場所は、浦安市運動公園陸上競技場。
なので、試合前はオルハさんの「タコライス」を食す。暑い時期はオススメ!
(個人的には、久しぶりのもつ煮も食べたかった)←ぜいたく
天皇杯予選なので、リーグ戦時とは運営方法が異なっていた。
(試合会場に浦安市陸を設定していただいた、県サッカー協会のみなさんには感謝している)
立ち上がっての応援や鳴り物を使っての応援は、ゴール裏のみ。
しかも、子どもたちは先週よりもずっと少ない。
全席無料開放ということもあり、バックスタンドにいる観客は数えられる程度しかいない。
応援場所をどうするか、声出し応援をするファンで話し合った結果、
以下の3点を決めた。
(注・もちろん、決して強制ではない)
「鳴り物を使った応援は、ゴール裏のメインスタンド寄り」
「声出し応援は、その場所で行う」
「おれだけ、先週同様にメインスタンドで応援する」
そうこうしているうちに、FIFAアンセムをBGMとして選手入場。そして、試合開始。
浦安が決定機を多く作るが、スコアレスで試合が経過する。
ゴール裏だと、反対側のピッチが遠いので、試合が見づらく応援は難しい状況だ。
メインスタンドの観客が大きな声を出したのは、浦安が大チャンスを迎えたとき
ではない。
GK山田が、タッチラインを割るボールを蹴ったとき、
そのボールが
担架要員の学生さんの顔面に直接当たったときだ。
おれには、この試合で、1番ボールの音がはっきりと聞こえた。
学生さんは、当たる直前ボールの行方を全く見ていなかったが、ケガはしていないかった。
それでも、5分近く、ずっと当たった場所をさすっていた。それでも、無事でなにより。
前半はスコアレスで終了。上記のシーンが最も印象に残った。
ハーフタイム中、浦安の応援席に少し異変が。
子どもたち数人が、鳴り物を使って「カモン浦安」チャント(応援歌)を歌っていた。
近くにいた鹿島&市川兼任サポが「ACL決勝でも、この時間帯は応援していない」と驚いていた。
おれも「天皇杯決勝でも、この時間帯は応援していない」と呟いた。
勝負の後半。
村田がメインスタンド側からコーナーキックを蹴った流れの中で、浦安が先制点をあげる。
最後に決めたのは、菊島。
菊島が、ベンチに向かって走り出したとき、
村田がある方向を指した。
その指先のほうには、ゴール裏にいた子どもたち&声出し応援をするファンがいた。
浦安の選手合わせて5人が、ゴール裏のファンの元へ向かう。
おれは、その光景を写真に収めていた。
その写真を再生すると、選手と子どもたち&ファンがいい表情でハイタッチをしている。
しかし、驚いた箇所が1つだけあった。
それは、拡声器(トラメガ)を子どもたちが持っていたことだ。
子どもたちだけの応援中心団体設立へ、少し前身したことは、とても喜ばしい。
この試合のラスト10分は、城西国際大が攻撃の圧力を強める。
メインスタンドにいる観客は、悲鳴をあげるシーンもあるが、
個人的には、どんなときも選手を盛り立てる雰囲気つくりの難しさを実感した。
浦安の選手たちは、焦ることなくプレーし、このまま試合終了。
1−0で浦安の勝利、天皇杯予選決勝進出。
メインスタンドにいた子どもたち(10人くらい)は、「ラインダンスをやりに行こう!」と言い残し、駆け足でスタンドを降りた。
その後、ゴール裏では、今季の浦安市陸初のラインダンス。
ゴール裏の後ろのほうを見ると、ベンチ外の選手もラインダンスをやっていた(秋葉とか幡野とか)
子どもたちがよい雰囲気をつくって「いただいている」ので、ほとんどの時間で悲壮感を持たず、一体感を持つことができた。
次の試合も、この一体感を忘れずに観戦したい。
個人的には、平成30年4月15日以来の90分勝ちを観れてホッとした。
その間の成績は、1PK戦勝ち2分け8敗。