2017年07月23日

浦安SCのOBが大集合

JFLは、盛夏が続く中で連戦が続いている。

降格する可能性が高いブリオベッカ浦安が柏の葉に迎え撃つ相手は、空母ことFC大阪。勝ち点を取るカギは、「昨年のリーグ得点王」川西誠をはじめとする破壊力抜群の攻撃陣をいかに抑えるか。この1点だった。



両チームのファンが掲出したダンマクは以下のとおり。

FC大阪
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浦安(拡大)
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新監督就任3週間後、「柴田浦安」の横断幕が今日から登場。新監督に対する期待の高さが伺える。前監督の横断幕は…6年半で1回も作られなかった。つまり、そういうことだ。

試合前のアップ時や選手入場前に声出し隊は、(珍しく)応援の話や、試合で想定される展開について忌憚のない意見が交わされる。その意見で出た案は、試合中に実施されることになる。

声出し以外の客席を見ると、いつも以上に子どもたちが多い。夏休みに入ったからだろう。
他に、浦安SC(ブリオベッカ浦安)のOBが何人もスタンドにいた(おれが確認できただけで4人)。

そして、選手入場。

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浦安のスタメンは前節と変わらず。対するFC大阪のGKは永井文也
2011年の浦安JSC当時から昨年まで、浦安のGKだった選手。そして今年(金持ちの)FC大阪へ移籍。現在は正GKだ。

コイントスで勝った浦安は、前半で追い風になるようにエンドチェンジを要求する。

となると、GK永井は、声出し隊の近くのゴールを守ることになる。声出しは先ほど出た意見をもとに、永井を温かく出迎える。(誹謗中傷以外の)いろいろなことを言った気がするけど、派手なユニフォームにかけて「ピンクが似合う男前」という声援が飛んだときは、声出し隊の全員が笑った。そのキャッチフレーズは、現強化部長のはず…
そんな声援(?)に対して、永井は会釈してくれた。


そして、キックオフ。

相変わらず永井は浦安ファンに大人気。バックパスでボールを貰う度に、ブーイングではなく「危ない!」の大合唱(苦笑)を受けていた。

ピッチ全体に目を移すと、FC大阪は浦安の人数を掛けた守備に少し手を焼いている印象だった。秋葉、上松の前でFC大阪の選手がボールを受けても、その後をいい形で繋がせない。特に、川西誠は左ウィングから1列下がったところでプレーすることも多かった。

風上にエンドをとったこともあり浦安の守備はうまくハマっていたが、攻撃ではあまりいい形を作れない。ただ、FC大阪が浦安にロングスローを投げさせたくない守備をしていた。FC大阪から見てスローインに逃げたほうがいい場面も、無理に前線へロングボールを蹴るシーンが散見された。

どちらのチームも閉塞感が漂う中、浦安のウィングバック田中貴大がサイドを駆け上がる。マッチアップするのはFC大阪の舘野。「親友」のマッチアップだったが、田中貴大はマイナスの角度にパスを出す。PA内で南部が倒されてPK獲得。100%PKかといえば、そうではないが、いい形でボールが入ったのは事実。
個人的には、南部に蹴ってほしかったけど、キッカーは清水。浦安JSC時代からの主力同士がこんな形で対峙するとは…当時から浦安に携わっている方々の心中は察するに余り有る。

PK阻止率が異常なほど高い永井だったが、清水はボールを浮かせてキーパーの手が届きづらいところに蹴り込んだ。豪快にネットを揺らし浦安が先制。

エレクトリカルパレードが柏の葉で流れる。その直後、またも田中貴大がサイドを駆け上がり、ゴールライン近くからマイナスの角度にパスを出す。南部がボールを受けたが、角度はほとんどない。GK永井も間合いを詰めに来ている。と思ったら、右足ヒールでボールを転がす。永井は完全に裏をかかれ、再びゴールネットが揺れる。


大阪相手に2点リードを奪ったことで、客席のテンションは急上昇。エレクトリカルパレードも盛り上がる。声出し隊は意気上がったけど、おれは違うことを考えていた。「FC大阪が嫌がることを徹底してほしい。相手に攻撃するスペースを与えないでほしい」

2点目以降の前半は、浦安のウィングバックが高い位置を取ることも多かったが、スコアは2-0のまま前半終了。

ハーフタイムの応援席は、浮かれた気分が全く無かった。いつもよりは緊張感があった。
後半開始直前、ロッカーアウトが遅れた浦安の選手たちを見て、リーダーが一言

「ピッチにいる選手の中で、ブリオベッカ時代しか知らない選手は何人だろう?」
リーダーの頭の中で、いろいろな出来事が交錯していることを伺わせた。


後半からエンドが代わり、FC大阪が風上にエンドを取る。当然、攻撃の圧力は高まる。

浦安は守りに集中する。ボールを奪ったら、少ない人数で攻める(そういう指示があったかもしれない)。

しかし、バックパスのパスミスもあり、いい形にはならない。浦安は1枚目の交代で清水→坂谷のカードを切ったが、坂谷がカウンターできる機会は、かなり少なかった。

GK本吉が何とかセーブする場面も目立ち始めたが、浦安は攻撃する機会を伺っていた。

そんな中、大阪が自陣からのフリーキックを得る。浦安はいささか攻撃のことを考えているように感じた。そんな中、ボールを繋がれて、PA外から川西が豪快なミドル。角度はやや左で20m以上あったが、本吉でも止められない。大阪が1点を返す。川西のシュートは素晴らしかった。J2チームのエースストライカーでも、決められない選手がいるだろう。とはいえ、浦安に油断があったのは事実。


このゴール以降、ますますFC大阪の攻勢が強まる。浦安の柴田監督は、後半20分過ぎに交代枠を使い切る。前線3枚をすべて代えた。

前線の3人はチェイスをかけ続けていたが、FC大阪からボールを奪えない。とにかく必死に守る。その中でも、富塚が特によかった。流れの中から川西に決定機を与えなかった。

FC大阪もフィジカルが非常に強い塚田を投入するなど猛反撃を見せる。CKは何本与えたか分からないくらい多かったが、浦安はなんとか凌ぐ。
試合が終盤に差し掛かるころ、本吉がキレキレの動きを見せる。浦安時代の永井の過去最高を上回ると言っても大げさではない。絶好調だったときの中島級の活躍ぶりだ。


浦安は意思統一してとにかく守る。

ピンチは何回あったか分からない。「やられた!」と思ったことも1回や2回ではない。
それでも、1点リードで後半ロスタイムを迎える。

ロスタイムの3分は、全員が最後の力を出して走り切り、決定機を与えない。


このまま試合終了。

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ブリオベッカ浦安が久しぶりの勝利を挙げた。ホイッスルが鳴ったとき、柴田監督を注視していたが、右手で力強く拳を握ったのみ。トップチームの監督として、大きな初勝利でも、子どものようにはしゃぐことはなかった。

以下、浦安ファンの試合レポート(リンク)

歓喜と追憶の90分(ベか舟と矢切の渡しとサッカーと)

5回目の出撃にして空母初撃破 浦安 VS 大阪(青白サポの観戦日記)



当然、浦安ファンはハイテンション。声出し隊は、ハイテンションの中に、少しだけ安堵感があった。

そして、ラインダンス(柏の葉では初めて)。みんないい笑顔だ。


柴田監督へのインタビューが行われたあと、清水と南部のヒーローインタビュー。苦しいチーム状況でも、悲壮感がなかったところは心強い。




この直後、非常に残念な出来事が起こる。

引き上げていた選手にインタビューするため、チーム関係者が「場内のマイクで選手を呼び捨て」にしたこと。

さすがのおれも「選手を呼び捨てにするんじゃねーよ!」と客席から叫んだ。

現場が結果を出しても、チーム関係者が「選手や関係者、ファンに対して失礼な行動・言動」をすれば、観客は増えないだろう。まして、ジュニアチームが原点で「規律や礼儀に厳しい」チーム方針なのに…

いっそのこと、ヒーローインタビューはスクール生が行うことも1つの手だろう。



勝利した試合なので、下のツイートでごまかしてみる。






この試合は、数年前の浦安オールスターの様相だった。活躍した選手、ベンチ入りした選手、相手の選手、客席から見届けた選手etc.

こういった選手たちの活躍があったからこそ、JFLで試合することができる。
個人的に残留したい思いが強まったところで、選手によるお見送りタイムの前に柏の葉を離れ、




流経大ドラゴンズ龍ケ崎vsヴァンラーレ八戸の試合が行われている、
龍ケ崎へ。

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高速道路を使って、後半開始前に到着。

キックオフ直前の円陣が解かれたところで、八戸応援席に乱入!
(台本は全くなかったけど)八戸サポに温かく迎え入れてもらう。八戸にとっては、昇格に向けて絶大なるアシストをしてくれた認識があるのだろう(うち1人は、土下座をするフリまでしてくれた)。


おれは、残留に向けて必死になっているだけ。ピッチ上では、浦安で大活躍した選手もいる。ドラゴンズには悪いが、おれは八戸を応援した。
ドラゴンズもヴァンラーレも決定機はいくつもあったが、結局はスコアレスドロー。


八戸応援席は、何とも言えない空気が漂っていた。
それでも、おれたち(2人だけど)が八戸サポにあいさつして客席を離れるとき、




「ブリオ ベッカ ウ ラ ヤ ス!!!」の大合唱が自然発生した。さすがのおれも戸惑った。




…いろいろな感情が湧き出た1日だった。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 15:59| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月16日

ムサリクにヒーローは来なかった

セカンドステージ開幕戦で八戸に負けたとはいえ、試合内容は改善しつつあるブリオベッカ浦安。


昨日は、武蔵野市立武蔵野陸上競技場(以下、ムサリク)に乗り込んで東京武蔵野シティFCとの一戦だった。


ムサリクは三鷹駅から徒歩でも20分ちょっとで到着するが、昨日の昼間は迷わずバスに乗り込んだ。それほど暑かった。


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開門後、大量に持ち込んだおいしい炭酸水(福岡県朝倉産)で、のどを潤す。(日本酒が見えるのは気のせい)
アウェイサポ観戦エリアは、樹木の木陰に覆われ涼しく感じる。

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しかし、ピッチ上は無風状態で、2週続けての灼熱状態。選手のピッチ内アップが行われる。その間柴田監督が、選手に指示する場面も散見された。


ピッチ内アップが終わり、両チームの選手紹介が行われる。
浦安は、濱田宙が今季初出場。他には、富塚が復帰。新体制になってから2週間しか経っておらず、試行錯誤であることを感じさせられる。

一方の武蔵野は、前回対戦時と比べ大幅な変更はなし。スタメン選手の実力が高いからだろう。


試合開始直前になっても、浦安ファンは昨年のムサリクと比べて出足が少し悪い。いいサッカーが期待できるだけにちょっと残念だったが、浦安ファン以外で、応援席へ遊びに来てくれた方もいた。感謝。


ピッチ内アップ以降、応援席の中でくだらない話をしていた。その後、選手入場のときを迎え、応援のボルテージが上がり始める。キックオフ以降も、ややテンションの高い状態で応援が続く。
(ただし、おれは炭酸水etc.を応援席の中で配る時間帯もあった)


過去3試合の武蔵野戦は、浦安がサンドバック状態となり、ほぼハーフコートでの試合が多かった。しかし、今日は違った。武蔵野の攻撃を跳ね返した後のセカンドボールが拾える。攻撃もロングボールを多用しながら、シュート一歩手前まで持っていけるシーンも多かった。
過去と比較すると、浦安のユニフォームを着たレオシルバがいるのかと錯覚するほど内容が改善している。
猛暑の影響もあり、濱田や田中貴大がオーバーラップする回数は少なく、出足を抑えているように感じた。


セットプレーのピンチで、笠松がライン上でなんとかクリアする危ないシーンもあったが、前半はスコアレスで折り返す。(得点機会でもないのに、相手に危険すぎるタックルをかました選手には猛省を促す)


勝負の後半。
今までの浦安だと、「前半と後半で全く別のチームになる」という特徴があったが、この日は違った。安定した守備でゲームを進める。

この日の主審はやや不安定だったが、特にひどかったのは、第4審判の御厨さん。数年前までザスパで現役選手だった。浦安が選手交代するため、アウトになる選手の背番号を表示する際、何を勘違いしたかベンチ外の背番号を表示してしまう。(落ち着け、落ち着け、御厨コールをすればよかったかも…)

このように「空気がぬるっとする」場面もあったが、無失点で切り抜ける。

武蔵野にやや押される展開だったが、本吉のナイスセーブもあり、切り抜ける。自陣でボールを回して、スルーパスから完全に抜け出すシーンもあった。しかし、チャンスは少なかった。ロングスローの場面は多かったけど。


それでも、前半の出足を抑えたこともあり、試合終盤になるとチャンスも増える。その度に応援席の熱気は上昇したが、得点はできず。守備を固めるという前提条件はあるにせよ、「ここぞ」というときはピッチにいる選手が意思統一して、ギアを上げてもらいたい。


そういうときに現れてほしいのが「ヒーロー」。次節以降は、「おれがヒーローになる」という気持ちをもってほしい。


結局、このまま試合終了。
今季リーグ戦2回目の無失点試合で引き分けとなった。


試合後に、選手が応援席からやや離れたところであいさつしてくれた。90分間やりきった表情の中に「残念」というオーラが出ているように感じた。

浦安ファン以外で応援席へ遊びに来てくれた方は、試合内容を褒めてくれる人が多かった(逆を言うと、今までの内容が…)。


おれは、この後小石川運動場へ関東リーグの試合を観に行った。ファンとしては、たくさんサッカーを観れる時期だけど、浦安の選手たちにとっては盛夏の中でのハードなリーグ戦が続く。


次節の相手はFC大阪。今までの浦安であれば、玉砕覚悟のサッカーだったが、今は違う。6年間浦安のキーパーだった「FC大阪の守護神」を迎え撃つことが、今から楽しみで仕方ない。
posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 12:45| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月08日

最下位のチームは間違いなく「弱い」

柴田峡氏が新監督に就任したブリオベッカ浦安。

監督の初陣となる今日は、セカンドステージの初戦。スタジアムへ向かう その前に、



なぜか汐留へ。










(具体的な説明は省くが、八戸側は年1回くらいやるらしい。浦安側は初めて)





選手より有名な八戸サポは、明らかに浦安ファンを見下している(汗)


汐留を朝8時過ぎに出発したが、少し暑い。スタジアムへ着く前に、モーニングサービスがある喫茶店へ寄る(おれの場合、ロングアウェイではよく行く)

今回は、スタジアムから500m西にある「サフランズカフェ」に立ち寄った。浦安ファンも八戸ファンも長居する。


10時過ぎに、スタジアムへ到着。既に八戸ファン数人がいた。
11時前に「ピンクが似合う不審者(に見える男)」が、関係者入口に入った後、横断幕の先行掲出が行われる。掲出が終わり、





千葉ロッテの交流戦応援歌に合わせて、「我らJFL 素敵なリーグ 倒せJリーグ がんばれ八戸」とエールを送った。(今朝まで、一部の浦安ファンは「倒せJ1」と歌おうとしていた)


そして、開門。

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ホーム側のグッズ売り場と同じくらいかそれ以上に、アウェイグッズ売り場は人だかりが。

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大事なセカンドステージ初戦ということもあり、通常の柏の葉開催よりも人出があった。Jリーグのグッズを身に着ける方もいて、少し嬉しかった。

キックオフ30分前には両チームのファンが、「マジメな茶番」を行う(茶番にご協力いただいたみなさんに感謝)。


この間、ピッチ上では両チームの選手がアップを行っている。

このスタジアムは、客席が屋根で覆われているので比較的涼しいが、ピッチ上は灼熱。

選手にとっては、過酷なコンディションだ。


運営ボランティアの方やスタジアムDJのアナウンスで、水分をこまめに摂るよう注意が繰り返される。


ピッチ内アップが終了してから、浦安ファンは「くだらない話」をする。おれは、その時間でひたすらスタグルを食べる。フランクフルトもチキンゲバブも美味!


そして、いよいよ選手入場。いつもの後援会ソングで送り出す。

新監督の初陣ということで、布陣をよく確認しているうちに、キックオフ!


…守備時は5バックで攻撃時は3バック。それでいて、統率はとれている。

アタッキングサード(ピッチを縦に3分割して、1番相手ゴールに近いエリア)でスローインを投げるときは、100%ロングスロー。


新監督が前にいたチームのサッカーとうり二つだ。

そして、前半最初のコーナーキックのチャンスを得る。

ここでおれは、「もし山雅だったら、ここで先制点が入る」と独り言を言った。
柴田コーチ(当時)がいたころの山雅は、節目の試合でそういう傾向があるからだ。
パッと思いつくのは2つ。


1つは、山雅ホームゲームで初のチケット完売となったvsガンバ大阪(2013)



もう1つはJ1昇格後、最初のゲームであるアウェイ名古屋戦(2015)



今日の試合でも、という思いの中でコーナーキックが蹴られて、


笠松ヘッドで浦安先制!!


もちろん嬉しい気持ちが大きかった(みんなとハイタッチできた)が、柴田監督のスカウティング能力の高さにも驚いた。セットプレーのスカウティングなら、日本屈指といっても大げさではないだろう。


この後は、浦安の布陣が急造とは思えない完成度を見せる。攻撃はロングボール多用だったが、ワントップ気味の菊島がよく動けていた。
おかげで、スタンドの雰囲気も、最下位とは思えない感じだった。

逆に、八戸が攻撃しているときのセカンドボールはよく拾える。ボランチと5バックの距離感がよい。
八戸のファールが多かったこともあり、(この日の酒井達矢主審は、ファールを多くとる傾向があったとはいえ)。前半はシュート1本に抑え、無失点で前半を折り返す。


ハーフタイム中に、チアリーダーのみなさんとべか彦は、灼熱のピッチ中央でキレキレのダンスを踊っていた。

おれは、それに対抗して?コンコースで踊ってみたが、キレの悪いタコ踊りになってしまった。
学生さんに「ピッチを見ずに後ろ姿だけ見ると、変質者に見える」と言われてしまい、恥ずかしい思いをした。


そんな余興をはさみ、勝負の後半。

八戸の攻め方が変わった。サイドで数的優位をつくり…… どこかで見たサッカーだと思ったが、浦安がPA内でファールをしてPKを与えてしまう…
(ボールホルダーへの寄せがはっきりしなかったり、最後まで粘り強くくっつけないとか、審判に合ったプレーができないとかetc)

細部での甘さまでは治っておらず、PKを決められて同点に追いつかれる。その直後、またPKを与えてとうとう逆転される。

しかし、浦安の選手たちの目は死んでいなかった。


柴田監督も矢継ぎ早に交代を行い、勝負の姿勢を見せる。

(気温31℃以上のため)3分間のブレイクタイム中には、選手に長時間指導する姿も見受けられた。


その直後、八戸に追加点を取られる。
選手の意思統一の差を感じた…

それでも、浦安はいい展開からシュートを打つシーンは作った。客席からは「アッー!」という声も聞こえる惜しいシュートもあった。(個人的に「もったいない」とか「残念」といった空気を選手に伝えたくないので、そういった声は出していないけど)


スコアは変わらず、このまま試合終了。
ブリオベッカ浦安は1−3で敗戦となった。


大勢来場していた八戸サポ・ファンが大喜びする傍らで、柴田監督だけにはインタビューが行われた(新監督の初陣のため)。「90分間あきらめない」と言ったとき、ファンにお辞儀するときのギラギラした眼が印象に残った。


試合後は、いつものように選手による来場者へのお見送りが行われていた。意外と悲壮感はあまり感じなかった。笑顔の中にも、「悔しい」という思いはにじみ出ていたように感じる。





試合終了から数時間経って、この日の出来事を振り返ると

スタンドから悲壮感は、さほど感じなかった。vs今治・vsマルヤス岡崎のほうが最悪の空気だった。子どもたちも、90分間ピッチに声援を送っていた。


それでも、順位は最下位。厳しいことを書くと、残留するより降格する可能性のほうが高い。

それだけ「弱い」ならばどうすればよいか?
大前提として、柴田監督の元で意思統一すること。90分間で全力を出すこと。相手より走ること。
特に、2013〜2014年の山雅は、それができていたように思える。


来場者は、華麗なプレー「だけ」を見に来ているわけではない。天皇杯@日立台のように「全員が全てを出し切る」姿にこそ感動するはず。この信念は、おれが浦安を応援する前から変わらない。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:18| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月26日

ブリオベッカ浦安の今後に向けて

注・  この文章は、「ブリオベッカ浦安が好きな」1人のファンが書いている。
   決してファン・サポーターの総意ではないので、あしからず。



 2011年から浦安のトップチームを率いてきた齋藤氏が解任された。現在のJ1、J2、J3、JFL計70クラブ(J3のU-23除く)の監督で、齋藤氏より同じチームを率い続けているのは、カマタマーレ讃岐の北野監督のみ。この事実だけでも、いかに長期政権だったのかが分かる。


 昨シーズン終了直後に、齋藤芳行監督続投が発表されたが、その頃から「嫌な予感」はあった。

 昨年のホームゲーム最終戦となったvsアスルクラロ沼津
 JFL 2nd. Stage第14節 vsアスルクラロ沼津(公式HP)

 観客の皆様との会話の中で「すごく面白い試合でした」という声がたくさん聞かれた。この1ピースを見極めて修正することで来年のホームゲームでは結果を伴う「ワクワクサッカー」をお見せしたいと思う。(中略)谷口代表からは「浦安のサッカーは面白いでしょ?もっともっと上の成績を出せるチームになります」。


…当時は、この文面をみたときに、「自惚れ」と思ったが、その予感は現実となってしまった。



次期監督は誰になるのか分からないが、
「子どもたちにとって、ワクワクするサッカー」とは何なのか? という点だけは熟考していただきたい。

Honda FCのように「横綱級の戦力」を抱えているチームなら、常にパスサッカーでもいいだろう。どんなときもゴールを狙うサッカーでもいいだろう。
そのサッカーを続けた結果、JFLから関東リーグに降格しても、「子どもたちにとって、ワクワクするサッカー」であれば、継続すればいいだろう。


しかし、「子どもたちがワクワクするサッカー」は、「華麗なパス回し」だけではないはずだ。
先日の日立台で「華麗なパス回し」は、ほとんど無かったが、子どもたちは選手たちに声援を送り続けた。なぜか?
おれの勝手な考え方だが、「高い集中力を保った守備」を続けたからだと考えている。

もちろん、齋藤氏のサッカーから上積みできる監督を呼ぶことが理想(暴論を書けば、ミハイロ・ペトロヴィッチ)。
欲を言えば、前から奪いに行くにせよ、ブロックを作って構えるにせよ、「一体感をもった激しい守備」を構築できる監督を招聘してほしい。



これだけ辛口のことを書いた以上、おれは、来年カテゴリーが1つ落ちても、ファンを続ける。(現状では考えられないが万が一、スタンド内でゴタゴタが起きた場合は分からない)



「浦安の子どもたちがワクワクするサッカー」とは何なのか?難しい時期だからこそ、ブリオベッカの関係者は、じっくり考えてしてほしい。
posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 21:55| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

齋藤芳行監督、ありがとうございました。

齋藤芳行監督 解任のお知らせ

ミスターサイトーを初めて見たのは、平成26年9月だった。

関東1部リーグのvs東京23FC。場所はなぜか東総。

スコアレスドローということもあり、「そのときは」存在感がさほどなかった。


そして、次に見たのは
関東サッカーリーグT部後期9節対VONDS市原

「頭の光り輝く」ミスターサイトーが「魅せた」試合だった。
代名詞の「廊下!」は至近距離で聞けたし、
1点リード時に、市原のCBがボールを保持したときの
「いいボールを蹴らせるな!」×3という絶叫系指示は、今でも耳に残っている。


この試合で関東リーグ優勝を果たし、地域決勝1次ラウンドに進出。
しかし、初戦のvsFC大阪で玉砕。翌日はvsFCガンジュ岩手

おれが声出しを始めたのは、この試合から。後半半ばに、清水康矢が大怪我。そのときピッチにいた19番のFWは、自分の足を伸ばすことに必死。声出しエリアの中で、「両足を攣っている竹中を何故代えないのか?」なんて話していた後半ロスタイム。





その竹中がゴールを決めた。この試合以降、「選手を我慢して起用し、育てることのできる監督」というイメージを持つことになる。
しかし、その翌日はワイルドカード争いに負けて(しかも、後半はノーゴール)、1次ラウンド敗退。
「ときどき、理解不能な采配をしてしまう」レッテルを貼られることに…


直後の決勝ラウンド。おれは、低いテンションで観戦していた。最終戦の終盤は、スタンドの下でボーっといた。試合終了のホイッスルが鳴った直後に関係者出入り口から、「頭が黒光りする男」が出てきた。おれはその男に「来年こそ、この舞台で昇格しましょう!」と言ったところ、「ありがとう!」と返してくれた。


その翌年。圧倒的攻撃陣&体を張った守備&スーパーセーブ連発のGKの活躍で、浦安は見事JFL昇格を果たす。おれは残念ながら、関東リーグで優勝した日も、JFL昇格が内定した日も、スタジアムへ行けなかった。

JFL昇格が内定した2週間後のJFLチャンピオンシップ@ユアスタ
「下から目線で」JFLチャンピョンシップ

この日の関係者席には、ミスターサイトーの姿があった。厳しい戦いになるであろう「JFL初年度」に対する強い意気込みが感じられた。


そのJFL初年度。
開幕3連敗、5月中旬〜6月の6連敗など苦しいシーズンだったが、9月25日のvsマルヤス岡崎(アウェイ)で劇的勝利を収め、残留決定。
リーグ得点王がいないなら…
しかし、この試合(特に前半)は、サンドバック状態。Honda FCやソニー仙台が相手ではないのに…
GK中島があたっていなければ、前半だけで0-3になってもおかしくなかった。
「こんな守備組織しかつくれないのであれば、シーズンオフで任期満了でもいいのでは?」と感じさせた。

この年のシーズンオフ。GK永井、MF村田、FW竹中etc多くの主力選手が退団。
12人の退団選手




FW池田も退団して、「残留争いに巻き込まれる可能性が高い」平成29年のシーズンが幕を開けた。
その開幕戦。残留争いのライバルになるであろう大分に乗り込んでの試合。
後半立ち上がりに南部が貴重な先制点を挙げる。しかし、「追加点を狙って」CB篠原に代えて清水康矢を投入。CBには富塚が回ったが、さらに押し込まれる。結果は追いつかれてのドロー。この試合から、浦安の歯車がかみ合わなくなる…


結果、今年のファーストステージ15試合で得た勝ち点は9。当然最下位。下位5クラブとの直接対決は、2分け3敗…
深刻な得点力不足が如実に現れている(現時点の得点王は、南部とCB笠松の各2点)
GKの抜けた穴は、適格な補強ができたけど、村田と竹中の補強ができたとは言い難い。

なので、(チームの練習環境や労働環境、住居環境はJFL平均レベルにも関わらず)いい選手をそろえられなかったことが1番の原因。しかし、「開幕戦のようなミスキャスト」や「(低迷にも関わらず)先発の固定化」を見る限り、解任も仕方ない…というのがおれの意見。


ここで、齋藤芳行監督の長所と短所を挙げると
長所
・廊下から相手を崩す理想のサッカー像がある
・それに傾ける情熱は、人一倍ある
・「お眼鏡にかなう」選手は、我慢して育てることができる
・どのカテゴリーでも、育成能力は、ある程度ある
・チームに規律を持ち込むことができる
・特長ある外見と、絶叫系指示で「一部ファンから隠れた人気」が出る
・審判批判はしない
・ファンには、すごく優しい
・足元のテクニックがある


短所
・理想のサッカー像に固執するあまり、選手起用が偏るケースも
・基本的に、「相手のストロングポイントを消す」サッカーはできない
・年1回ペースで「どんでもないミスキャスト」をやらかす
・年1回ペースで試合中にフリーズする
・指示が分かりやすすぎる故、相手に対策を取られやすい
・試合中に選手批判をしてしまう


なので、次の就職先として、
「選手の育成を重視する」「チームに規律を作りたい」ところは、うってつけといえるだろう。
即結果を出してほしいところはNGだけど、何が何でも浦安に勝ちたいチームなら、ありかもしれない。





今後のチームに期待することも書きたかったけど、とりあえず齋藤芳行前監督へ伝えたい事を書いて締めとする。


おれが、2013年夏ころに無所属になって1年数か月が経ってから、浦安SCを観戦し始めました。(声出しファンとおれの考えが近かったことが、1番の要因ですけど)齋藤さんが浦安を率いていなければ、このチームを期限付き移籍で応援することはなかったはずです。
あなたがいなければ、浦安がJFLに昇格することもなかったでしょう。残念な面も多々ありましたが、「ブリオベッカ浦安」というチームが存続する限り、齋藤芳行という名前は数々の伝説とともに、名リーダーとして語り継がれることでしょう。
最後は残念な別れ方となりましたが、天皇杯vs柏レイソルのように、ファンを熱く応援させるようなチームを創り上げた功績があることは忘れません。(おれのサッカー観戦数は300試合を超えますが、あの日の日立台で、最も熱い応援をしました)
今後も「めい監督」として活躍を期待しています。個人的には3年弱の期間、ヤマさんやssismさんのように長話をできなかったのが少し心残りですが、本当にありがとうございました!
posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 23:56| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする