2017年10月23日

風雲急を告げる…@四日市

台風21号が日本列島へ接近する中、佳境を迎えたJFLは日本各地で開催。

特に、東海地方では残留争いを大きく左右する2試合が行われた。


そのうちの1試合が、ヴィアティン三重vsブリオベッカ浦安。
試合会場は、四日市中央緑地陸上競技場。


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開門して、チケットをもぎってもらい、コンコースを経由して、観客席に入るとき、キレイな緑のピッチ


ではなく、水たまりの多い芝生が目に入った。

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この日は、かなりの強風が予想されたため、両チームとも横断幕は1枚も出さなかった。それどころか、国旗掲揚台に「JFLの旗」「球団旗」を掲げなかった。
掲げられたものは、マッチデースポンサーの「明治安田生命」様の幕1枚のみ
(上の写真の左中央)


キックオフ45分前に、両チームのフィールドプレーヤーが、ピッチ内でアップを始める。

パス交換は、ほとんど浮き球。特に、ヴィアティンは徹底していた。



(大げさに書けば)体育の授業のようなボールの蹴り合いが予想された。

ピッチ内アップが終わっても、ずっと雨が降り続いている。後の状況も書くと、試合終了まで雨が止むことはなく、時折土砂降りになることもあった。


そんな状況で、選手入場。後にキックオフ。


予想通り、両チームともボールを奪ったら、とにかく前に蹴るサッカーだった。

しかし、残念ながらFWの怖さでいえば三重のほうが1枚上手。

三重のFW藤牧は、浦安の連携ミスを見逃さず、難なく先制ゴールをゲット。


酷いときの浦安であれば、自分たちを見失う場面だったが、ひるまず反撃。負傷したであろう笠松も、プレーを続ける。

重馬場のピッチ状況だったため、浦安の攻撃を凌いだ三重は、セイフティなプレーが目立つ。となれば、菊島のロングスローや幡野のプレースキックが生きる。

特に、幡野のプレースキックからはチャンスも作れていたが、惜しくも得点ならず。


前半は、そのまま終了。ハーフタイムに柴田監督が動いた。


シュートも打てていた南部、チャンスメークしていた菊島に代えて、俊哉様と多木利音を投入。
2点ビハインドでも動かなかった奈良戦とは正反対だ。(浦安の応援席は、交代選手のコールをした後、ちょっとした遊びで「はんしんえんげい!」コールを入れる)

後半の浦安は、少しだけサッカーを代えて、「スペースにボールを蹴り込み、止まったボールをFWが競り合う」内容だった。(三重は90分間、このサッカーを徹底していた)


雨脚がさらに強まる後半15分過ぎ、浦安は3枚目の交代でout幡野in清水康矢

三重は、交代のカードを切っていないが、早めの勝負を仕掛ける。


試合は、こう着状態だったが、センターライン付近で三重の不用意なファールからスコアが動く。
多木のシュートは、GKに防がれるも、笠松が押し込んだ。同点!


浦安は一気呵成に勝ち点3を狙う状況になったが、直後にカウンターで失点…

この失点で、明らかに意気消沈する選手もいた。この失点(得点)以降、三重はコーナーフラッグ付近でボールをキープする等、うまく時間を使う。

せめて同点にしてほしいと、浦安ファンは応援を続けたが、このまま試合終了…


浦安からすれば、あまりにも痛い敗戦となった。


選手たちに「ブリオベッカ!」コールをして、コンコースに引き上げる。

コンコースに引き上げて、他会場の試合経過及び結果を確認。浦安の声出しは、全員唖然とした。





おれ個人の話だが、この日をもって、今年のブリオベッカを応援できるのは最後になるはず。



(経済的な用語を使うと)
浦安の声出しは、スタジアムで「選手たちの商品価値を落とす」行動はしない。

残り3戦、
選手たちは、どんな状況になろうとも、「子どもたちが声援を送りたくなるプレー」を続けてほしい。






【観戦記は以上。以下は帰路のお話し】

試合会場のある四日市市から、浦安方面に戻るには、名古屋へ出なければならない。

名古屋へ公共交通手段で行く方法は、「近鉄名古屋線」か「JR関西本線」の2通りしかない。
しかし、近鉄名古屋線は、架線トラブルで終日運休が決まっていた。

おれとリーダーは、必然的にJR関西本線を利用することになったが、まず近鉄の駅までバスで行った。そこで、JR関西本線が18時以降は全面運休になることを知り、少し焦る。
徒歩15分掛けて、やっとこさJRの駅に着こうとしたとき、

浦安の選手バスが目の前を通過。何とも言えない雰囲気になった。

JRの駅に着くと、自動券売機は故障。1つしかない、みどりの窓口は30人近い行列…

おれはICカード、リーダーは切符を買っていたこともあり、難なく列車に乗車。


名古屋に到着したら、四日市方面に向かう乗客でホームは大混雑。(ホームにある、きし麺屋の店員さんが「こんなの見たことない」と言っていた)
4両編成のうち、2両を切り離す予定だった列車を、急きょ切り離さず4両編成で運行するなど大混乱だった。


しかし、新幹線は通常運行で、自宅へ無事に帰れた…



今は、下にある2つの動画を観て現実逃避している。






posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 00:04| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月15日

「北の門番」から勝ち点を獲得したけど

先週のおれは、サッカーを現地で2試合観ることができた。

1試合目は、JFL 奈良クラブvsブリオベッカ浦安
「菊」の花、満開近し

もう1試合は、 JFL ソニー仙台vsヴァンラーレ八戸


そして今日、JFL ブリオベッカ浦安vsソニー仙台 の試合を、フクダ電子アリーナで観戦してきた。

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先週の2試合を踏まえた上で、戦前に予想したことは、
「浦安が得点を上げることは、極めて難しい。ソニーの攻撃は、(ピッチコンディションが悪いこともあり)何とか耐えることができるだろう。しかし、ラスト15分になると浦安の足がピタリと止まるはず。そこをしのげば…」

この予想を読んで、悲観的過ぎると思った人も多いだろう。しかし、先週のソニー仙台は、八戸に完勝した。ファーストステージほどではないが、個人個人の能力は際立っていた。



そんな状況だったが、今日のフクアリには、声出しメンバーも多く駆け付けた。それ以上に「イクスピアリ様が招待した子どもたち」の多さが目立った。

フクアリ開催は今シーズン2回目だが、観客数は比較にならないほど増えていた。ずっと雨が降りしきる悪天候だったが、フクアリには屋根がある。快適に観戦できただろう。


さらに、JFLファンにとっては、オーロラビジョンがある点も見逃せない。そのオーロラビジョンでは試合前に、「ブリオベッカ浦安 今シーズンのゴールダイジェスト」を流していた。おかげで、スタンドは盛り上がった。けど、1年が終わったような雰囲気にもなった(苦笑)。

さらに




そんな空気の中で、選手入場。のち試合開始。

…前半早々にソニー仙台が先制。ソニーの強力な前線をケアしている間に、見事なゴールを決められてしまった。

しかし、開始早々に先制点をあげたソニーは、パス回しのペースが若干緩む。それでも、浦安がいい攻撃を見せる機会は少なく(ないわけではない)、時間が過ぎてゆく。

今日の鈴木主審は、競り合いにおいて守備側のファールをやや多くとる傾向があった。(それを選手が意識したかどうか分からないが)前半30分ころに、浦安がゴールからやや離れた位置で、フリーキックのチャンスを得た。幡野が入れたボールは跳ね返されたが、ソニーのクリアしたボールをセンターライン付近で濱田がキープ。すぐさま最前線に放り込み混戦の末、浦安がPKをゲット。

このPKは、南部がGKとの駆け引きを制して得点。フクアリでエレクトリカルパレードが流れる。


その後は、浦安が息を吹き返す。幡野のいいシュートもあった。両チームとも、PA(ペナルティエリア)まではボールを運べるが、お互いに決定機は少ないまま前半終了。

ハーフタイム中の浦安応援席は、後半の展開についてマジメな話し合いが行われた。
(おれが要望したこともあるけど)他会場および全社の情報は、応援席まで入ってこなかった。


後半になっても、大きく流れが変わることはなかった。ただ、浦安が「高い位置でボールを奪う」目的のハイプレスは目立った。もちろん、交わされることもあったが、高い位置でボールを奪うシーンも。勝ち越し点を期待する気持ちもあったが、「足が止まったとき、どうるんだろう」との疑問もあった。

そんなとき、柴田監督が動いた。out幡野、in矢部雅明。テクニックのある上松が1列前に出て、相手からボールを奪えるボランチが途中出場。これぞ、采配の妙。

その後、両チームとも「勝ち点3」を狙った選手交代を繰り出す。浦安は、PA近くからシュートを打つシーンもあり、スタンドを湧かせる。ソニーは、個人技でボールを前に運ぼうとするが、浦安のDFラインが何とか耐える。

ソニーがスピードスターの小泉を投入したら、浦安DFラインはどうなるか心配だったが、その前に交代枠を使い切る。試合終了間際に、ソニーの勢いに押され、PA近くでFKを2本与えたが、それもしのぐ。
浦安は俊哉様のボールキープでいい形を作るも、得点できず。

このまま試合が終わり、1−1の引き分けとなった。

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ソニー仙台と4回目の対戦で、初の勝ち点ゲット。

普通の状況であれば喜んでいい結果だけど、それどころではない。

悪あがきを続ける立場として、名古屋港以降は「悪くなっていないけど、良くもなっていない」結果が続いている。


しかし、奈良クラブ戦の後半や、ソニー仙台戦(後半の被シュートはゼロ!)を見る限り、「ものすごい追い込み」も夢ではない。

(下記リンク動画の実況はフジテレビの青嶋アナ)









残り4戦。次節、後藤虹介は出場停止だけど、「ものすごい追い込み」を信じている。
posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 23:02| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月08日

「菊」の花、満開近し

今年のJFLも残り試合が少なくなってきた。

今週末から、各チームは最終節まで6週連続の試合に臨む。その流れを左右するであろう初戦。

ブリオベッカは、アウェイ奈良戦に臨んだ。




おれは、キックオフ直後に到着したが、浦安応援席には数十人が駆け付けていた。

その多くは、スポンサー関連で応援に来てくれた関西在住の方々。平均年齢は…だけど、「女子パワー」で選手を後押し。

しかし、奈良サポの応援は想像以上だった。アップ中の岡山選手が、サポを煽ったり、応援歌に合わせて頭の上で手拍子するなど、「奈良劇場支配人」を謳うだけのことはある。


それがピッチ上に伝染したか定かではないが、先制点を挙げたのは奈良。コーナーキックから。

直後、浦安の選手たちが明らかに意気消沈。選手たちの連動がバラバラになってしまう(先月と微妙にフォーメーションが違うとはいえ)。
声出しとしては、励ます内容の応援をすればよかったかも…

さらに、コーナーキックのピンチから、奈良が追加点を上げる。
(浦安は、直近3試合で、コーナーキックから5失点)


さすがに、浦安の声出しは悲壮感を漂わせる。奈良は、浦安の反撃を軽くいなして前半終了。


ハーフタイム中、浦安応援席はびっくりするくらい会話が少なかった。その間おれは、「開き直った応援」を想像していた。




勝負の後半。浦安の声出し隊リーダーは「何が起こるかわからないから、やれるだけやりましょう!」と応援席に呼びかける。


奈良はもちろん、浦安も選手交代はなし。柴田監督の采配は意外に思えた。

開始してすぐに、浦安がコーナーキックのチャンス。幡野が蹴ったボールは、浦安の選手にドンピシャ。ヘディングシュートが決まり、反撃の1点を挙げる。(後で調べたら、後藤虹介の移籍後初ゴール)


この得点(失点)で、奈良は慌てふためいているように感じた。国体で2日連続試合の影響があるとはいえ。

浦安は、中盤からFWにいいボールが出るようになる。FWが前を向いてプレーする機会も増え、富塚や後藤虹介が1列上がったときの攻撃もよかった。浦安応援席のボルテージは、ぐんぐん上がる。


そのボルテージが急上昇したのは、後半20分。幡野から右サイドに流れていた菊島にボールが渡る。菊島は、老獪なフェイントで相手を1人交わして、ゴール前にクロス。
100点満点のクロスに、頭から飛び込んだのは信じて走っていた南部。見事なゴールが決まり、浦安が同点に追いつく!


浦安応援席は、エレクトリカルパレードで盛り上がる。声出し隊リーダーの先導で、「ミラクル、ウラヤス!」コールも発生。前半の出来を考えれば、ミラクルと言っても大げさではない。

その後も、浦安が優勢に試合を進める。奈良の応援席からは「キリカエ!」コールの連呼もあった。

浦安の惜しいシュートは何本かあったが、奈良も同様。決定的なヘディングシュートを打たれたときは、おれの体が震えた(ポスト様の活躍で事なきを得たが)。


浦安は「勝ち点3」を取るべく、柴田監督が勝負に出る。菊島に代えて多木利音を投入。
それに対抗するべく、奈良も選手交代。高さのあるFW岡山を最終ラインに入れた。明らかに多木対策だ。

直後、高く上がったボールに対して、その2人が競り合う。加藤主審は、岡山のファールを取る。岡山は不満そうだったが、主審は肘を使ったジェスチャーを示す。ジャンプする前の体勢をよく見ている。


この日の多木は、今までと少し違った。ロングボールの競り合いも強い。試合終了間際には、右サイドからのクロスに合わせ、いいヘディングシュートを放つ。これはキーパーに弾かれたが、途中出場の岡山がマンマークで付いていたことを考慮すれば、「悪くないプレー」と言える。


その流れで得たコーナーキックのチャンスで得点できず、このまま試合終了。

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ブリオベッカ浦安は「最低限すぎる」勝ち点1を得た。



選手たちは応援席近くまであいさつに来てくれたが、前節とは比べものにならない「いい目つき」だった。試合が終わっても、闘争心があふれていた。



浦安の応援に来てくれた方にお礼を言って、スタジアムを後にしようとしたとき、


某主力選手のお母さまが、手土産を持って応援席に来てくれた。
そのお母さまは、アウェイ今治戦のとき、後半45分間ずっと応援席にいた。(もちろん、応援席に来てくれたことには感謝しているけど)この日応援席で試合を観なかった理由を尋ねると、「行きづらい感じだった」とのこと(苦笑い)

デメリットはあるかもしれないが当時よりも、声出し隊は応援に必死だった。悲壮感や使命感もにじみ出ていただろう。


今シーズンはどんな結末になるか分からない。しかし、この試合を観る限り、無抵抗のまま降格することはなさそう。

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残り5試合、明確な目標に向かって悪あがきが始まった。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 21:40| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする