2018年06月24日

小石川でも勝てず…

梅雨のジメジメ感が漂う昨日、ブリオベッカ浦安は、アウェイで東京ユナイテッドと対戦。


試合会場は、小石川運動場。

飯田橋駅徒歩5分なので、交通至便。ただし、試合案内には↓の一文があった。


※会場内での鳴り物や、大声(コール)を出しての応援は施設のルールによりご遠慮ください。


声出しファン泣かせの案内ではあった。しかし、タッチライン際で観戦できるので、年1回訪れるアウェイチームのファンとして、好きな試合会場だ。






いつも通り、試合開始1時間半前に開門(入場無料)。


DSCN1587.JPG



おれは、スーツ&オールバックの髪型&フチなし眼鏡で行った。
参考(リンク先の一番下を参照):横浜猛蹴は自然体。だから強い。

前に予告したにも関わらず、他の浦安ファンは驚いた様子だった。


注.数百メートル先にある、東京ドームの読売戦の場合は「特徴的な格好」で来場することは無い。





小石川運動場は狭い敷地なので、選手と共用となるエリアが多い。


普段、Jリーグしか観戦しないファンが来たら、驚くだろう。しかし、2年前から浦安ファンを兼任している鹿島サポは、慣れた様子だった。


岩政大樹が目の前に現れるまでは。


岩政と通路ですれ違ってからは、興奮しっぱなしの様子。気持ちは、十分に分かる。他のアントラーズOB(GK杉山、FW佐々木)が姿を現したときも同じ。


試合開始15分前に、岩政選手が出てくるところを待っていて、「頑張ってください!」と握手を求めた一部始終には、思わず笑った。
(注.東京ユナイテッドの試合前に、握手ができるケースは極めて稀。昨日の鹿島サポは、本当にラッキーといえる。)


その光景も可笑しかったが、直後の鹿島サポは、非常にいい笑顔だった。何故か、おれも幸せな気分になった。



【試合後のツイート】










肝腎の試合について、


DSCN1589.JPG


前半開始直後、富塚と岩政でボールを競り合ったとき、富塚がファール。だが、決して劣勢ではなかった。

藤原も、よい出来。プレーに迷いがない。


この様子を見たとき、「いい試合になりそう」と思った。


コーナーフラッグから至近距離で観戦して、選手の声掛けの様子がよく分かる。おれが立見していたポジションだと、(もちろんマナー違反になるが)一歩前に出ててを伸ばせば、コーナーキックのキッカーに触れられそうなほど。




前半は、0−2で折り返した。しかし、5月19日のVONDS戦と違って、競技として成立していた。「応援したい」と思わせる試合内容だ。


後半、大声(コール)を出しての応援は行わなかったが、各々が自由演技を始める。


選手を激励するファンもいた。


チャンスになると、競馬場のおっちゃんに変貌するファンもいた。


PAでユナイテッドがハンドして主審がスルーしたとき、「VAR!」と何回も叫ぶファンもいた。


変なタイミングで、クシャミをするファンもいた。


(個人的に、浦安がカウンターを食らいそうな場面でも「VAR!」と叫び続けるファンには苛立った。
「いつまでも言ってんじゃねえぞ!コラァ!」と怒鳴りたかったが、服装を考慮して自重。)




浦安は1点を返したが、反撃はここまで。リーグ戦で3勝4敗となった。



試合後、選手たちはあいさつに来てくれた。悔しさも入り混じりながら、どこか吹っ切れた表情に見えた。









ここからブリオベッカの展望をブログで書いたファンもいるが、おれは別のことを書く。


日本代表がグループステージ初戦で勝利を挙げたこともあり、国内のニュースはサッカーW杯の扱いが大きい。


他国のサッカーを見る機会も多いが、その試合前後のコメントを聞くと興味深い。



「気持ち」という言葉を聞く機会が、ほとんどない。




他国にとっては、「気持ち」があるのは当然だ(逆に言えば、「気持ち」のないチームは、それを連呼することが多いように感じる)。



本当に強いチームは、自然と身についている。


チームの上層部も、スタッフも、選手も、下部組織の選手たちも。



全員が、勝利に向かって最善を尽くしている。


チームが一体になる意識付けは、全員ができている。




アイスランドやメキシコのサッカーを見ていると、特に感じる。







ブリオベッカの場合、少しずつではあるが、若手選手が活躍できるようになってきた。


来週は、つくばに行く予定はない。しかし、2週間後のホームゲームは、今のところ行ける。


今日、VONDSを2−0で下した「栃木の本気力」に、若手選手がどうやって対抗するのか?

楽しみだ。
posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:59| Comment(0) | 2018「魔境の関東」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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