2019年05月11日

JFLで三重ダービー!!

2016年に行われた地域決勝の最終日を覚えているサッカーファンは、何人いるだろうか。

全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016 FC今治が優勝(JFA.jp)


ヴィアティン三重vs鈴鹿アンリミテッドの試合が、「勝ったチームのみ昇格」という残酷な状況で行われた。


結果は、ヴィアティン三重が勝利。鈴鹿アンリミテッドは、東海1部に残留となった。


試合後、絵にかいたような「天国と地獄」の様相となったことは、今でもよく覚えている。



その2年後。鈴鹿は、地域決勝で2位の好成績を収め、ヴィアティンに遅れをとったが、JFLへの昇格を果たす。



そして、令和元年5月5日、AGF鈴鹿陸上競技場で全国リーグで初となる三重ダービーが開催された。



JFLの試合としては、かなり早いキックオフ3時間前に到着して、余裕を持った




はずだった。



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しかし、この時点で両チームとも数十人が事前に弾幕を設置していた。



さらに、10時半を過ぎたころには100人近くが開門待ちの待機列に並ぶ。



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この様子を見ていたのが、ホームチーム・鈴鹿アンリミテッドの代表取締役社長・山岡竜二(以下、山岡社長)だ。



運営担当やスタジアムグルメ調理担当と確認の上、



開門とスタグル販売を15分早めることを発表。




キックオフ2時間以上前に多数の観客が集まることも、予定時刻を前倒しすることも、
JFLとしては、極めて異例。




三重ダービーは(他のダービー・クラシコとは比較にならないほど)重い意味を持つことを実感。

参考・スタジアム問題に関するQ&Aに関しまして(鈴鹿公式)


極端な書き方をすれば、三重ダービーは「生きるか死ぬか」




なのだが、おれにとって、この試合を観戦するのに別の目的があった。






それは、スタジアムグルメだ。

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昨年と比べて、販売方法は大きく改善された。


昨年と変わらないのは、多くの観客を集める試合で、


おれが「スタグル1番乗り」を果たしたことだ。


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手始めに串カツ(4本500円)

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特に、レンコンと豚肉がジューシーだった。




最初のスタグルを食べたところで、スタンドへ向かう。チケット確認を行っていたのは、鈴鹿の背番号10. 堀河俊大選手だった。

残念な気持ちで階段を上がると、そこに待っていたのは



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お嬢様聖水


おれは、お嬢様聖水サワーを注文(300円)。
お嬢様聖水は200円。


氷の有無を確認された後、コップを渡される。


そして、蛇口をひねる。

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(注・蛇口をひねると出てくるのは、聖水サワー)




味については、想像に任せる。
(アルコール飲料なので、べか彦の人形とセット撮影は自粛)



その後もスタグルを食べ続ける。


底の深い容器に入った唐揚げ(500円)

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チュロス(500円)

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ちなみに、唐揚げを調理したのは、この方↓

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山岡社長だ。



キックオフ1時間前の試食を担当したのは、ベンチ外の高野次郎選手。
「うまい!」の大声が、マイクを通じて競技場周辺に響き渡った。
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個人的な締めは、肉うどん(500円)。

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スタグルを大満喫している間に、ピッチ内練習が始まる。


鈴鹿アンリミテッド
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ヴィアティン三重
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声出しファンの数は、ヴィアティンのほうが多い。

試合開始前の時点で、両チームの応援は、JFLを凌駕する迫力だ。

それ以上に
マスコミはヴィアティン側のほうが多いことは、気になった。



ピッチ内練習が終わった後も、競技場に余韻が残る。


その熱い空気の雰囲気のまま、選手入場を迎えた。観客は、より一層盛り上がりを見せる。



鈴鹿側
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三重側
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開門前の客足を見る限り、招待客はほとんどいない。


三重県のサッカーを観たくてやってきた1,308人が来場。立ち見客も出る中で、キックオフ。






立ち上がりは、完全に鈴鹿のペース。前半6分に鈴鹿が先制ゴールを挙げた。鈴鹿側は、大興奮。


両チームとも、球際が「非常に」激しく観ていて飽きない。

特に鈴鹿は、昨年と違ってよいパスワークも随所にみられる。


三重がセットプレーのチャンスを得たとき、鈴鹿のテクニカルエリアには、スペイン出身のミラ監督を差し置いて、岡山一成コーチが出てくる。

このシーン以外にも、作戦ボードを持って選手に指示を与える場面も(岡山は、2011年にスペイン3部のクラブで練習生としてプレーした経験がある)。

ファンを盛り上げる役割の他、主審が変なジャッジをしたときは「観客に説明」するシーンもあった。


おれは、「日本代表戦時の松木安太郎」がいるような感覚になる。岡山コーチは、サッカー観戦が初心者の人にとって、とても魅力的な人材だ。

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三重の上野監督も、時折選手に指示を与えるが、大きな動きは、なし。



球際の激しい攻防が続く前半30分ころ、競技場に怒声が飛び交った。


三重の某選手が、鈴鹿の野口に「アフターで」「後ろから」「足を削るスライディングタックル」をかました。


競技場の異様な空気は下の動画で少し伝わるだろう。(そのプレーは動画に入っていないが)





主審が某選手にレッドカードを提示しなかったこともあり、競技場の雰囲気が「一触即発」といった様相になる。



この出来事が起こってからは、「アバウトなプレー」が目立つようになる。両チームとも、集中力が切れたように感じた。



集中力を早く取り戻したのは、ヴィアティンだった。

前半40分過ぎに、コーナーキックのチャンスから得点して同点に追いついた。


このまま前半終了。



後半は、10分過ぎに「またしても」コーナーキックからヴィアティンが得点をあげて、勝ち越しに成功。

テクニカルエリアに出ていた鈴鹿の岡山コーチは、頭を抱えた。



この後は、両チームともジョーカーを投入。

ヴィアティンは、上記の地域決勝で大活躍だった藤牧祥吾。

鈴鹿は、フィジカルの強い藤沢ネット。



この時間帯から、ロングボールの応酬といった展開になる。



鈴鹿が攻撃の圧力を強めるが、ヴィアティンは必死に耐える。



試合終了間際は息詰まる攻防だったが、スコアは動かず試合終了。


JFL初の三重ダービーは、ヴィアティンの勝利で終わった。



アウェイにも関わらず、観客の半数を占めたヴィアティンのファン・サポーターは大喜び。


ラインダンスも、よい雰囲気だった。

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対する鈴鹿アンリミテッド。


おれが、昨年に観戦した試合は、劇的勝利を収め、選手がスタンドに上って観客とハイタッチをしていた。



ダービーでの敗戦という「重い現実」の直後に行ったことは、



山岡社長が最初に出てきて観客とハイタッチ。


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選手の他に、ミラ監督も。
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ハイタッチが一通り終わった後は、ミラ監督&藤田キャプテンへのインタビュー
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コンコースでは、山岡社長が「ありがとうございました!」と観客にお礼をしていた。両チームのファンに



たまたまかもしれないが、負けたときだからこそ、選手よりも目立つように振る舞っているように見えた。
(昨年の勝利時は、刈谷サポと目立たないところで、9月のアウェイゲームの運営について話し込んでいた)



この光景を見て、感動した。非難されるような状況で、自ら矢面に出られる社長は、まずいない。


こういう行動を起こせば、選手からの信頼は厚くなるだろう。

例え、現金祭りを開催したとしても。 
9/24(日)「山岡社長による秋の現金祭り」に関しまして(鈴鹿公式)



さらに、現実を受け入れがたい状況で「現場の正しい情報を自分自身の頭に入力」することで、


「人を引き付ける」行動ができるし、「人を引き付ける」文章を書けるのだろう。

参考・
2018シーズン振り返り(鈴鹿公式)







とはいえ現時点では、Jリーグ参入に向けて、ヴィアティンがリードしている印象を受けた。

しかし、鈴鹿アンリミテッドやFC.ISE-SHIMAが大化けする可能性は、十分にある。


これらのチームが「一発昇格」を狙わず、互いに切磋琢磨することを、おれは望んでいる。







…明日の三重県サッカー選手権決勝を観に行けるサッカーファンが、うらやましい。



posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:21| Comment(0) | J3 その他JFL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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