2017年08月26日

素晴らしい選手がいるチーム、いないチーム

ブリオベッカ浦安が、今季リーグ戦初勝利を挙げたのは、宮崎串間での試合。

そのときは、対戦相手のホンダロックに対して、そこまで嫌なイメージを持たなかった。


あれから半年。

「柏の葉」で、再戦が行われた。


試合前は、両チームのファン・サポーター間で、派手な水鉄砲合戦がスタンド内で行われた模様。



(しかも、最後はバケツによる水に掛け合い)


残留争いという状況になってしまったが、両チームともメンバーが代わっている。特に、浦安は夏の移籍期間で選手が何人か加入している。そのうち3人がスタメンに名を連ねた。



手堅い試合運びを予想していたが、全く違う展開となった。



ピッチ内の選手たちは、下位チーム特有の「先制点が欲しくて焦る病」を発症し、セットプレーのチャンスを逃した後、「攻守の切り替え」の判断が遅れる。

ロックは、「守攻の切り替え」の判断が早く、カウンターを発動。3人が素早く前線へ駆け上がり、数的優位な状況を作って、先制点がロックに入る。



その後も、ロック優位の流れは変わらない。串間での試合で、後半ロスタイムしか出ていなかった選手が効いている。

昨年まで悦田選手が付けていた背番号9。関西大卒のルーキー。FW長谷川将選手だ。


プレスの掛け方も、やみくもに走るのではなく、パスコースを切るのが上手い。ボールを受けるときの動きも、ダイアゴナルで、ロックのパス回しはよくつながった。


素晴らしい選手が1人入るだけで、前回対戦時とは比べものにならないほど、ロックの前線は躍動した…


浦安も、ロックのDFラインの裏を突く攻撃もあり、後藤虹介のオーバーラップからチャンスもあったが、得点ならず。

それでも、声出しは必死に応援を続ける。楽しい雰囲気は薄くなったかもしれない。個人的に、「ネガティブな感情」「残念な気持ち」「虚しい気持ち」は極力無くすようにした。

しかし前半終了間際、ロックは直接FKから2点目を決める。



後半は、スコアが動かず試合終了。2−0でロックが勝利。

浦安は、新加入選手も見せ場をつくった。その新加入選手は全員、素晴らしい長所がある。しかし、目につきやすい短所も全員持っている。



前にも同じことを書いたが、「ブリオベッカ浦安は弱い」

昨年と違い、個人技ではどうにもできない。だからこそ、仲間を信じ、パスを受ける前から、動き出しをもっと早くしてほしい。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 19:07| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月22日

執念の守り勝ち??

ブリオベッカが、FC今治と初めて対戦したのは今年4月のこと。

きょうはまいだべかひこくんにあえました

相手がHonda FCやソニー仙台ではないのに、めちゃくちゃ酷い内容だったため、怒りながら観戦記を書いた。

だからこそ、「岡田武史」という単語や選手の名前はおろか、「相手チームの名前」すら書かなかった。もちろん、他の観戦記においては、相手チームの名前を明記している。



その忌まわしい記憶が残る中で迎えた尾道での一戦。しかも、昨年開幕から連続フル出場だった秋葉勇志は欠場確定。ただし、監督が交代したので絶望感はなかった。

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試合前のスタメン&ベンチ入りを確認すると、(2種登録除き)夏の補強で入団した選手が全員登録されていた。片や今治は、ヴェルディから移籍してきた若手FWや外国籍FW、名古屋入団時にJクラブ間で争奪戦があった超実力派CBの牟田雄祐はベンチ外。

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浦安は、どんな布陣なのか見当がつかなかった。キックオフ直後に、先月と変わらないフォーメーションであることが分かった。新加入の選手も2人いたが、浮ついた様子はない。

戦前の予想通り、今治のボール保持率が高い。それでも、得点機はないため浦安応援席に悲壮感はない。浦安の応援席まで遊びにきてくれた方も、試合内容にある程度満足しているようだ。

前半25分に1分間の給水タイムとなり、応援席も一旦クールダウン。その直後、劣悪なピッチをものともせず、上松が左足でミドルシュートを打つ。無情にもバーに叩かれたが、少なからず得点の予感がした。
上松は、柴田監督就任以降、思い切りのよさが目立つ。(武蔵野戦のように、一発レッドでもおかしくないプレーだけは勘弁)

と思ったら、低い位置で浦安のパスがカットされて、その流れから失点してしまう。


浦安応援席は、少し嫌な雰囲気になったが、当然応援は続く。田中貴大の素晴らしいクロスから、フリーで俊哉様がヘディングシュートを打つも得点ならず。

チャンスは潰えたと思ったが、前半40分過ぎに、石坂元気のゴールが生まれる。

おれ個人は、狂喜乱舞。前半のうちに追いつきたい気持ちが強かったからだ。

このまま前半終了。ミスはあったが、悪くない雰囲気だ。




後半になっても、今治のボール保持率が高いペースは変わらず。今治は、PA外からのシュートを増やすも、枠をとらえられない。浦安は集中して守れている。
時間が経つにつれ、PA内でシュートを打たれるが、これも守り切る。今治に、川西誠や大町将梧がいたら失点していただろう。


この流れは給水タイム以降も変わらず、浦安は防戦一方となる。

しかし、浦安最後の交代で幡野が投入されてから若干ピッチの空気が変わる。


浦安がイエローカード2枚で選手が1人退場になった直後、畳みかけるように攻勢をさらに強めた今治に対して、カウンターを仕掛ける。多木がPA中央からいい形でシュートを放つも枠を捉えられない。

おれ個人は1人退場になった直後から「とにかく守れ」と連呼していたが、例外は最前線のFW1人、それとロスタイムが残り1分を切ったとき。


今治ホームの試合は、Honda FCだって無得点で終わっている。そんな簡単に行かないはず。おれは、かなり慎重になっていた。

浦安はチャンスを逸したはずだったが、同じような形でPA中央にいた多木にボールが渡った。浦安応援席にいた誰もが「シュート!」と思ったが、今度は慎重になりすぎて、シュートまで持っていけず…

思わず、「勝負を掛けろ!うらやす!」コールをしたが、同点のまま試合終了。


浦安から見れば、守備陣の奮闘と全員のハードワークで勝ち点1を得ることに成功した。
(おれは、試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、拳を握って喜んでしまった)


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試合後の選手たちは、応援席のすぐ近くまで来て、あいさつしてくれた。ほとんどの選手が「やり切った」いい表情をしていた。




最後に、新戦力の選手に対する雑感を。

後藤虹介→この試合のキーマン。相手司令塔をマークする役割だった。攻撃できる状況ではなかったが、柴田監督の戦術理解度は高そう。

石坂元気→ゴールよりも、ハードワークできる運動量を褒めたい。山雅にいそうなタイプ。

幡野貴紀→(現地&岡山の清心温泉で得た情報)
ルーキー時代、ファジのトップチームでいきなりベンチ入り。しかし、トップチームでは活躍できず。適正ポジションは、攻撃的ボランチかサイドハーフ。
ボールを持たないときのランニング&ドリブルでの動きはなかなかよかった。同点で試合終盤を迎えたとき、ジョーカーになりえる。

多木理音→
潜在能力はかなり高い。低いボールのポストプレーはまずまず。
しかし、「ストライカー」としてはまだまだ。
浦安の声出し隊は、選手に罵声を浴びせることはない。しかし、「決定的な場面でシュートを打たない選手」は批判する。
(参考までに、他に批判対象となるのは、試合中に仰向けでがっくりする姿勢etc)

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:00| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月31日

「我慢比べ」の90分

高校野球やJ1リーグのスターが、スポーツマスコミを賑わせている中、JFLでは残留争いを占う上で大事な一戦が行われた。

おれは大阪から当日移動し、栃木市総合運動公園陸上競技場に到着したのがキックオフ10分前。


既に、浦安の声出しファンは集まっていた。いつもの雰囲気と比べると、若干ではあるけど緊張感が漂う。

間もなく選手入場となり、いつもの歌で出迎える。


先日の大阪と比べると涼しく感じるが、今にも雨が振り出しそうな曇り空。7月の過去3戦と比べると、走りやすい環境だ。

と思ったが、両チームともかなり慎重な立ち上がりだった。

栃木ウーヴァは、攻撃に転じるとき、ほとんどの確率でFW若林をターゲットにロングボールを蹴ってきた。
そのセカンドボール奪取率は五分五分といったところ。傍から見れば、単調なペースで時計の針が進む。
声出しファンは、低調にならずに応援を繰り返す。天皇杯vs柏レイソル 以降は、楽しく応援する空気が「少しだけ」無くなっている。選手を励ますことに集中。

一方の攻撃は上松や田中貴大が、視野が広いプレーを展開するも、大きなチャンスは作れず。
前半はスコアレスで折り返す。


後半は、「浦安よりも勝ち点3を欲しいであろう」栃木ウーヴァの攻勢が強まる。カウンターのキレが増しているように感じた。
浦安がボールを奪っても、いい形で攻撃できない。

ロングボールの対応ミスから、「やられた!」と思う場面もあったが、本吉のスーパーセーブで事なきを得る(劇場型キーパーと思っていたが、今年は安定感も出てきた)。


浦安も攻撃的ポジションの選手を替えて、チャンスを作るも得点はできず。

このまま時間は経っていくが、両軍とも「リスクを大きく冒して攻撃」することはなかった。少ない手数でチャンスを作る場面があった以上は、守備陣形を崩してまで…という思惑が働いたのだろう。



両チームの選手は、できることを全うしたように思えたが、このまま試合終了。個人的に「満足はしていないけど、納得できる」結果に終わった。



試合後の応援席は、喜びもせず哀しむこともなく淡々としていた。

僅かだが、応援に疲れた空気はあった。



「残留争いから簡単に抜け出そう」と思わないほうがいい。と考えながら、帰路についた。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:19| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月30日

第三者から見た「大阪ダービー」※但し、声出し目線

明治安田生命Jリーグには、有名なダービーがいくつかある。

おれの住んでいる関東では、「さいたまダービー」がサッカーファンの間で知られている。

特に、大宮公園サッカー場(NACK5スタジアム)での試合は臨場感があり、TVで観ていても雰囲気は素晴らしい。


関東以外で有名なダービーといえば、静岡ダービーだろう。どちらの本拠地も球技場だが、熱狂的なサポーターが陣取るエリアは、ピッチから少し高さが離れている。

他に有名なのは、「大阪ダービー」だ。

特に吹田スタジアムは、1F席であればピッチが近く、なおかつ屋根もある。


このスタジアムで、両チームの応援を勉強したくなり、カテゴリー2のチケットを購入。(セレッソには悪いけど、試合中はずっとガンバを応援していた)



そして、キックオフ90分前にスタジアムへ到着。

両サイドの自由席へ入るゲートには長蛇の列。フラッグやタイコを持つサポーターもいて、選手のスタジアム入りに合わせて応援していたことが分かる。


スタジアムに入場した後は、両チームのサポーターをじっくり観察した。
昨年の vs浦和 以来となる吹田スタジアムで、テンションも上がった。

昨年の観戦記:吹田スタジアムには魔物が棲んでいる


ガンバは、公式グッズ以外の掲示物・フラッグが使用禁止となっている。
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対するセレッソはフラッグを大量に振って、ビジュアルでも後押ししようとする気概は感じられた。
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ただ、セレッソの応援が、試合前から飛ばし過ぎでは?と疑問に思った。ガンバ以上に声援が大きかった。

一方、ガンバの応援は、試合前から飛ばし過ぎなんて思わなかった。


その後、選手紹介のアナウンスで、ずば抜けた実力のある選手には、相手チームのサポーターから大ブーイングが飛ぶ。
お互いに、わかってらっしゃる。

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ここで、ガンバのコールリーダーが、メイン・バックのガンバサポに向かって、声&手拍子で選手を後押しするようトラメガで伝える。「スタジアム全体で一体感を持った応援をしたい」考えが分かる。

いい雰囲気になったところで、選手入場。

両チームサポーターのテンションが急上昇する。

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ガンバは、公式グッズ以外の掲示物・フラッグがない分、声援と手拍子が凄かった。

そして、キックオフ。

ダービーの雰囲気もあり、両チームとも出足が早い。球際の攻防が激しい。

昨年の vs浦和 を思い出させる。



前半はセレッソが優勢に進めていた。しかし、両チームの守備が光り、どちらも大きなチャンスはほとんどなし。スコアレスでハーフタイムに入る。


後半立ち上がり、ガンバ守備陣のミスもあり、セレッソの杉本が先制点をゲット。ガンバサポは10秒近く声が出ない。ショックの大きさが伝わる。

得点を取った杉本は、バック側のコーナーフラッグ近くで喜びを爆発させる。個人的に、この杉本の行動は「少しもったいない」と感じた。ビジター自由席の中心部へ駆け寄れば、セレッソサポのテンションはもっと上がったはず。


その後は五分五分の展開。ガンバのベンチは、アデミウソンを準備させていた。そのとき、追加点を狙った杉本のヘッドがバーを直撃。しかし、吹田スタジアムに「悲鳴や、変などよめき」は大して起きなかった。

昨年の観戦記にも書いたが、ガンバサポは「選手を後押しする」意味を分かっている。

そう思った直後。

サイドを走りまくっていた藤春のクロスから、ファンウィジョのヘッド炸裂。ガンバが同点に追いつく。

吹田スタジアムが大歓声に包まれる。ガンバサポのテンションが急上昇。


そして、アデミウソンを投入。ガンバは勝ち越しを狙う。

後半30分過ぎ、ガンバがCKのチャンスを得る。ガンバサポは、声援と手拍子の嵐で選手を後押しする。このとき、ホーム寄りのバックスタンドにいたが、おれの周りにも声援や手拍子を送る人が多い。セレッソの応援は、タイコの音がかすかに聞こえる程度だった。

何か起こる予感はあったが、三浦弦太がニアでドンピシャヘッド。GKのキム・ジンヒョンが反応できない完璧なゴールでガンバが勝ち越し。

このときの一体感は、おれの文章力では表現できない…


こうなると、ガンバの応援は「押せ押せ」モード。一方のセレッソの応援は、少しテンションが下がっているように思えた。

そんな空気の中、アデミウソンが決定的な追加点。セレッソサポは明らかに意気消沈。

ガンバのコールリーダーは、それに気づいていたか定かではないが、この場面で初めて↓のチャントを出す。



俺たちが 大阪さ 黒 俺らだけ


ガンバサポが、「誇らしげに」「堂々と」歌う様子が、この試合で1番印象に残ったシーンだ。


結局、このまま試合終了。吹田スタジアムで初開催となる大阪ダービーは、ガンバの勝利に終わった。


セレッソの応援が決して悪いとは思わなかったが、この日はガンバの応援が素晴らしかった。

「90分間、一体感を持って応援する」大切さを、改めて感じさせた一戦だった。

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posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 22:42| Comment(0) | その他J1J2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月23日

浦安SCのOBが大集合

JFLは、盛夏が続く中で連戦が続いている。

降格する可能性が高いブリオベッカ浦安が柏の葉に迎え撃つ相手は、空母ことFC大阪。勝ち点を取るカギは、「昨年のリーグ得点王」川西誠をはじめとする破壊力抜群の攻撃陣をいかに抑えるか。この1点だった。



両チームのファンが掲出したダンマクは以下のとおり。

FC大阪
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浦安(拡大)
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新監督就任3週間後、「柴田浦安」の横断幕が今日から登場。新監督に対する期待の高さが伺える。前監督の横断幕は…6年半で1回も作られなかった。つまり、そういうことだ。

試合前のアップ時や選手入場前に声出し隊は、(珍しく)応援の話や、試合で想定される展開について忌憚のない意見が交わされる。その意見で出た案は、試合中に実施されることになる。

声出し以外の客席を見ると、いつも以上に子どもたちが多い。夏休みに入ったからだろう。
他に、浦安SC(ブリオベッカ浦安)のOBが何人もスタンドにいた(おれが確認できただけで4人)。

そして、選手入場。

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浦安のスタメンは前節と変わらず。対するFC大阪のGKは永井文也
2011年の浦安JSC当時から昨年まで、浦安のGKだった選手。そして今年(金持ちの)FC大阪へ移籍。現在は正GKだ。

コイントスで勝った浦安は、前半で追い風になるようにエンドチェンジを要求する。

となると、GK永井は、声出し隊の近くのゴールを守ることになる。声出しは先ほど出た意見をもとに、永井を温かく出迎える。(誹謗中傷以外の)いろいろなことを言った気がするけど、派手なユニフォームにかけて「ピンクが似合う男前」という声援が飛んだときは、声出し隊の全員が笑った。そのキャッチフレーズは、現強化部長のはず…
そんな声援(?)に対して、永井は会釈してくれた。


そして、キックオフ。

相変わらず永井は浦安ファンに大人気。バックパスでボールを貰う度に、ブーイングではなく「危ない!」の大合唱(苦笑)を受けていた。

ピッチ全体に目を移すと、FC大阪は浦安の人数を掛けた守備に少し手を焼いている印象だった。秋葉、上松の前でFC大阪の選手がボールを受けても、その後をいい形で繋がせない。特に、川西誠は左ウィングから1列下がったところでプレーすることも多かった。

風上にエンドをとったこともあり浦安の守備はうまくハマっていたが、攻撃ではあまりいい形を作れない。ただ、FC大阪が浦安にロングスローを投げさせたくない守備をしていた。FC大阪から見てスローインに逃げたほうがいい場面も、無理に前線へロングボールを蹴るシーンが散見された。

どちらのチームも閉塞感が漂う中、浦安のウィングバック田中貴大がサイドを駆け上がる。マッチアップするのはFC大阪の舘野。「親友」のマッチアップだったが、田中貴大はマイナスの角度にパスを出す。PA内で南部が倒されてPK獲得。100%PKかといえば、そうではないが、いい形でボールが入ったのは事実。
個人的には、南部に蹴ってほしかったけど、キッカーは清水。浦安JSC時代からの主力同士がこんな形で対峙するとは…当時から浦安に携わっている方々の心中は察するに余り有る。

PK阻止率が異常なほど高い永井だったが、清水はボールを浮かせてキーパーの手が届きづらいところに蹴り込んだ。豪快にネットを揺らし浦安が先制。

エレクトリカルパレードが柏の葉で流れる。その直後、またも田中貴大がサイドを駆け上がり、ゴールライン近くからマイナスの角度にパスを出す。南部がボールを受けたが、角度はほとんどない。GK永井も間合いを詰めに来ている。と思ったら、右足ヒールでボールを転がす。永井は完全に裏をかかれ、再びゴールネットが揺れる。


大阪相手に2点リードを奪ったことで、客席のテンションは急上昇。エレクトリカルパレードも盛り上がる。声出し隊は意気上がったけど、おれは違うことを考えていた。「FC大阪が嫌がることを徹底してほしい。相手に攻撃するスペースを与えないでほしい」

2点目以降の前半は、浦安のウィングバックが高い位置を取ることも多かったが、スコアは2-0のまま前半終了。

ハーフタイムの応援席は、浮かれた気分が全く無かった。いつもよりは緊張感があった。
後半開始直前、ロッカーアウトが遅れた浦安の選手たちを見て、リーダーが一言

「ピッチにいる選手の中で、ブリオベッカ時代しか知らない選手は何人だろう?」
リーダーの頭の中で、いろいろな出来事が交錯していることを伺わせた。


後半からエンドが代わり、FC大阪が風上にエンドを取る。当然、攻撃の圧力は高まる。

浦安は守りに集中する。ボールを奪ったら、少ない人数で攻める(そういう指示があったかもしれない)。

しかし、バックパスのパスミスもあり、いい形にはならない。浦安は1枚目の交代で清水→坂谷のカードを切ったが、坂谷がカウンターできる機会は、かなり少なかった。

GK本吉が何とかセーブする場面も目立ち始めたが、浦安は攻撃する機会を伺っていた。

そんな中、大阪が自陣からのフリーキックを得る。浦安はいささか攻撃のことを考えているように感じた。そんな中、ボールを繋がれて、PA外から川西が豪快なミドル。角度はやや左で20m以上あったが、本吉でも止められない。大阪が1点を返す。川西のシュートは素晴らしかった。J2チームのエースストライカーでも、決められない選手がいるだろう。とはいえ、浦安に油断があったのは事実。


このゴール以降、ますますFC大阪の攻勢が強まる。浦安の柴田監督は、後半20分過ぎに交代枠を使い切る。前線3枚をすべて代えた。

前線の3人はチェイスをかけ続けていたが、FC大阪からボールを奪えない。とにかく必死に守る。その中でも、富塚が特によかった。流れの中から川西に決定機を与えなかった。

FC大阪もフィジカルが非常に強い塚田を投入するなど猛反撃を見せる。CKは何本与えたか分からないくらい多かったが、浦安はなんとか凌ぐ。
試合が終盤に差し掛かるころ、本吉がキレキレの動きを見せる。浦安時代の永井の過去最高を上回ると言っても大げさではない。絶好調だったときの中島級の活躍ぶりだ。


浦安は意思統一してとにかく守る。

ピンチは何回あったか分からない。「やられた!」と思ったことも1回や2回ではない。
それでも、1点リードで後半ロスタイムを迎える。

ロスタイムの3分は、全員が最後の力を出して走り切り、決定機を与えない。


このまま試合終了。

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ブリオベッカ浦安が久しぶりの勝利を挙げた。ホイッスルが鳴ったとき、柴田監督を注視していたが、右手で力強く拳を握ったのみ。トップチームの監督として、大きな初勝利でも、子どものようにはしゃぐことはなかった。

以下、浦安ファンの試合レポート(リンク)

歓喜と追憶の90分(ベか舟と矢切の渡しとサッカーと)

5回目の出撃にして空母初撃破 浦安 VS 大阪(青白サポの観戦日記)



当然、浦安ファンはハイテンション。声出し隊は、ハイテンションの中に、少しだけ安堵感があった。

そして、ラインダンス(柏の葉では初めて)。みんないい笑顔だ。


柴田監督へのインタビューが行われたあと、清水と南部のヒーローインタビュー。苦しいチーム状況でも、悲壮感がなかったところは心強い。




この直後、非常に残念な出来事が起こる。

引き上げていた選手にインタビューするため、チーム関係者が「場内のマイクで選手を呼び捨て」にしたこと。

さすがのおれも「選手を呼び捨てにするんじゃねーよ!」と客席から叫んだ。

現場が結果を出しても、チーム関係者が「選手や関係者、ファンに対して失礼な行動・言動」をすれば、観客は増えないだろう。まして、ジュニアチームが原点で「規律や礼儀に厳しい」チーム方針なのに…

いっそのこと、ヒーローインタビューはスクール生が行うことも1つの手だろう。



勝利した試合なので、下のツイートでごまかしてみる。






この試合は、数年前の浦安オールスターの様相だった。活躍した選手、ベンチ入りした選手、相手の選手、客席から見届けた選手etc.

こういった選手たちの活躍があったからこそ、JFLで試合することができる。
個人的に残留したい思いが強まったところで、選手によるお見送りタイムの前に柏の葉を離れ、




流経大ドラゴンズ龍ケ崎vsヴァンラーレ八戸の試合が行われている、
龍ケ崎へ。

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高速道路を使って、後半開始前に到着。

キックオフ直前の円陣が解かれたところで、八戸応援席に乱入!
(台本は全くなかったけど)八戸サポに温かく迎え入れてもらう。八戸にとっては、昇格に向けて絶大なるアシストをしてくれた認識があるのだろう(うち1人は、土下座をするフリまでしてくれた)。


おれは、残留に向けて必死になっているだけ。ピッチ上では、浦安で大活躍した選手もいる。ドラゴンズには悪いが、おれは八戸を応援した。
ドラゴンズもヴァンラーレも決定機はいくつもあったが、結局はスコアレスドロー。


八戸応援席は、何とも言えない空気が漂っていた。
それでも、おれたち(2人だけど)が八戸サポにあいさつして客席を離れるとき、




「ブリオ ベッカ ウ ラ ヤ ス!!!」の大合唱が自然発生した。さすがのおれも戸惑った。




…いろいろな感情が湧き出た1日だった。

posted by 東スポ(東小岩スポーツ) at 15:59| Comment(0) | ブリオベッカ浦安(JFL) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする