2019年07月15日

自作自演のサッカー

梅雨空があけない7月の3連休最終日「海の日」にブリオベッカのホームゲームが浦安市陸で行われた。


(浦安は中止試合もあったが)後期第1節に迎え撃つ相手は、流通経済大学FC。実質3番目にあたるチーム。


失礼な書き方だが、観客動員が見込める相手ではない。
なおかつ、この日はJリーグが行われない。


そうした事情もあり、おれの(ほぼ)独断で「他サポデー」と銘打った仕掛けをした。



以下、ツイッターに書き込んだ内容。



他サポデー実施について

 ブリオベッカ浦安の声出しは、他チームのサポーターの来場を、いつでも歓迎しています。
 次節7月15日(祝)はJリーグが開催されません。より多く他チームのファン・サポーターに来てもらえるよう、声出しファンとしては「ブルーデー」以外にも「他サポデー」を実施します。

通常は、ブリオベッカのユニを着て声だし応援するファンも、この日は他チームのユニフォームを着る予定です。
サッカーに限らず、野球・バスケetc.他競技のユニフォームでも歓迎します。
子どもたちや他の来場者の迷惑とならない程度に、スタグル&べか彦とのグリーティングを楽しんでください。

7月15日(祝)のスタジアムグルメとしては、acona coffeeさんが出店予定です。
行列がないときは、特別リクエストにも応じてくれます。
例として、スマホの画像を見せただけで、かわいいベガッ太さんを描いてくれました。
皆さんも、好きなマスコットを描いてもらってください!

(ついでに、サッカー観戦も楽しみましょう)

「他サポデー」の主なイベントはスタジアムグルメと
#べか彦かわいい です。




というわけで、浦安市陸についたおれは、(本日限定の)スプレー弾幕を設置。


(次節以降に向けて)「他サポデー」を行った目的は、

・みんな楽しむこと

・他に好きなチームのあるサッカーファンにとって、敷居を下げること の2点だ。



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本日のスタグル。

大正義の「ジャマイカキッチン オルハ」は来ていなかったが、充実していた。


acona coffee

開門前に行ったので、この日も特別リクエストに応じてもらえた。
Jリーグ屈指のかわいいマスコット、ヴィヴィくん。

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LLP

注文したのは、イタリアンサバサンド。


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元祖たこ壱

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スタグルを売っている広場には、VOLVOブースがあった。この日は、ボルボ 東邦オート株式会社のスペシャルデー。

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選手たちは、羨望のまなざしを向けていた。しかし、おれは「小さいべか彦人形を5,000個売れば…」なんて計算をしていた。

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一部のベンチ外の選手は、「勝手にDJブース」へ遊びに来てくれた。嬉しい。











なかなかフリーダムだ。



もっとフリーダムだったのは、べか彦。精力的に動き回っていた。(参議院議員選挙に出馬していないのに)










そんなこんなで、競技場内はスタメンが発表された。

アウェイ・流通経済大学FCの選手紹介は、龍ヶ崎でJFLの場内アナウンスを務める方が出張して行っていた。野球の横浜スタジアムに似たウグイス嬢の声で、とても良い。


浦安は、男性が担当。盛り上げたい気持ちは伝わってくる。



イベントが、ほとんど終わったところで、最後に試合が始まる。


おれは、メインスタンドに来ている観客向けに演説を行っているが、少しずつ慣れてきた(自己評価)。今後は、他の声出し応援しているサポにも、演説してもらいたい。

選手入場。

浦安のスタメン

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試合は、ブリオベッカが主導権を握る。


小島や幡野が好機を演出。いいシーンや惜しいシーンでは、観客から拍手や手拍子が、選手に送られる。いい傾向だ。


好循環になり、浦安が先制点をあげる。富塚のクロスに、植田が合わせた。ナイスゴール。



前半は、ほぼ一方的だったが、終了間際に不用意すぎるファールを「ディフェンディングサード」で与えてしまう。


試合巧者の流経大FCがこのチャンスを逃すはずもなく、難なく同点ゴールをゲット。


スタンドがアゼンボーゼンとする中で、前半が終了する。


ハーフタイムショーで、べか彦やブルーキャッツのダンスショーが行われるも、微妙な空気だった。



後半開始前の演説では、「相手にプレゼントしたような失点をして、おれの眉間にシワができています…」と自虐ネタを披露。


勝負の後半。


浦安は攻め急ぐことなく、落ち着いた試合運びを見せる。


声出しエリア周辺では、子どもたちが太鼓を叩き、跳ねて、歌っていた。

こういったぬるい空気の試合では、応援をさせるのではなく、

「悲壮感を出さず」「楽しそうに」応援をする子どもたちの声援が頼もしい。



しかし、小島や幡野が疲れを見せたころから、流経大FCが流れを取り戻す。


ブリオベッカがピンチになり、浦安市陸の雰囲気に合わない悲鳴が聞こえるシーンが目立ち始める。


試合終了間際は、チャンスもピンチも増える。両チームともゴールを奪いにいくサッカーで、「第三者として観ているサッカーファン」にとっては、楽しい時間だったはず。


しかし、スコアは動かず試合終了。1−1で痛み分けとなった。


この日一番の収穫は、いつも以上に子どもたちが楽しそうに応援したことだ。メインでも、声出しエリアでも。


試合後の演説では、「応援席の雰囲気はとても良かったと思います」という内容を話した。



浦安の選手は、時間帯によって好不調のあるサッカーをしていたが、流経大FCの選手は、安定したプレーだった。運動量も豊富。

特に、茂木・金子の両センターバックは、90分間通じて好プレー。ラインの上げ下げ・チャレンジ&カバー、球際の粘り強さが光った。

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この後、流経大のユニを着ていたサッカーファンを少し話をした。お互いに「応援しているチームは、こんなもんです」という内容。栃木シティに完封勝ちしたのに、かなり謙遜していた。流経大FCが好きなファンは、もっと増えて然るべき。


お互いの健闘を祈って、その場を離れた。



試合後の選手によるお見送りは盛況だった。引き分けだったが、ホームチームを応援していた観客は、いい笑顔をしている。


しかし、5日後の江戸川区陸上競技場は、話が別だ。

ホームチームのサポが、悔しがる光景を見たい。
posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 23:24| Comment(0) | 2019 超変革の浦安 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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