2015年12月08日

勝手すぎる表彰式

 明日(12月9日)、ブリオベッカ浦安のJFL昇格が正式に決まる(はずである)。


 今年のリーグ振り返りについては、既に@YAMARISTA4さんが行っている。
ブリオベッカ2015年シーズン振り返り


 おれが真面目に書いても、ほぼ同じような内容になる。


 そこで、選手・スタッフ・後援会etcをフツーに表彰しても「つまらない」のは目に見えている。

 
 そこで、上記に挙げた人たち以外で、「チームの流れを良くした」と思われる3人を勝手に表彰する。





1.「FC浦安」の張り紙を出した運営


 5月のアウェイ流経大FC戦の出来事。
 
 昨年のリーグ戦で、唯一の敗戦を喫した「いわば鬼門」

 試合開始直前にちょっとしたトラブルが発生した。1文字だけ書かれたA4の紙が何枚かあった。紙を横に続けて得点板に貼ることで「流通経済大学FC」「浦安」と表示したかったのだろう。


 ところが、運営が何を勘違いしたか「FC浦安」と表示してしまう。

 普通のサポーターであれば即クレームを入れるところだが、悪乗りした浦安サポは、


 「FC浦安」コールを開始(しかも、キックオフ10分前に)。

 なのに、前半立ち上がりに浦安FW竹中が先制ゴール。この1点を守り抜き、鬼門を突破した。
 (この試合は、youtubeでも見られる。上記リンクを参照のこと)

 参考:鬼門突破!しかし…「バカ」なことが




2.コーナーキック時の歌が好きな少年


 首位をひた走るVONDS市原との勝ち点差が5に開いたときに行われた江戸川ダービー。

 勝たなければ優勝が厳しくなる背水の陣で迎えた一戦は、スコアレスのまま前半が残り10分になっていた。


 そんな中、浦安は敵陣で直接FK(フリーキック)を獲得する。本来ならサポーターは、フリーキック用の歌を歌う。
 声だしサポの近くにいた少年は、そんなことを知らなかったのだろう。「コーナーキック時の歌」を口ずさむ。

 声だしサポは「子どものリクエスト」があったので、「コーナーキック時の歌」に乗っかった。

 結果、先制点ゲット!!


 この1点を守り抜き、浦安は貴重な勝ち点3をゲットした。

 参考:ブリオベッカ浦安vs東京23FC 熱くて暑い「江戸川ダービー」を終えて




3.VONDS市原のスタジアムDJ


 リーグ終盤で、ブリオベッカ浦安とVONDS市原の勝ち点が並んだとき、VONDS市原のホームで直接対決があった(いわゆる天王山)。


 この試合前まで、VONDS市原はホームで7戦全勝

 天王山ということもあり、通常の2倍以上となる観客が詰めかけ、スタジアムDJも気合が入っていたのだろう。


 試合開始10分前に、「VONDS市原のファンを、声だしエリアに集める」呼びかけを行った。

 それに呼応し、声だしエリアに向かうVONDS市原のファンも十数人いた。

 同じタイミングで、




 ブリオベッカ浦安のファンは、100人単位で声だしエリアに移動(もちろん、浦安側)

 学生の方がコールの音頭をとるなど、ブリオベッカ声だしエリアは盛り上がった。


 試合結果は、ブリオベッカ浦安の圧勝だった。

 参考:これぞ天王山 VONDS市原vsブリオベッカ浦安




 本当は、もっとたくさんの方々を表彰したいが、とりあえずここまで。


 明日、ブリオベッカ浦安の事務局には、どんな電話がかかってくるのか?その電話の様子は、ネットで観られるのか?YouTubeで観られるのか?期待したい。


posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 21:37| Comment(0) | 2015 ブリオベッカ昇格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月28日

やはり、来年使うスタジアムが大事(3/3)

 結局そこかよ!


 という声も聞こえてくるが、一応更新する。



 JFLに昇格しても、(現状のルールでは)人工芝が使えないため、再びジプシー生活が始まるであろうブリオベッカ浦安



 理想を言えば、浦安市から近い江戸陸(江戸川区陸上競技場)や夢の島(江東区夢の島陸上競技場)を使用したいが、


 東京都に位置するので、難しいと思われる(使用できるなら、使用したいが)。

 ただし、今年のJFLでもHondaFC(静岡県)が三重県でホームゲームを行ったり、数年前に流経大FC(茨城県)が千葉県でホームゲームを行っているので、柔軟な対応に期待しよう。





 話が逸れてしまったが、今回は過去JFLに所属していたジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズ(千葉県)が、2009年〜2011年に使用したホームスタジアムを、使用頻度が高かった順に列挙する。ジプシー旅の妄想をしてくれれば幸いだ。



ゼットエーオリプリスタジアム (市原緑地運動公園臨海競技場)
2009年7試合 2010年7試合 2011年8試合

 みんなご存じの競技場。駅から35分歩くが、浦安からはそんなに遠くない。メインスタンドも立派で、大きな欠点がない。しかし、ライバルチームの本拠地…調整が難しいだろう




東総運動場 (千葉県総合スポーツセンター東総運動場陸上競技場)
2009年5試合 2010年5試合 2011年2試合

 これまた、みんなご存じの競技場。メインスタンドは立派かつ清潔だが、アクセスが悪すぎる…東京駅から高速バスで1時間半かかるし、最寄駅から歩ける距離ではない。ここでの開催は、集客力ガタ落ち必至。




中台競技場 (中台運動公園陸上競技場)
2009年2試合 2010年1試合 2011年2試合

 成田にある競技場。メインスタンドは小さく、1000人も入らないだろう。ただし、芝生席はある。アクセスはよい。JR成田駅・京成成田駅ともに徒歩10分。集客だけを考えるなら、悪くない。




東金アリーナ陸上競技場
2009年1試合 2010年1試合 2011年1試合

 メインスタンドは成田中台同様に小さいが、施設全体が東総のように清潔に保たれている。東金駅から徒歩30分程度。浦安から少し遠い。




フクダ電子アリーナ
2009年1試合 2010年1試合 2011年1試合

 ご存じフクアリ。ここでホームゲームをできれば嬉しいが、使用料を考えると現実的ではない…




フロンティアサッカーフィールド(秋津サッカー場)
2009年1試合 2010年1試合

 メインスタンドは2,000人程度入る。浦安市からのアクセスもバッチリ。サッカー場なので、臨場感もある。
 ここでホームゲームができれば最高だ。




鴨川市陸上競技場
2010年1試合 2011年1試合

 メインスタンドは浦安陸くらいの大きさだが…とにかく遠い。浦安市から車で向かう場合、栃木市や沼津市へ行くよりも時間がかかる。推定2時間。
 当然、公共交通機関で向かう場合は、もっと時間がかかる。最寄駅からでも徒歩45分。ここで試合観戦となってしまったら、前泊したい。





 注意1.
 (宗教上の理由で)ジェフリザは、柏の葉公園総合競技場での開催がなかった。
 来年のブリオベッカは、この競技場での開催が想定される。メインスタンドは屋根つきで、快適に観戦できる。アクセスも悪くはない。


 注意2.
 2011年にユナイテッドパークで1試合開催されている(無料試合)が、東日本大震災による日程変更の影響で、試合会場の確保が困難だったため。



 追記・これを調べていて1番笑ったのは、松本山雅(2010年、2011年はJFLに所属)が、2年連続で東総送りだったことである。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:29| Comment(0) | 2015 ブリオベッカ昇格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月27日

でも、ファンを増やすことも大事 (2/3)

 これも、他のJFLクラブと比べると、かなり厳しい。


 首都圏クラブに共通していえることだが、「マスコミへの発信力が弱い」からである。


 おれの好きなベガルタ仙台は、在仙マスコミへの露出が多い。(楽天がマスコミの広告枠を買っているけど、それでも他のサッカークラブより多い)


 他に東北のチームでいうと、ラインメール青森なんかは、地元紙で大々的に取り上げられた。




 JFL昇格の権利を得たときの記事である。

 青森と同じタイミングで昇格した「ブリオベッカ浦安」の場合は、





   何もなし




 千葉日報ですら、記事にならない。三行記事にすらならない…


 浦安市の広報には取り上げられるだろうが、マスコミを通じての発信力はどうしても弱い。



 ならば、どうすればよいか?


 
 クラブ内のスタッフは、地元に芽を撒きはじめた営業を続けることだろう。
 (ファジアーノ岡山の木村社長曰はく、企業がスポンサー契約をする1番の理由は「営業が頑張っているから」。2番は「地域密着を目指しているから」。「サッカークラブだから」という理由は皆無に近いらしい)


 選手や監督は、「定期的に」ビラを配っていて、頭が下がる思いだ。




 注・これより下は、個人的な主観だけで文章を書いている





 では、チーム関係者以外が、ファンを増やすにはどうするべきか?


 大ざっぱに書くと、チームの悪いところを指摘する、改善する。
          チームのいいところを壊さない。拡散する。



 極めてシンプルだけど、こんなところだろう。



 まず、おれがスタジアム内で意識することは、ただ1点

・初めてブリオベッカを見る観客を意識して、使命感や悲壮感を出さずに応援する




 スタジアム外で意識することは、以下の2点

・ブリオベッカを見たい観客に、必要最低限の情報を流す


・周辺にJリーグの強豪が多いので、そこはない魅力を発信する





 来年からJFLになるが、浦安らしい応援は継続したい。

 浦安には掛け持ちファンが圧倒的に多いこともあるが、スペリオ城北サポが行った「Jリーグナイト」に興味がある

 参考・Jリーグナイト

 (このイベントを浦安がやると、スタンドが緑だらけになるだろう)


 これに限らず、もっとイベントを実施したいが、声だしファンもそれ以外のファンも含めた議論が必要だろう(浦安名物?の雑談でも構わない)


 いい雰囲気を壊さずに、知名度を上げるのは難しい…






 最後に1点

 営業が頑張り、地域密着が少しずつ形になってきて、「サッカーを観たことないけど、ブリオベッカの試合を観に行こう!」と興味をもったファンがいたとする。



 厳しい意見になるが、ブリオベッカ浦安の場合、そんなファンにとって必要な情報を全く流していない。

 
 「ブリオベッカ浦安」という単語を「ググる」と
 
DSCN2483.JPG


 入場無料の地域リーグで、「ブリオベッカ浦安 チケット」なんて検索結果が上位に入る
のは明らかにおかしい。ブリオベッカ浦安を観に行きたいファンに、必要な情報が入っていないからだ。

 特に、

・スタジアムまでのアクセス(JFL公式サイトには詳細な紹介があるので、そんなに心配していないが)

・持ち物は何が必要か

・どれくらい前にスタジアムに着けばいいか


 以上3点については、ホームページに明記すべきだろう。


 

 浦安市でホームゲームができなくなっても、ファンを増やさなければならない。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:58| Comment(0) | 2015 ブリオベッカ昇格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする