確かに、その一面もあるが、野球観戦をすることだって多い。
昔は、
広島市民球場へ行ったり、夏の甲子園決勝も観戦した。
そんなおれが何の因果か、1週間前から「謎の肋骨痛」に襲われてしまう。
(ひどいときは、深呼吸をしたり、上半身を左右にひねるとズキンとする状態だった。大声を出すのは論外)
そんなこともあって、この休みは静養する予定だった。
そんなときに、「野球の独立リーグを観戦したことがない」ことに気づき、BCリーグの日程表を確認した。
5月3日に「城南野球場」で試合が開催されることが分かった。
ラミレスも在籍した「群馬ダイヤモンドペガサス」のホームゲームらしい。
そのチームのホームページを見ると、すぐに「球場情報」のページが見つかった。
城南野球場の欄には、こう書いてあった。
高崎駅徒歩10分
…かなり便利ではないか。この時点で観戦決定。
試合当日。
高崎駅から球場へ向かう途中に「焼きまんじゅう」を売っていたので、入手して野球場で向かう。
球場へ着くと、露店も3店舗出ていて、なかなか賑やかだ。
チケット販売所といい、サッカーのJFLリーグと雰囲気が似ている。
入場すると、選手とファンがキャッチボールをしていた。JFLよりも牧歌的。
試合前には、スポンサーの挨拶まで行われた。
おれは、群馬の監督「平野 謙」(黄金期西武の2番)と武蔵の監督「小林宏之」(ロッテの先発を長年務めた)ばかり追っていたが…
試合が始まる。
選手のレベルは、むちゃくちゃ高いわけではないが、一生懸命やっているのは伝わる。
ただ、独立リーグレベルの中で、1人だけ「クレイジー」がいた。
昨年オリックスにいたカラバイヨだ。
一昨年も群馬にいたが、そのときは30本塁打を46試合目で達成している。
この日も、バックスクリーン直撃のホームランを放った。格が違う。
群馬応援団も大盛り上がりだ。
そんな群馬応援団も、ラッパ、スネア、和太鼓など鳴り物を多く使ってスタンドを盛り上げていた。
試合前には「選手応援歌の歌詞カード」(原曲はどれも分かりやすい) を配っていたり、手すりに張り紙をしたり、「みんなで応援しよう」とする雰囲気づくりに一役買っていた。
でも残念ながら、一番印象に残ったのは武蔵応援団が「アルプス一万尺」原曲で「これから始まる武蔵の攻撃、何点入るか分からない」を歌いまくったイニングで、ノーアウトからいきなり4連打で大量点を奪ったことである。(武蔵の応援団も川崎球場みたいで面白かったけど)
試合後は、選手がファンを見送っていた。選手はサインや写真撮影に笑顔で応じていたが、平野 謙監督や 松沼 雅之コーチまでいたことには驚いた。
今後は、プロ野球3軍との交流戦を観てみたい。讀賣だと、橋本到や西村健太郎がいるし。