった。

選手・スタッフはもちろん、ファンも一体になって、勝利を掴んだ!といえるだろう。



試合後の「選手たちのお見送り」は大盛況。

「4勝1分4敗」と勝率を5分に戻したこともあり、みんないい笑顔だった。3月中旬がウソのようだ。


だが、5月の日程はキツイ。リーグ戦は5試合あるが、そのスタジアムは

東近江(滋賀) → 柏の葉 → 宮崎 → 東総(銚子の近く) → 五戸(青森県)


1か月のチーム遠征費だけで300万円近くになる…

選手への負担も大きいだろう


これから、タフな1か月間が始まる!

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 23:10| Comment(0) | 2016〜17 ブリオベッカin JFL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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