2015年09月06日

今年最後の「乾杯」?

 最近の冷夏とは打って変わって強い日差しが残る中、浦安市陸でブリオベッカのホームゲームが行われた。流経大FCを迎える一戦だ。

 ここでの試合は1か月半ぶり。その間、「天王山」vsVONDS市原 「勝てば天皇杯」vs順大 といったしびれる戦いを経験してきた。


 そんな浦安市陸では、選手ダンマクやチームダンマクが増えてきた。
 
 ヴェルディサポを参考に「ようこそ」ダンマクを声出しゾーンの前に出した。応援したことがない人でも、歓迎する意思表示だ。
 
 そのファンとは別のファンがゲーフラを横に出した。結果、

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 おれは大爆笑。マジメにやっても、肩の力が抜けてクスッと笑えるのが浦安らしい!?


 久しぶりのホームゲームで、たくさんのファンで溢れかえる…ということはなかった。
イクスピアリ様の協賛ジェイコム千葉様のスポンサー契約など明るいニュースもあるが、(Jリーグを目指すのであれば)地域密着しているとは到底言い難い。

 まばらな観客の中で、スタメン紹介が行われた。

 今回から、名前の前に(100円で買えるトレカに書いてある)「キャッチフレーズ」を付けていた。JFLみたいだと思ったら、背番号順の紹介だった。これだと、センターバックが最後から2番目で、キーパーが1番最後になる。
 
 ブリオベッカの初心者には分かりづらいことこの上ない…(アナウンスする時間が早いことも含めて)何とかならないのか

 
 しかし、試合開始直前から観客が増え始め、公式発表では1,000人が集まった。ありがたい限りだ。


 スタメンはいつも通り。俊哉さまのスマイルがまぶしい

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 前半から浦安がゲームを支配する。

 流れの中から、上松が決定機を迎えシュートを打つも、キーパーが何とか防ぐ。そのこぼれ球に坂谷がいち早く反応した。

 こうなると流経大FCは何もできない。ブリオベッカ浦安が先制。観客はエレクトリカルパレードで盛り上がる。


 給水タイムでは、恒例となりつつある「サポの乾杯タイム」も行われ、和やかな雰囲気のまま時間が進んでいく。


 そんな中、遠方から駆け付けた方から「アナ雪」が聞きたい!とのリクエストがあったので、「アナ雪」を歌った。(試合の流れにもよるが)浦安の声出しファンは、応援リクエストを受け付けている。
 ちなみに、ブリオベッカのベンチにも、アナ雪を好きな人がいる。

 都並敏史テクニカルディレクターだ。


 「ミスターサイトー」「ピンクが似合う男前」こと齋藤芳行監督はA級ライセンスの講習があり不在だったため、浦安市陸では初のベンチ入りとなった。

 前半はこのまま終了。



 後半立ち上がり、村田翔が魅せる。

 今日はセットプレーではない。絶妙なロングパスだ。

 裏に抜け出す男を察知すると、キーパーが飛び出せないところに長いボールを落とした。


 それを見事に左足でゴールに突き刺したのは、



 #11 竹中公基


 リーグ戦では6試合連続のゴール


 浦安市陸は大盛り上がり!!


 さらに、秋葉のクロスからまたゴール!


 …褒め言葉が見つからない(^_^;)


 この日はVONDS戦と同様にキレキレで、上松へのスルーパスは、ゴールと同じくらい痺れた。
「エレクトリカルパレードをもたらす男」として、これからも活躍してくれるだろう。





 しかし、その流れが徐々に変わっていく。

 おれみたいな素人には、竹中にゴールを取らせるサッカーに見えた。

 結果、中盤が少しずつ間延びしてきて、流経大FCがボールを支配しだす。

 北埜監督代行は悪い流れを修正すべく、テクニカルエリアから必死に指示を送る。その後ろからも大きい声が聞こえてくる。

 ミスターサイトーはもちろんいない。声出しファンは(いつも通り)雑談ばっかり!!



 大きい声の主は、都並敏史テクニカルディレクターだ。

 最初はチーム全体への指示だったが、1点取られてからは、選手への具体的な指示が増えてくる。齋藤監督以上の怒声も聞こえてくる。




 ピリッとした空気に選手が奮い立ったか、2点差を守り抜き、そのままタイムアップ。


 試合後、上松選手は神妙な表情だったので、次戦以降の爆発に期待しよう。


 得点した選手のヒーローインタビューに続き、北埜監督代行のインタビューも行われた。
まだ若いGKコーチでありながら、永井らを育て上げる実績は素晴らしい。

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 しかし、重鎮ほどの威圧感はなく、初々しい受け答えに終始した。(GIANT KILLINGの達海ほど個性を出せとは言わないが)


 これでは、ミスターサイトーが退席処分を喰らった事態になったときが思いやられる



 スタジアム前では、選手のお見送りが行われ、みんなファンサービスを行っていた。遠方から駆け付けた方も、賑やかな雰囲気に圧倒されていた。悔しそうな表情を見せていた上松選手も満面の笑みで写真撮影に応じていた。






 この勝利をもって、次戦のvs FC KOREA戦に 勝ちor引分け で、関東1部の頂点に立つ。(9月7日修正)


 次戦の浦安市陸も楽しんでいきましょう(おれは行けないけど)
posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 01:13| Comment(0) | 2015 ブリオベッカ昇格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月29日

準優勝でも胸を張れ

 千葉県天皇杯予選の決勝が、22日(土)に、フクダ電子アリーナで行われた。

 相手は、関東大学サッカーリーグの強豪、順天堂大学だ。



 幸先よく、(リーグ戦のvsVONDS市原に続き)コーナーキックで先制する。

 その後は、粘りの守備で何とか失点を防ぐ展開。

 ブリオベッカは、順大の長谷川竜也に自由を与えないため、ボランチに秋葉を加えた4-3-3で対抗する。

 しかし、後半34分に追いつかれる。


 このとき、順大の選手は大喜びでベンチに駆けていった。順大からすれば、それほど追い込まれていたのだろうか…


 (本当に強いチームであれば、同点では喜ばず、すぐにゲームを再開させようとするが…)




 後半終了間際には、前線でプレスをかけ続けた竹中に代わり、清水康也を投入。

 左サイドから鋭いドリブル突破を見せていた田中貴大の1トップに変更。



 地域決勝を彷彿とさせる総力戦も、延長後半に逆転を許し、そのままタイムアップ。

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 惜しくも、天皇杯出場を逃した


 しかし、このチームは来年以降も活動を続けていく。個人的には、そんなに悲観していない。


 この試合では、以下の収穫があった

・村田翔が、長谷川竜也のパスコースを切る守備をしたこと(試合終了間際には、さすがにバテていたが)

・順大に追いつかれた後、豆腐メンタルを発揮せず、すぐに逆転を許さなかったこと(豆腐メンタルは、選手よりもスタッフの問題だが…)
 もし、豆腐メンタルを発揮してしまったら、
 「愛人メールを晒されても」「めちゃくちゃキツイ野次を受けても」動じないこの人をコーチに据えよう。

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・いつもの4-4-2ではないフォーメーションが、ある程度機能し、オプションの可能性を見出したこと

・ブリオベッカが、順大に走り負けなかったこと(特に、サイドバックの2人は称賛されるべき)

・浦安ファンが大勢駆けつけて、楽しく応援できたこと
(一体感があったし、「給水タイム中の乾杯」は面白かった)




 とはいえ非常に悔しい結果となった。

 試合後、おれがコンコースに階段を下りると目に飛び込んできたのは、「選手のお見送り」

 正直、面を喰らった。浦陸で敗戦を喫したときよりも、お互いに悲壮感があった。

「選手がファンを大切に想っていること」は、痛いほど伝わってきたが、掛ける言葉は何もなかった。


 

 この結果をもって、9月のリーグ戦3試合は、全て浦陸開催となった。

 今月のアウェイゲーム(ゼットエー、フクアリ)で得た一体感を、浦陸でも見たい。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 11:43| Comment(0) | 2015 ブリオベッカ昇格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月09日

これぞ天王山 VONDSvsブリオベッカ浦安

 8月9日午後4時、午後の強い日差しが残る中、関東リーグ1部の天王山「VONDS市原vsブリオベッカ浦安」の1戦が行われた。



 試合後の、浦安・齋藤監督の表情である。結果は一目瞭然だ。

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 試合会場のゼットエー・オリプリスタジアム(市原臨海)は、キックオフ1時間前から多くの観客が来ていた。

 それでも、天王山という雰囲気はあまりない。
 充実したスタグルを楽しむ人もいれば、スタンドでぼんやりする人もいる。

 (スタンドが大きく、ホームとアウェイのスペースがはっきりしていた影響も大きい)


 キックオフが近づくにつれてさらに人数が増え、アウェー浦安の応援席も、多くの子どもたちが詰めかけた。


 スタジアムDJが「応援席でVONDSを熱く応援しましょう!」マイクで呼びかける。天王山らしい光景だ。


 結果として、触発された浦安応援席は(少しだけ)マジメに応援し始める。(舞浜開催より迫力ある応援になったのは、VONDSとしては誤算だったかも)


 選手入場の前には、市原市長と

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 セルジオ越後が登場(VONDS市原新会長と仲がいいらしい)。

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 セルジオはいつもの辛口 ではなく、「ライバルチームがあるおかげで、チーム力が増す。ファン・サポーターは両チームを応援で盛り上げてほしい。好ゲームを期待している」というコメントをしてくれた。


 その通りだ。「ライバルチーム」があるということは、幸せなことである。
 関東1部が強いチームばかりだからこそ、チーム力を上げることができるのだ。


 でも、そんな悠長な考えているヒマはない。

 試合が始まった。


 始めは一進一退の攻防だった。

 ブリオベッカは、最初のコーナーキックで笠松が頭で合わせるも、ゴールならず。

 その直後、VONDSがキーパーと1vs1のビッグチャンスを迎えるも、浦安のキーパー永井がスーパーセーブ。

 しばらくはVONDSが押す展開となるが、矢部が「アンカーのお手本のような動き」を見せ、失点は許さない。矢部がいるおかげで、波状攻撃は受けずに済んだ…


 しばらくしてブリオベッカは、2本目のコーナーキックを得る。

 村田が蹴ったボールは、


 笠松がぶち込んだ!!ブリオベッカが貴重な先制点をゲット!!

 5月の江戸川ダービーといい、得点源としても大活躍である。


 他チームからすれば、危険極まりない飛び道具だろう。

 そろそろ、関東サッカーリーグから、「村田翔はセットプレーのボールを蹴ってはならない」という規則が作られてもおかしくない(んなわけない)。


 この先制点が、ブリオベッカに落ち着きをもたらしたか、それ以降は大きな動きがないまま、前半終了。



 VONDS市原は、ベンチにもいい選手が控えており、(ミスターVONDSの宮内や、水戸で2年間レギュラーだった島田とか)、決して油断はできない。


 勝負の後半が始まる。

 その立ち上がり、


 ブリオベッカ追加点!!


 右サイドに流れていた竹中のクロスが、完璧だった。(おれの目の前の出来事だったが、正直驚いた)
 上松がドンピシャヘッドで、浦安応援席に歓喜をもたらした。

 

 大人数でエレクトリカルパレードを歌うと、やっぱり楽しい。
 手拍子もいいけど、青いタオルで振ると、もっと楽しい!!

 (応援席にも100人近く来ていたが、スタンド中央も含めると、500人くらい浦安のファン・関係者がいた)



 この2点目が効いた。


 さらに、前がかりになった相手から、竹中がゴールを決める!これで3点目
 
 
 その後、前半から飛ばした田中貴大に代わって入ったのは、


 #7 秋葉勇志


 今年の公式戦初登場である。ここは浦安か?と思うような大歓声が飛ぶ。

 みんな待ってたぞ! という雰囲気はすごくよかった。

 これで、主力メンバーは、ほぼ全員が復帰。後は、大きなケガなくこの1年を過ごしてもらいたい。


 
 (その後、警戒していた島田を抑えきれず失点したが)



 最後の交代で清水康也を投入。

 
 その直後、VONDSのセンターバックでありキャプテンの坂本から、

 「浦安のフッキ」こと竹中がボールをかっさらい、ドリブルで独走し、キーパーとの1vs1を制してそのままゴール。

 歓喜の浦安ベンチ&応援席

 静まるVONDSベンチ&応援席
 特に、大きなミスをした坂本選手の視線が定まらない姿が、印象に残った。

 キレイな夕空と相まって、天王山らしい残酷なまでのコントラストだった。

 
 ここで勝負あり

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 ブリオベッカ浦安が、天王山を制した




 3試合を残して、ブリオベッカ浦安とVONDS市原の勝ち点差が、3に離れた。

 本当に大きい勝利である。特に、後半30分までVONDSを抑えた守備陣は称賛すべきだ。



 でも、でも、


 ブリオベッカ浦安は、まだ何も手にしていない。



 しかしこの日のように、多くの観客で楽しくチームの後押しができれば、「何かを」手にすることができるはずだ。


 今日の応援を楽しんでくれたみなさん。特に、子どもたち・学生たちのパワーは絶大でした。使命感・悲壮感を出すことなく、また舞浜でも、楽しみながらいきましょう。




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posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 23:14| Comment(0) | 2015 ブリオベッカ昇格 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする