今シーズン開幕前、特に印象に残っているカープの2試合をブログにアップした。
おれは、なぜカープが好きなのか?【思い出話】
カープの応援団長だった【かりべやすお】さん
【思い出話】に書いたことだが、初めて広島市民球場に足を運んだ試合で、サヨナラホームランを打ったのは
尾形佳紀
「劇的」という一言で片づけられない一撃を放った男は、この試合以降活躍できず2009年に戦力外通告を受ける。
と同時に球団からスカウトへの転身を打診され「関東地区担当」になった。
尾形佳紀が獲得してきた選手は、以下のリンクのとおり。
【カープ】田中広輔や鈴木誠也を担当した尾形佳紀スカウト/訪問先の指導者も厚い信頼を寄せる存在へ
鈴木誠也をドラフトで獲ったのも凄いが、田中広輔をドラフト3位で獲れたのは素晴らしい。
昔から機動力野球を掲げるカープで「1番ショート」は花形のポジション。
高橋慶彦、野村謙二郎、それに続くのは尾形佳紀になるはず、だったが、
試合中の大怪我で、はかない夢となった。
しかし、大怪我した男が、その穴を埋める選手をスカウト。田中広輔は、全試合1番ショートでスタメン出場して、チームを優勝へ導く。
実にカープらしい話だ
優勝する前に第一線から退いたという意味では、昨年まで応援団にいた「かりべやすお」さんもそう。エピソードのリンクを下記に示す。
【広島】緋鯉会“総代表”かりべやすお『応援団は、負けても「応援は楽しかった」と思わせるのが大事』【カープファン列伝】
カープの応援団「緋鯉会」総代表が活動を休止した理由とは?苅部安朗〜カープと歩んだ23年間〜
カープファンは爆発的に増えているが、応援団のみなさんの好影響があるのは確か。
やすおさんがいる間に優勝したかった思いはある。(特に2008年以降、プレーオフ争いの時期は、ファンが尋常じゃない声援だった。今より凄いかも)
みんなの積年の想いがある分、今日からしばらくは関東地方でも優勝関連のニュースが続くだろう。
でも、「おめでとう」や「ありがとう」はまだ言わない。