2016年03月30日

岡山駅近の「清心温泉」 初訪問

「岡山駅」から「Cスタ(シティライトスタジアム)」まで、歩いて20分もかからない距離である。

その道中は、ファジアーノの幟が多く設置され、賑やかだ。


スタジアムで試合観戦した後、岡山駅まで戻る途中に

「スポーツファンにとって、楽しい場所」「安く入れる銭湯」

があれば嬉しいところだが、


それを両方満たす場所がある。


その名は清心温泉

IMG_1427.JPG


「岡山駅」と「シティライトスタジアム」の中間地点近くにある。

大通りから30秒ほど歩いたところにある銭湯は、いかにも古そうな外観だ。


靴を脱いで、中に入ると

(10.19の頃の)近鉄の帽子を被ったおっちゃんが迎えてくれた。


少し面を食らいながら、入湯料400円を支払い脱衣所に入る。


その脱衣所は

IMG_1465.JPG


見事に野球一色。もちろん、ファジアーノのグッズも多いけど。


中には、

IMG_1469.JPG

南海ホークスの門田・香川ヤクルトの荒木 など「個人的には」たまらないサインもあった。巨人のサインもある。


果ては、こんなポスターまで

IMG_1466.JPG


…野球ファンには、このポスターの価値が分かるだろう。


近鉄の帽子を被ったおっちゃん(番頭さん)」が、ただ者ではないことだけは分かった。


その後は風呂に入って、ゆっくりリフレッシュ。


温泉が湧き出ているという訳ではないが、ボディソープやシャンプーは備え付けてある心遣いが嬉しい。



さっぱりして体を拭いていると、「何か飲みませんか?」と声が掛かる。



壁に掛かった「お品書き」に目を向けると


IMG_1470.JPG


利益度外視の価格設定だ。


早速注文したが、

IMG_1472.JPG

焼き鳥は、外で炭火焼きしている。


頼んだものは、軒先で食べてもいいし、脱衣所で食べてもいい。


まだ寒かったので、おれは脱衣所の中で食べたが、

IMG_1473.JPG

これで400円。安い。


脱衣所のテレビでは、タイガースの中継を映していたので、
番頭さん や 常連さん と野球話で大いに盛り上がった


番頭さんに聞くと、サッカーはファジアーノを応援している店だけど、ビジターファンも大歓迎とのこと。
ちなみに、ブリオベッカ浦安のJFL初勝利も祝ってくれた。



この銭湯が包む空気は、立川の居酒屋 Kiten!池袋の居酒屋 バッカスに似ていた。
特にスポーツファンにとっては、初めてでも、居心地のいい空間だ。


おれは、シティライトスタジアムで観戦した後に、この銭湯へ寄ることを強く勧める!


でも、この銭湯は毎日営業しているわけではない。番頭さんは、別に仕事があるので不定期営業なのだ。

それでも、ファジアーノのホームゲームがあるときは営業している。
詳しくは、清心温泉公式ホームページ
等で確認を。



参考・

清心温泉の成り立ち

清心温泉の紹介(別のファンが作ったページ)


おまけ:
とある日の番頭さんの出来事…

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:01| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月16日

日光アイスバックス初観戦&MCオレンジ初対面

 今年1月のことである。

 サッカーファンの集会で、アイスホッケーリーグの話題になった。


 「日光アイスバックス」というチームの存在は知ってたが、どんなリーグに所属しているのか分からなかった。


 アイスバックスが所属しているリーグは、「アジアリーグ」であることが、その時に分かった。
 アジアリーグというのは、日本・韓国・中国・ロシアの4か国が参加するクラブチームの国際リーグ戦である。


 …おれ個人の話になるが、ひいきのチームがAFCチャンピオンズリーグに参戦したとき、6試合中5試合、ひとり現地で応援したことがある。(アウェイは韓国&タイ)



 そんなおれが、このリーグに興味を持ったのは言うまでもない。



 …諸事情により、アジアリーグの初観戦は9月となった。


 場所は、アイスバックスのホーム・日光霧降アイスアリーナである。


 東武日光駅からシャトルバス(10分200円)も出ているが、宇都宮駅(50分500円)からもシャトルバスが出ている。

 首都圏からのアクセスも悪くない。(ちなみに、東武鉄道株主優待券を金券ショップで買うと、浅草・北千住から片道1,000円弱で日光へ行ける)

 
 おれは、宇都宮駅からシャトルバスで向かったが、観光バス仕様で快適に移動ができた。

 アリーナの外観は、シンプルな体育館みたいだ。

IMG_0429.JPG

 浦安市総合体育館のように豪華な外観ではない。


 入口では、スタッフやボランティアの方が、温かく迎えてくれる。
 なんとも嬉しいことだ。

IMG_0434.JPG



 中に入ると…

 寒い

 よく見ると、おれ以外みんな半袖だ。

 観戦の素人感が丸出しで、恥ずかしい。


 アリーナは、アイスホッケーを観るのに適した設計で、臨場感がありそうだ。


 客席の出入口では、「MCオレンジ」という胡散臭い人が、グッズ販売の手伝いを行っていた。

IMG_0435.JPG

 そんな場所はさておき、おれはグルメを楽しんだ。豚汁が上手かった…


 体が温まったところで、試合開始が近づいてきた。場内アナウンスでは、一時的に照明が暗くなるために注意を促していた。

 照明が暗くなると、一人の男がリンクに降り立った。あの「MCオレンジ」である。

IMG_0447.JPG


 この男がコールを煽ることで、アリーナに一体感が生まれる。指定席に座るファンも手拍子をしていた。


 照明や音響をフルに使って、コンサートのような雰囲気の中、選手入場。国内スポーツで、ここまで派手な演出はそうそうない。

 アウェイのチームは、アリーナが明るくなってから、アナウンスの紹介もなくリンクに入ってきた…強烈なホーム&アウェイである。

IMG_0438.JPG

 試合開始前に国歌斉唱が行われた。

 相手が「デミョンサンム」という韓国のチームなので、韓日両方の国家が演奏される。

IMG_0444.JPG

 
 おれのアドレナリンが湧いてきたところで試合開始。


 「氷上の格闘技」と呼ばれるだけあって、タックルの迫力が想像以上だった。

 アメフトやラグビーよりも、ずっと近いところでプレーを観られるので、面白い。


 スティックを振り上げるなどのファウルがあった場合、その選手は2分間の退場。2分間だけフィールドプレーヤーは4vs5になる。(試合時間は20分×3。ファウル等があれば、その瞬間に時計は止まる)


 アイスバックスにも声出しサポーターはいる。声を張り上げて飛び跳ねるというより、雰囲気つくりに徹しているようだ。ぬるいかもしれないが、使命感はなく誰でも応援の輪に入れそうだ。


 それでも、ゴールが決まった時の歓声は、サッカーに似ている。狭い屋内なので、よく響く


 結果として、終了間際に勝ち越しゴールを決めたアイスバックスが勝利。

 (別に嫌いじゃないけど)韓国のチームに勝つのは本当にうれしい!


 試合自体も面白かったし、アイスホッケーならではの「演出」「プレーの迫力」は一見の価値があるだろう。

 特に、ゴール裏立見がよかった!(おれのサッカー脳のせいだが)
IMG_0439.JPG

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:34| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月08日

アメフト・Xリーグ初観戦(オービックシーガルズ)

 千葉県習志野市をホームタウンにするアメフトのチームがある。

 
 オービックシーガルズというチームで、2010年〜2013年の間、日本選手権を4連覇した強豪である。

 
 ただ、日本にはアメフトのプロチームはない。

 日本選手権も、大学リーグと社会人リーグ(Xリーグ)の上位がトーナメント方式で対戦する大会である。(決勝のライスボウルは大いに盛り上がる)


 これくらいの知識しかなかったおれが、アメフトの初観戦に行ってきた。


 場所は川崎球場である。

IMG_0398.JPG 


 個人的には「パリーグの1番長い日」こと「10.19」の印象が強い。(YouTubeにもダイジェストがアップされているが、今でもたまに観る)

 今は、富士通スタジアム川崎として、アメフトに利用されることが多い。


 しかし、クソ野郎もいた



IMG_0400.JPG

 
 地域のつながりも、富士通つながりも連想させる。


 スタジアムの中に入ると、フィールドとの距離感がいい。

IMG_0403.JPG


 臨場感は期待できそうだ。しかし、細かいルールはわからない。

 ちなみに、オービックシーガルズのHPでは、ルールを分かりやすく説明しているので、大変役に立った。



 試合開始前にはコイントスが行われた。サッカー等と同じである。ここで気付いたことは、主審がインカムを使え、客席にアナウンスできることだ。


 アメフトでは当たり前のことかもしれないが、インカムを使えると、1つ1つのファウルに対して主審が即座に説明できる。観客は疑問を持たずにプレーを観れるだろう。


 選手が主審に罵声を浴びせるときも、スイッチをonにすれば(以下略)



 試合が始まったが、俗にいう「サポーター」はいなかった。観客はみんな、じっくり試合を観戦している。


 それでも、シーガルズの選手がタッチダウンしたとき、チアリーダーが選手の幕を掲げる。顔写真つきで、初心者にもわかりやすい!

IMG_0415.JPG




 スタジアムDJのTDK(タッチダウン金子)氏も、チームコールの扇動をするなど、スタジアムの盛り上げに一役買っていた。

IMG_0417.JPG

 インプレー中は、最前列の通路で、しゃがんで観戦している。

 ・プレーが途切れたときには、ルールの解説もしてくれる。

 ・プレーが再開するときには、見どころ(この場面は、○○選手に注目してください!さぁ、魅せてくれ!○○etc)

 ・相手のチャンス時には、ブーイングを扇動したが、「身近な気に食わないことを大声で叫んでも大丈夫です!」の一言は強烈だった。



 試合中は決して感情的にはならず、観客の子どもが、なついているシーンが印象的だった。
 
IMG_0418.JPG



 アメリカで最も人気があるスポーツだけあって、演出次第で、凄く面白くなるというのが率直な感想だ。試合自体も、そこそこ楽しめた。

 

 しかし、Jリーグで同じことをやったら、サポーターの邪魔とか、DJの感想はいらないetcといった苦情は必至だ。

 
 サッカーの場合、選手以外で会場を盛り上げられるのは、サポーターしかいない。スタジアムDJが扇動しすぎると、どっちらけになるからだ(そういうクラブは幾つも知っている。)。


 
 会場を盛り上げるには、敷居を少し低くすることも大事! と認識した。


posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 20:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする